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Freshwater Goby Museum BBS




Freshwater Goby Museum の写真掲示板です。皆さんの撮影されたハゼやいろんな生き物の写真と一緒に、あるいは添付なしでもかまいません。気軽に投稿してください。画像はクリックして拡大できます。


Please show your pictures and shall we talk about gobies in the world !!
But...The author Taro's English is very poor...



※添付ファイルのサイズは 100KB 以内、画像にお絵かきをしてから投稿される場合は投稿画面の「お絵かき」を始めにクリックしてから画像を参照してください。


 
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  明けましておめでとうございます。  たろう [URL] 2020/01/09(木) 02:39 
  今年はボウズハゼに注目してます。  たろう [URL] 2018/08/09(木) 02:12 
今年はボウズハゼに注目してます。その2  たろう [URL]2018/08/09(木) 02:24 
Re:今年はボウズハゼに注目してます。その2  おでっせい2018/08/09(木) 20:28 
Re:今年はボウズハゼに注目してます。  たろう2018/08/18(土) 10:09 
  タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい 2018/07/29(日) 18:16 
AタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:18 
BタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:23 
CタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:26 
DタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:27 
EタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:29 
FタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:30 
GタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:33 
HタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:34 
IタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:36 
JタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:39 
KタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:40 
LタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:41 
NタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:44 
OタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/07/29(日) 18:49 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  たろう [URL]2018/08/02(木) 02:39 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/06(月) 23:52 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/06(月) 23:56 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/07(火) 00:03 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/07(火) 00:08 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/07(火) 00:15 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/07(火) 00:17 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/07(火) 00:19 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/07(火) 00:25 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/07(火) 00:26 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  おでっせい2018/08/07(火) 00:37 
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  たろう [URL]2018/08/09(木) 01:44 
  二度目のバリ島  活士 2017/10/04(水) 21:08 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:09 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:10 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:11 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:16 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:17 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:20 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:21 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:29 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:31 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/04(水) 21:36 
Re:二度目のバリ島  たろう [URL]2017/10/07(土) 02:38 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/07(土) 23:37 
Re:二度目のバリ島  たろう [URL]2017/10/17(火) 23:11 
Re:二度目のバリ島  活士2017/10/26(木) 22:44 
Re:二度目のバリ島  おでっせい2017/10/28(土) 23:50 
Re:二度目のバリ島  活士2017/11/03(金) 21:15 
Re:二度目のバリ島  おでっせい2017/11/04(土) 00:47 
Re:二度目のバリ島  たろう [URL]2017/11/06(月) 20:40 
  東京のヨシノボリ  Biwayoshi 2017/07/21(金) 20:49 
Re:東京のヨシノボリ  たろう [URL]2017/08/02(水) 00:40 
Re:東京のヨシノボリ  Biwayoshi2017/08/03(木) 23:15 
Re:東京のヨシノボリ  たろう [URL]2017/08/10(木) 01:07 
Re:東京のヨシノボリ  Biwayoshi2017/08/10(木) 21:48 
  西表島のヨシノボリ  Biwayoshi 2017/07/06(木) 20:01 
Re:西表島のヨシノボリ  Biwayoshi2017/07/06(木) 20:05 
Re:西表島のヨシノボリ  Biwayoshi2017/07/06(木) 20:11 
Re:西表島のヨシノボリ  Biwayoshi2017/07/06(木) 20:14 
Re:西表島のヨシノボリ  たろう [URL]2017/07/09(日) 03:08 
Re:西表島のヨシノボリ  Biwayoshi2017/07/09(日) 22:46 
Re:西表島のヨシノボリ  たろう [URL]2017/07/14(金) 02:52 
Re:西表島のヨシノボリ  Biwayoshi2017/07/14(金) 10:09 






[ 返信 引用 一覧 ]
明けましておめでとうございます。
   投稿者: たろう [URL]    
2020/01/09(木) 02:39
No. 4659
 
  .jpg / 48.8KB 大変久しぶりの投稿となりますが、、、
ご覧いただいている皆さま、
明けましておめでとうございます。

昨年は身内の行事でハワイに行く用事があり、
せっかくなのでボウズハゼ観察をと思い、少し時間をもらって川に行きました。
ハワイは野生生物保護がしっかりしていて、私自身初めてですが届け出を行って採集しました。
日本のボウズハゼと同じ属のSicyopterus stimpsoniという魚です。
この写真だと分かりづらいですが、左側がメス、右が若いオスです。
オスは第1背びれの後ろの方に黒色斑があります。

開発の進んでいるオアフ島ですが、遭遇できてうれしかったです。
ハワイには環境の良いところだとヨロイボウズハゼの仲間もいるのですが、これには出会えませんでした。。。

私自身、全然投稿できていませんが、共有したいネタがあれば投稿いただければと思います。
また、メインサイトがサーバ運営会社のサービス終了でダウンしてしまい、最新データの洗い出しと別サービスへの移行ができていません。。。
ちょっとまとまった時間をかけないとできなそうなのですが、
ちゃんと移行できたらお知らせしたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

 





[ 返信 引用 一覧 ]
今年はボウズハゼに注目してます。
   投稿者: たろう [URL]    
2018/08/09(木) 02:12
No. 4655
 
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 176.1KB ) どうも、こんばんは〜。

おでっせいさんのタヒチの写真に便乗して近況報告を1つ。
今年は、とあるきっかけでボウズハゼをちゃんと観察しようと思って、
採集してきて飼い始めました。

体色の鮮やかな小型ボウズハゼ類を飼育、観察するうえでいっしょにボウズハゼも飼っていたことは何度かありますが、ボウズハゼ(日本禿頭鯊)を水槽の主役として飼育するのは実は初めてです。
オス2匹とメス4匹、闘争が激化するなどして水面付近に追いやられるような個体が出てきたら何匹か別の水槽に移そうと思っていましたが、案外うまくやってくれているみたいです。

写真の個体は若いオスです。背びれが大きくて、改めてみるとかっこいい魚です。

 
今年はボウズハゼに注目してます。その2  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2018/08/09(木) 02:24  No.4656
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 153.7KB ) それで、ボウズハゼはただ飼っていたことはあるものの、生態の観察的なことはしてこなかったので、改めてちゃんと観察してみようと思ったわけです。

そもそも普通に飼っているうちに痩せてしまって死なせてしまった個体や、どうしてもエサに慣れてくれなかった個体なども過去にいたので、正直自信はない状態で採集してきました。
しかし、最初に捕ってきた個体が繁殖期で抱卵したメスだったせいか水槽に入れた次の日から、拍子抜けするくらいもりもりエサを食べてくれて、ほかの個体もいまのところうまく飼育できています。

ちゃんと飼うからには、当然ながら一番の目標は繁殖行動の観察で、
普通に飼っていてもなかなか抱卵しない魚なので、繁殖期で抱卵した個体を採集してきて、痩せないように飼育するというのが作戦だったので、その点では当たりでした。

ただ、やはり簡単には見られなさそうで、そうこうしているうちに今年の繁殖期は終わってしまいそうな雰囲気もしてきました。。。
写真は、ただの闘争か、若干求愛の気持ちが含まれていたのか、オスがメスに対して体を誇示するような行動が一瞬見られたので慌ててスマホで撮ったものです。ガラスの反射なども写り込んでいますが、こんな行動の頻度が増していくといいなあと思っているのですが。。。

面白い行動などを目撃出来たら、この掲示板でもお知らせしようと思っています〜。

たろうより
Re:今年はボウズハゼに注目してます。その2  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(21,086平方メートル)  ..2018/08/09(木) 20:28  No.4657
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 60.5KB ) こんばんわ〜

私の水槽にも1匹ボウズハゼが生き残っています。
2011年1月にマッチ棒のような小さなサイズでやってきました。

今は大きくなって赤虫をモリモリ食べてます。
18平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:今年はボウズハゼに注目してます。  返信 引用
  投稿者: たろう    ..2018/08/18(土) 10:09  No.4658
  どうも、こんにちは〜。

ボウズハゼ、2011年からですか!
長生きですねー!
赤虫に慣れてくれると安心ですよね。
個体差か、海から上がった川の環境によるのか、
慣れてくれずに痩せていってしまう個体もいたりするんですよねー。





[ 返信 引用 一覧 ]
タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans
   投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,712平方メートル)  
2018/07/29(日) 18:16
No. 4628
 
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 123.1KB ) お久しぶりです。
実は7月初旬にタヒチへ1週間ほど行っていました。

名前は昔から出回っているのに映像情報が少なかったStiphodon elegansの写真をたんと撮ってきました。

まずはStiphodon elegans オスです。

13平方メートル のエサ場を確保しました。
 
AタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,712平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:18  No.4629
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 90.1KB ) Stiphodon elegans メスです。
BタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,727平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:23  No.4630
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 95.1KB ) 行ってみて驚いたのは、オスの婚姻色には、
(A)黒タイプ、(b)赤タイプの2種類あるようです。

赤タイプのオスです。
ざっくり印象でオスの内 1/50匹位でしょうか。
15平方メートル のエサ場を確保しました。
CタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,763平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:26  No.4631
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 105.5KB ) とにかくすごい生息密度で色々なバリエーションが見れました。

中間的なオス、まだ若いのかな。
Lucky !!  36平方メートル のエサ場を確保しました。
DタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,763平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:27  No.4632
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 120.2KB ) オスです。
EタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,763平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:29  No.4633
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 153.0KB ) こちらもオスの3匹バトルです。
FタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,763平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:30  No.4634
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 127.1KB ) これもオスでしょうかね。
GタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,773平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:33  No.4635
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 117.2KB ) メスにもバリエーションがあるのかな。
背鰭の赤色が無い個体も居ます。
10平方メートル のエサ場を確保しました。
HタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,773平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:34  No.4636
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 133.8KB ) 模様の薄いメスです。
IタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,773平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:36  No.4637
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 128.3KB ) これもメスかな?
JタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,788平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:39  No.4638
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 121.7KB ) ここからは、Sicyopterus pugnansです。
オスの婚姻色は青タイプとオレンジの2型です。
ウヨウヨ居るので川の中は極めてカラフルです。
15平方メートル のエサ場を確保しました。
KタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,788平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:40  No.4639
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 115.5KB ) 所々、お花畑のようになっています。
LタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,788平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:41  No.4640
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 151.1KB ) オレンジタイプです。
NタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,804平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:44  No.4641
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 111.6KB ) ルリボウズハゼも沢山いました。
しかも逃げない。
タヒチの川では、魚もエビもあまり逃げません。
メスに求愛中のオスです。
16平方メートル のエサ場を確保しました。
OタヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,859平方メートル)  ..2018/07/29(日) 18:49  No.4642
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 112.2KB ) オオウナギの巨大さには驚きました。

動画も6本ほどYoutubeへアップしてあります。
よろしければ、以下のURLからご覧ください。

Stiphodon elegans in Tahiti 01 タヒチの川のナンヨウボウズ属
https://youtu.be/nUKTJ9--Etk

Stiphodon elegans in Tahiti 02 (Stiphodon elegans male fights)
https://youtu.be/UhiJkagUVLQ

Stiphodon elegans in Tahiti 03 (Red S.elegans & eel)
https://youtu.be/OS2RfaikHuM

Sicyopterus pugnans in Tahiti 01 (Two types of marriage color, orange and blue) 2018.07
https://youtu.be/UAg67XRWAI8

Sicyopterus pugnans in Tahiti 02 (Male fights)
https://youtu.be/vD-1RKLArZs

Sicyopterus lagocephalus in Tahiti (Male is appealing to a female)
https://youtu.be/MHUL8TS0awM
55平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2018/08/02(木) 02:39  No.4643
  どうも、こんばんは〜。
お久しぶりです!

タヒチのS.elegansを見て来られましたかー!
自分もいつか見てみたいと思っているStiphodonのTOP3に入る魚で、とてもうらやましいです〜。
おでっせいさんがいつか自分より先に行かれると思っていました〜。

S.elegansは数枚の写真しか見たことがありませんでしたが、
赤もいるとは驚きですね!
ヒスイボウズハゼもそうですが、赤と青の割合も不思議ですよね。
サイパンでナンヨウボウズハゼを見ましたが、ネットで見られる写真も含めて、日本以外では青型が多数を占めるらしいと思ってちょっと不思議だなぁと思っているのですが、謎ですね。

それと、タヒチにはナンヨウボウズハゼ属は1種だけなんですかね。
もっとも、高密度なのでほとんどS.elegansなのは間違いなさそうですね。

Sicyopterus pugnans もきれいですね〜。
ちょっと気になったのですが、
メスがものすごく少なくないですか?
写真と映像を拝見する限りではオレンジの方が背びれが短めな気もして、色が地味な個体はルリボウズで、オレンジはS.pugnansのメスなのかなとも思ったのですが、そうでもないでしょうか。

最後のルリボウズも、地味な方も形態としては背びれの長さや体の側面が水色を帯びていること、動画の方で一瞬宙に浮いた時の背びれと尻びれの形や模様などからこれもオスだと思うのですが、幼魚っぽいのは写っていますが、メスの成魚が少ないな〜という印象を受けました。

あちらのハゼたちは逃げないですよね。
ニューカレドニアのルリボウズも、平瀬で水面の上から見つけてヨシノボリのように採集できて驚きましたが、拝見する限りタヒチはもっとですね。
先週沖縄島に行っていて、滝つぼでオオウナギを見つけて、大きさのあまり怖く感じてちょっと離れたら向こうも逃げていきましたが、
タヒチのオオウナギは微動だにしないですね!

自分もいつか行きたいと思う場所が当面はたまっていく一方ですが、
おでっせいさんの写真と動画は刺激が強いですね〜(笑)
次はどこを狙われてますか〜(笑)

たろうより
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,880平方メートル)  ..2018/08/06(月) 23:52  No.4644
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 121.6KB ) こんばんわ〜

>オレンジはS.pugnansのメスなのかなとも思ったのですが、そうでもないでしょうか。

S.pugnansのオス・メスの識別方法は良く分かりません。
単純に青がオス、オレンジがメスでもないような...

この写真の立派な背鰭のオレンジの個体は???
21平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,896平方メートル)  ..2018/08/06(月) 23:56  No.4645
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 113.8KB ) 色が青かオレンジ化ではなく、ボディ後半の黒い帯斑があるのがオス?無いのがメス? なのかもしれません。

現在、大御所様に問い合わせ中です。
16平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,914平方メートル)  ..2018/08/07(火) 00:03  No.4646
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 133.6KB ) >最後のルリボウズも、地味な方も形態としては背びれの長さや体の側面が水色を帯びていること、動画の方で一瞬宙に浮いた時の背びれと尻びれの形や模様などからこれもオスだと思うのですが

おっ! けっこう真剣に求愛ダンスしてましたが、最近よく耳にするLGBTでしょうか。
確かに背鰭はけっこう立派ですね。
18平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,953平方メートル)  ..2018/08/07(火) 00:08  No.4647
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 130.3KB ) タヒチのルリボウズのメスには、体色がオレンジの個体も居るようです。
写真の個体は、ルリボウズのメスではないかと思っています。
Lucky !!  39平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,953平方メートル)  ..2018/08/07(火) 00:15  No.4648
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 126.0KB ) ミナミハゼの仲間、Awaous ocellarisですでしょうか。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,953平方メートル)  ..2018/08/07(火) 00:17  No.4649
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 125.9KB ) カワアナゴの仲間、Eleotris fuscaでしょうか。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,953平方メートル)  ..2018/08/07(火) 00:19  No.4650
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 92.2KB ) ユゴイの仲間、Kuhlia maloでしょうか。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,962平方メートル)  ..2018/08/07(火) 00:25  No.4651
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 106.9KB ) ウナギの仲間、タヒチには3種類 (Anguilla megastoma,Anguilla marmorata,Anguilla obscura)生息している模様です。

長さ1m以上、直径10cm以上の巨大な奴が沢山居ます。
9平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,962平方メートル)  ..2018/08/07(火) 00:26  No.4652
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 159.9KB ) 川の様子はこんな感じです。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(21,068平方メートル)  ..2018/08/07(火) 00:37  No.4653
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 136.0KB ) タヒチは火山島で、山は結構高くて上流部のには広大なボール状の谷が水を集めています。

実は川には2日行きました。
以下は1日目のエピソードです。

曇りで雨が降りそうな天気の下、撮影しながら川を遡上していくと川沿いの住民がにこやかに手を振ってくれます。
ところがそのうち一人の若い女性が私に何か叫んでいる(フランス語で)。
こっちに来いと手招きされたので近くへ行くと、上流方向と川を指さして真剣に何か訴えている様子(フランス語で)。
「フランス語分からない」と英語で答えると「英語は話せるのか?」と、「英語は少し話せる」と答えると、家の中から別の女性を呼んで来て英語に翻訳してくれました。
要約すると、
「上流の山が雨雲で覆われていて、上流で大雨が降るかもしれない。
上流で大雨が降ると、この川は急に増水してとても危険です。
なので、あなたはこれ以上川にいてはいけない」

事情が呑み込めたので直ぐに川から上がると、
「着替える場所もタオルもあるから使って」と言われ
あげくの果てにホテルまで車で送って頂きました。
その日は、前線が通過して夕方からスコールとなりました。

写真は2日目の上流方向の写真です。
2日目は天気が安定していましたが、1日目は山が黒い雲で覆われていました。
106平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:タヒチのStiphodon elegansとSicyopterus pugnans  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2018/08/09(木) 01:44  No.4654
  どうも、こんばんは〜。

なるほどー、たしかにオレンジがメスということでもないみたいですね。
ボウズハゼ属は、メスは尻びれに黒い線がくっきりと出る種が多いと思っているのですが、No.4645の個体とかは背びれもある程度長そうで微妙ですね。。。

No.4647のオレンジのメスは面白い個体ですね。
尾びれの黒線の内側でなく外側にオレンジ色が出ているのと、体色がオレンジなのはSicyopterus pugnansのメスっぽいですが、この種のメスならばもうちょっと第1背びれが長く伸びそうな気もしますね。んー、分からんですねー。

ミナミハゼの仲間とカワアナゴの仲間は分布の広さがすごいですよね。ボウズハゼ類の派手さで目がマヒしてしまって、日本のとどんな形態的な違いがあるかとか全然分からないですね。
ユゴイはかろうじて尾びれの模様がオオクチユゴイではないな、ぐらいは分かりますが。。。

オオウナギはもともとある程度日中も活動するイメージがありますが、こんなに近くにいるとちょっと怖いですね。でも近くを這っているのは見たいですね。

上流のボール状の谷と聞くと、沖縄の某河川を思い出しますが、急な雨の時はもちろん、
泳げない私としてはちょっと足がつかないだけですごく怖かった記憶が蘇ります。。。

地元の方のアドバイスは親切で感動しますね。
私はそこまでアドバイスに救われた経験はないですが、
沖縄で色のきれいなナンヨウボウズハゼやヨシノボリを見た方が、「おお、グッピーか、いっぱいいるだろ?」とおっしゃっていたことや、
路線バスの運転手さんが、沖縄に昔はトウギョがいたことを教えてくださったこと、
河口でフグの子供を見つけると手で握って膨らませて川に投げて、浮かんで流れていくから面白いと言って遊んでいた子供たちなどが印象に残っています。

素敵なエピソードで、忘れられない良い思い出になりますね!





[ 返信 引用 一覧 ]
二度目のバリ島
   投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(233平方メートル)  
2017/10/04(水) 21:08
No. 4609
 
  クリックで拡大表示 ( .jpg / 132.5KB ) こんばんは。先日再びバリ島へ行ってきました。
前回同様様々なボウズハゼに出会えたので投稿させていただきます。
まずはおなじみコンテリボウズハゼ。
やはりネット上でよくみるコンテリボウズハゼとは違った雰囲気を持っていて、不思議な魚です。

16平方メートル のエサ場を確保しました。
 
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(233平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:09  No.4610
  JPEG画像(135.5KB)
別の角度から。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(233平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:10  No.4611
  JPEG画像(130.9KB)
アップで撮ってみました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(233平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:11  No.4612
  JPEG画像(145.5KB)
何かの♀。ヨロイボウズハゼでしょうか・・・?
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(243平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:16  No.4613
  JPEG画像(145.9KB)
ヨロイボウズハゼの♂です。Lentipes whittenorum・・・?
10平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(243平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:17  No.4614
  JPEG画像(129.7KB)
別個体です。微妙な画像で申し訳ないです(汗
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(226平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:20  No.4615
  JPEG画像(149.4KB)
こちらが謎のボウズハゼ。FishBaseで判断するとSicyopus rubicundusかとおもうのですが、前回のバリ島でこのボウズハゼが苔を食べてるところを目撃しています。
アカボウズハゼが苔を食うとは聞いたことがないので、もしかしたらヨロイボウズハゼなのでしょうか?
17平方メートル のエサ場を奪われてしまいました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(226平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:21  No.4616
  JPEG画像(147.2KB)
別の角度から。結構大きかったです。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(235平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:29  No.4617
  JPEG画像(143.2KB)
こちらが今回の大本命、Sicyopus cebuensisです。前回のバリ島で目撃だけして全く手が届かなかったものをリベンジを果たすことができました。感無量でございます
9平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..アヤヨシノボリ級(235平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:31  No.4618
  JPEG画像(145.7KB)
採集直後のものです。最高にかっこいいですね・・・。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..コンテリボウズ級(255平方メートル)  ..2017/10/04(水) 21:36  No.4619
  JPEG画像(137.3KB)
一緒に写っているのはRasbora baliensisというラスボラの1種とのことです。
以上です。他にも下流域で背びれが赤いヒナハゼやヨウジウオ、メダカの1種(アプロケイルス?)と戯れたりでバリ島の素晴らしさを確認しました
20平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2017/10/07(土) 02:38  No.4620
  どうも、こんばんは〜。

バリ島、とてもうらやましいです!
そして、いろんなボウズハゼ類に会われましたね〜!
コンテりボウズハゼ風な個体は、やはり背びれが大きい気がしますし、
背びれの点列模様の入り方もちょっと違う感じがしますね。
とても気になります。

Lentipes属の魚は区別が難しいですよね。バリ島にも複数種いるようですし。
個人的には、胸びれ基底部の黒い斑紋のある個体はLentipes kaaeaではないかなと思っています。

謎のボウズハゼは、リップスティックゴビーと呼ばれる魚にかなり似ていますね、これがバリにいるとは知りませんでした!
観賞魚店で売られていたものを飼っていたことがありますが、たしかに大きめの魚ですよね。
行動的にはアカボウズハゼよりもカエルハゼに近い動きをしていた記憶があります。

http://www17.tok2.com/home2/tarogoby/zukan/zukan_idn_kaeru.html
http://www17.tok2.com/home2/tarogoby/b_rip.html

そして、セブエンシス(ヒノコロモボウズハゼ)がいましたか〜!
これは僕は実物を見たことがなくて、とてもうらやましいです。
ウロコの色がきれいでかっこいい魚ですね!

これらの魚たちはどれも同所的にいるのでしょうか?
個人的には背びれが赤いヒナハゼというのも相当気になります。。。

いやあ、バリ島はいいですね!僕もまた行きたいです!
今はちょっと火山が心配ですが。。。

楽しい写真をたくさんありがとうございました〜♪♪




Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..ルリボウズ級(434平方メートル)  ..2017/10/07(土) 23:37  No.4621
  返信ありがとうございます!

これらのボウズハゼはほとんど同じエリアで見つけて、それぞれ流れの速さによって棲み分けをしてる感じでした。
速い順にヨロイボウズハゼ>コンテリボウズハゼ≧ヒノコロモボウズハゼ>謎ボウズハゼといった感じです。
前回見つけたニジイロ系のナンヨウボウズハゼはもっと流れがゆるいところで発見できたのですが、今回は見つけられませんでした。

コンテリボウズハゼは、海外の図鑑によるとバリ島のコンテリとして紹介されているようですが、もっと研究が進めば別種として分類されそうな雰囲気がありますよね。
採集直後の輝きは紺輝というより渋い金色っぽい輝きがあって、個人的にはこっちのコンテリのほうがかっこよくて好きです。

ヨロイボウズハゼは、おでっせいさんがYoutubeに投稿されているバリ島の動画に映る白い背びれのヨロイボウズハゼと同種だとは思いますが、情報が少なくて難しいですね。

謎ボウズハゼは色々と画像検索して見ると、リップスティックゴビーに似たアカボウズハゼが複数種いるようなイメージがあるので、その1種なのかな、と思います。このボウズハゼは唇が分厚くて、苔食が可能にみえる顔つきで不思議なボウズハゼです。

ヒノコロモボウズハゼは結構な密度で生息していて、今回の遠征では最もよく見かけたボウズハゼとなりました。採集したエリアは直線距離だけで10km近くあって、沖縄の小河川のような環境に生息する魚というイメージが崩されました。

赤い背びれのヒナハゼは別の河川の、ほとんど中流環境のまま海へと流れるという典型的な河川で見つけました。日本のヒナハゼと比べてスマートな体型で、体の石松模様はそのままに第一背びれが濃いオレンジか赤に色づくというなかなか綺麗なヒナハゼでした。

バリ島はちょうど僕が滞在している間にアグン山が噴煙をあげて、火山周辺の一部地域に避難勧告が出ていました。もしかしたら空港が閉鎖されて帰国できなくなっていたかもしれません。。。

こうして書き込んでいるともう一度バリ島へ行きたくなってきますね(笑)また遠征先でハゼを採集できたらここへ投稿させていただきますね!
179平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2017/10/17(火) 23:11  No.4622
  どうも、こんばんはー。

仕事で海外に行っていて返信が遅れました、大変失礼いたしました。

謎ボウズハゼが流れの緩いところにいるのは意外ですね。
ヨシノボリもボウズハゼ類も、例外はありますが、背びれ(特に第2背びれ)が小さい種類は流れが速いところを好む傾向があると思っていて、それはおそらく流れの抵抗と関係しているのではと思っているのですが、
飼っていた個体も、ネットの写真を見ても、リップスティックゴビーは非常に背びれが小さいんですよね。分からないものです。

コンテリボウズハゼは、求愛時のピークの体色が気になりますね。
また、普通のコンテリボウズハゼとメスの形態には違いがあるのかも気になります。

ヒナハゼも興味深いですね。
南半球でも日本とよく似たヒナハゼを見たことがあるので、種の間での形態のバリエーションが少ない仲間(属)なのかなと思ってました。でもタスキヒナハゼみたいな魚もいるから、変わったものがいてもおかしくないですよね。

バリは自分もまたいつか行きたい島です。
ボウズハゼに興味をもつと、半端な遠さではあまり日本と変わらないので、旅費が辛いですよね(笑)
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..ルリボウズ級(479平方メートル)  ..2017/10/26(木) 22:44  No.4623
  こんばんは。お忙しい中返信ありがとうございます。
仕事で海外で、採集する時間が取りにくいのは辛そうですね(笑)

流れによる棲み分けといっても、そこまで明確に分けられているような感じではなかったですね。
おそらくは食性の違いでの棲み分けが大きいのかな、とも思いました。
しかし、流れの中心の最も流れが速いところではルリボウズハゼに近いSicyopterus属が生息しているようでした。

ヒナハゼは、僕の友人がバリ島でRedigobius leveriというヒナハゼを見つけていますね。僕が見つけたのは Redigobius chrysosomaというヒナハゼに似ている気がします。どの種も小さくて丸っこいのはほぼ共通しているようですが、体の模様、鰭に色々バリエーションがあって面白いグループです。

今一番行きたいところはニューカレドニアですね(笑)パプアニューギニアなども捨てがたいです。お金と時間が足りない。。。
45平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,674平方メートル)  ..2017/10/28(土) 23:50  No.4624
  活士さん、こんばんは〜、お久しぶりです。
遅レスですいません。

いいですね〜、またバリ島に行かれましたか。
ヒノコロモボウズハゼにも出会えましたかー。
また見たいなー。

バリ島は、あちこちの川をめぐったにもかかわらず、まともに撮影できたのは1ヶ所だけだったので結構心残りです。

今年は、海外遠征行かなかったので来年こそわっ。
私が行きたい所は、タヒチ、パラワン、スマトラ、ベトナム辺りです。
Lucky !!  84平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: 活士  ..ルリボウズ級(519平方メートル)  ..2017/11/03(金) 21:15  No.4625
  おでっせいさんこんばんは。ご無沙汰しています。

画像のボウズハゼを見つけたのは、おでっせいさんの動画の
https://www.youtube.com/watch?v=dNvnu_J_jPY
この川と同じ川かと思います。2月と9月に行きましたが、多少の濁りはありましたが水中撮影は可能だろうと思います。
行くならぜひ乾季に行きたいですが、乾季のバリ島は旅費がかさむのがつらいですね。。。

タヒチは僕も気になっていますが、気にするだけならタダですね。
タヒチにもボウズハゼ類は生息しているのですか?
40平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: おでっせい  ..☆超・常連様☆(20,699平方メートル)  ..2017/11/04(土) 00:47  No.4626
  活士さん、こんばんわ〜

バリ島は、年に4回も米が収穫できるとのことで、常にどこかの田んぼが代掻き状態なので、下流は常時濁りが入っていると認識しました。

ニューカレドニアには、Stiphodon sapphirinus が居るようですね。
http://viesdodouce.com/Stiphodon_sapphirinus.html

タヒチには、Stiphodon elegans が居ます。是非とも見たいボウズです。
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/coe/action/newsletter/05/newsl10.html
25平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:二度目のバリ島  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2017/11/06(月) 20:40  No.4627
  どうも、こんばんはー。

南半球の島々は何度でも行きたくなりますねー。
僕もS.elegans は一度は見てみたいです。
前田さんのこの写真は強烈過ぎて脳裏に焼き付いて離れませんね。

個人的にはバヌアツも結構気になってたり。。。
Akihito属って、どんな仲間なんだろう、って思ってから早●年。。。

ほんと、時間とお金が足りません。。。





[ 返信 引用 一覧 ]
東京のヨシノボリ
   投稿者: Biwayoshi  ..ナンヨウボウズ級(109平方メートル)  
2017/07/21(金) 20:49
No. 4604
 
  JPEG画像(43.6KB)
お言葉に甘えてまた投稿します。

今回は東京都の某水系で採集したヨシノボリになります。
採集河川では外来のカワヨシノボリが大量に定着しており、在来(?)と思われるようなトウヨシノボリ系の個体は本当にわずかです。

そんな中で写真のものがとれまして、個人的には琵琶湖らへんの輩(琵琶湖橙色型)では、と思っています。

明らかに他の在来トウヨシノボリ系、東日本型でしょうか、とは違う雰囲気ですので、外来なのは間違いないと思っていますが、琵琶湖以外の橙色型の可能性も一応… ということで(?)またご意見を聞かせていただきたいです。

皆様よろしくお願いします。

5平方メートル のエサ場を確保しました。
 
Re:東京のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2017/08/02(水) 00:40  No.4605
  どうも、こんばんは〜。
お返事が大変遅くてすみません。。。

カワヨシノボリかそれに近いヨシノボリの首都圏での定着ぶりはすごいですよね。
あまりに多いので、トウヨシノボリ類が混在している可能性を全然考えていませんでした。。。

で、写真の個体、体色の出方が淡い状態なので難しいですが、おっしゃるとおり、雰囲気から、頬の斑点の入り方、鋭く伸びる背びれの形など、西日本のトウヨシノボリとの交雑をうかがわせるものがありますね。

逆に在来らしさがどこかにあるのかというと、個人的には、体色の淡い状態にもかかわらず、
腹部の側面の黒い点列の間にも橙色が見えるあたりは、もしかしたら在来の特徴を残しているのかも、と思いました。
まあ、こうなるとすべて感覚的なもので、実際はどうだかわからないですね。。。

ちなみに、この個体は川の流れのある所にいましたでしょうか。
東日本のトウヨシノボリ類も何タイプかいるのではと思っていますが、大河川水系の在来集団は移入の影響を受けているところが多いものの、
たまに在来っぽい特徴を強くもっている個体に出会うことがあります。

あくまで個人的な経験による少ない事例だけですが、川岸に近いところや流れのない深みなどではどれだけ捕まえてもみんな西日本ぽいのに、同じ水系の瀬で捕まえてみると在来っぽい特徴の個体がいくらか混じっていたことがあります。

つまり、在来らしさは形態だけでなく、生態にも残っているのかも、とそれ以来思ったりしています。

東日本の河川型のトウヨシ在来集団ってどんな姿だったのか、今となっては分らなそうなのがとても残念で悲しいですね。。。
また、カワヨシ類の分布拡大があまりに急速で、恐ろしいものがありますね。
Re:東京のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: Biwayoshi  ..ヨロイボウズ級(165平方メートル)  ..2017/08/03(木) 23:15  No.4606
  JPEG画像(84.4KB)
こんばんは
ありがとうございます。

写真の個体は川の流れの早い瀬の石の下にいました。

おっしゃる通り、浅い流れの無い場所はカワヨシ系の小さいのが群がっている感じです。
わずかに採れる在来っぽい個体は流れがそこまで早くない瀬にいるイメージがあります。

個人的に、東京・神奈川で完全に在来だと思えるような個体群は、川で見る機会がほとんどありません。と言うより、見たことがないかもしれません…
逆に、と言うと変ですが、千葉の辺りでは用水路やそれにつながる河川などで在来っぽい個体が多いように思います。カワヨシ系も千葉では見たことがないです。

池などの止水域はまた別で、在来だろうな、と思う個体に出会う機会が多いです。

東日本のトウヨシノボリ類は、河川、池や沼、用水路など生活史が異なる集団が多様だったのだろうな、と想像しているのですが、おっしゃる通り、今となっては手遅れの感があって残念です…


写真は東京の学校近くの池で見られる個体たちです。
色彩が多様です。
56平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:東京のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2017/08/10(木) 01:07  No.4607
  JPEG画像(199.4KB)
どうも、こんばんは〜。
僕も、東京・神奈川の川では見ないですね。

20年ほど前、当時僕は今ほどトウヨシノボリ類の集団差に興味をもっていなかったのが非常に悔やまれるのですが、
神奈川県の某河川で採集したトウヨシノボリ類のオスが背びれの伸びない個体だったのを覚えています。
それを思い出して同じ場所に行っても、今は背びれの大きなオウミヨシノボリ的な個体しか見つかりません。

また、これも同感なのですが、千葉の川には在来っぽい集団がいますね。それがカズサヨシノボリと呼ばれる仲間のようで、いくつかの集団しか見ていないので何とも言えませんが、これは神奈川の川の在来とは別のヨシノボリだなと思った記憶があります。

首都圏の池を巡ってみても複数タイプいるように思われ、そのうち一つがクロダハゼだとしても、また別のものがいるのは間違いないように思います。
身近なヨシノボリでも興味が尽きません。。。

写真の個体は、オスの第1背びれの伸び方や尾びれの赤茶色などが特徴的ですね。また、上段の個体の方が中段の個体よりも尾柄部が細く見えるのも興味深いです。
この個体たちがいる池は川とつながっていますでしょうか。
私も以前体型がのバリエーションがある集団を見たことがあるのですが、いろんな個体を見て想像するに、川から上がってくる個体がたまに出現して遺伝的な交流が起きているのではないかなと思ったことがあります。
自然界でもいろんなことが起きながら、バランスを保っていくんだなぁという感じがしますね。

トウヨシではないですが、先日仕事で神戸に行った帰りに寄り道してカワヨシノボリを捕ってきました。もともとカワヨシがいる川だと思いますが、移入の影響もゼロではないのかも、というのを、いまやカワヨシについても頭の片隅に置いておかなくてはいけないかもしれませんね。


Re:東京のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: Biwayoshi  ..コンテリボウズ級(313平方メートル)  ..2017/08/10(木) 21:48  No.4608
  JPEG画像(115.0KB)
こんばんは

写真のカワヨシ、渋いですね。
東京都某河川の黄色みが強いカワヨシしかなじみがないので、各地域いろいろなタイプを見てみたいです。

写真の個体の生息地ですが、川とはつながっていない閉鎖空間です。
もともとは湧き水由来だったそうなのですが、今はポンプでくみ上げて循環しているという話です。
なので夕方5時を過ぎると池に流れ込む「滝」の流れが途絶える、という何とも人工的な池です…

今まで採集してきたその池のクロダハゼ(仮)を写真にまとめてみました。
大方の個体は背びれが中途半端に伸長しており、稀に発達が弱く3角形になったり、先談の個体のように大きく伸長する個体が見られます。
おっしゃる通り、全体的に♂は赤みが強い個体が多い印象です。
♀は背びれの先端がオレンジに色づいている個体が多い印象で、とてもチャーミングです。

おっしゃる通り、「川の個体との遺伝的な交流」が起こっている河川系はありそうですね。
ただ、この池では当てはまらないようで… しかし何十年か前にヘラブナ等の放流があったそうで、そういったことで他集団との交流があったのかも、と思ったことがあります。

これもおっしゃる通りなのですが、「クロダハゼ」の中に複数のタイプがあることは間違いないように思います。
在来クロダハゼ(仮)がいる止水域はもともとは河川系につながっていたことは間違いないでしょうから、個人的には各止水域のクロダハゼ(仮)は河川型の「クロダハゼ」からそれぞれ独自に進化した可能性もあるだろうと考えています。
キバラが滝の上で平行進化したのと似たイメージです。
宜しければご意見伺いたいです。

この夏中にカズサヨシノボリ(仮)を見に行こうと思っています。
またよろしくお願いします!
148平方メートル のエサ場を確保しました。





[ 返信 引用 一覧 ]
西表島のヨシノボリ
   投稿者: Biwayoshi  ..ゴマハゼ級(6平方メートル)  
2017/07/06(木) 20:01
No. 4595
 
  JPEG画像(171.6KB)
いつも貴サイトを拝見しております。
初めての投稿になります。

今年の3月に西表島に行きました。
写真はその時にとれたヨシノボリで、キバラと思っています。

6平方メートル のエサ場を確保しました。
 
Re:西表島のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: Biwayoshi  ..ヒナハゼ級(17平方メートル)  ..2017/07/06(木) 20:05  No.4596
  JPEG画像(189.2KB)
続いてクロヨシと思っている個体です。

現地で同定したのですが、改めて見てみると自信が無くなってきました…
11平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:西表島のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: Biwayoshi  ..ヒナハゼ級(17平方メートル)  ..2017/07/06(木) 20:11  No.4597
  JPEG画像(56.5KB)
2つ目の個体集団の水中写真です
Re:西表島のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: Biwayoshi  ..ピーコックガジョン級(35平方メートル)  ..2017/07/06(木) 20:14  No.4598
  JPEG画像(81.7KB)
最後になります。
これも2つ目の個体集団の水中写真です。
水中写真は同行者が撮影したものになります。

皆様同定お願いいたします。
同定の決め手となったポイントなども教えていただけると幸いです。
18平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:西表島のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2017/07/09(日) 03:08  No.4599
  Biwayoshiさん

どうも、こんばんは〜。
いつもご覧いただいてありがとうございます!

いま現在はサイト本体の更新が全然できていなくて、
おかげさまで掲示板にたまに投稿をいただく程度になってしまっていますが、
どんなに動きがないように見えても、レスが遅くても、
黙って自然消滅することはありませんので、今後ともよろしくお願いいたします♪

さて、写真の投稿、ありがとうございます。
キバラヨシノボリは久しく会っていなくて、写真を拝見して恋しくなりました。

1枚目、No.4595 の個体はキバラヨシノボリで間違いないと思います。
2枚目、No.4596 の個体は、1枚目よりは若干自信が弱いですが、キバラヨシノボリだろうと思います。
3枚目、4枚目の水中写真の個体も、たぶんキバラヨシノボリかな、と思いました。

問題は、どうしてか、というところですよね。
キバラもクロヨシも、ご存知の通り体調や気分で体色が大きく変化するので難しく、感覚的なところも大いにあるのですが、
個人的にいつも一番最初に同定ポイントにするのは、
・体の側面の模様が一様な赤い鱗のみであること
です。

クロヨシは、飼育下に長くいる場合を除けば、ほとんどの個体が体の側面の中央に黒っぽく不連続な1本の線が胸びれから尾びれ基底にかけて走ります。
また、その線の周りに白く輝く鱗がまとまっていくつか並んだり、背中側に濃淡の模様が出て、特に第1背びれと第2背びれの間あたりに淡い色の模様が入るなど、
赤い鱗以外の何らかの模様が出ます。

それに対してキバラは一様に赤い鱗が並ぶ場合がほとんどで、
出るとしても体の側面の中央よりやや背中側に鈍く光る鱗が並ぶくらいで、尾びれ基底部の「ハ」の字の模様も不明瞭な場合が多いです。

そのほかで個人的にポイントとして目を向けるのは、

・尾びれの点列模様が、キバラは上下に広くあり数も多いが、クロヨシは上下にはあまり広がらず中央付近のみに出る場合が多い

・尾びれ端部の黄色が、キバラは光に反射する黄白色とは別に鮮やかな色が出て、その外側にうっすら透明な部分がある場合が多いが、クロヨシは光に反射する色のみがひれの一番端まで染まることが多く、鮮やかな黄色が出るとしても尾びれの中央から上の一部分だけで、下側は青白くなる場合が多い

・第2背びれの後端部の形が、西表のキバラのオスでは丸っこいが、クロヨシは大型になるほど平行四辺形に伸びる場合が多い

・第2背びれの点列模様が、キバラは数が多いが、クロヨシは基底部付近に少数ある場合が多い

・ケースに入れたときの頭部や背びれの黄色の内側、尾びれの黄色の内側の色が、キバラはあまり暗い色にならないが、クロヨシは暗い赤茶色や青みを帯びた茶色など、暗い色が目立つ場合が多い

・頬の斑点模様が、キバラでは数が多く頬いっぱいに広がるが、沖縄県のクロヨシは斑点の数が少ない場合が多い

といった感じのところで、オスは特に婚姻色が出るとまた変わったりもして、1つ2つこの通りにならないことがありますが、
これらを総合的に見ていると、紛らわしい個体って意外と少なかったりもします。

それと、生息地の環境も大きな判別のヒントと考えています。
西表島のキバラは本来、ナンヨウボウズハゼ属の魚やシマヨシもヒラヨシも上がれないような滝の上に高密度で分布する形が多いようです。(島によってはそうでない場合もあるのですが)
そのような滝を明確な境として、その上ではクロヨシが稀に登って混じることはあっても99%以上キバラだと思います。

その滝の下にキバラが落ちる場合は、遊泳生活を送る稚魚が滝に流されるケースがほとんどで、その先でさらに流される過程で捕食されるなどして生残しない場合が多いですが、西表島では滝つぼが広くて深く、落ちてきたキバラが滝つぼで成魚にまで多数生残し、クロヨシと混在して生息するケースがあります。

また、西表島以外の何か所かでは、
人為的に建造したダムが分布を分ける滝も沈めて造られた場合や、
道路工事、大規模な落石などの影響を受けてクロヨシがキバラの分布域に侵入してキバラを淘汰、あるいは雑種化の疑いも感じられるようなケースもいくつかあります。

そんなことで、非常に長くいろいろ書きましたが、
こんなことを言っても間違っている場合はあるかと思うのですみません。。。
少しでも参考になれば幸いです〜。

たろうより
Re:西表島のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: Biwayoshi  ..ナンヨウボウズ級(100平方メートル)  ..2017/07/09(日) 22:46  No.4600
  たろうさん

同定ありがとうございます!
ポイントもとても分かりやすく教えていただいて有り難いです。
胸のつかえがとれたようです…

後になってしまい申し訳ありません。
追加の情報です。

写真2、3、4枚目 No.4596〜 についてです。
彼らは、魚の目的ではなく、偶然行った林道を横切って流れる河川に生息していました。
一つの淵でしたが、個体数は異常なほど(?)多かったです。
一緒にナンヨウボウズハゼ、ボウズハゼが見られたので、色彩に違和感を覚えつつも、クロヨシと即判断していました。
ですが、宿泊先に帰って改めて図鑑を見てから、どうにも違和感が大きくなり、それから今日に至るまで折に触れて思い出し、悩んでいました。
おっしゃるように、体の模様が一様に単色+赤い鱗のみで、@頬に赤移転が密在、A第2背びれの形など貴サイトより参考にさせていただいた同定点を鑑みても、キバラの様相に見えて仕方ありませんでした。
唯一、クロかなと思えたのは、尾びれの点列が大きく出ないことくらいでした。
さらに、最大の悩み処は、現地で見たたくさんのこの集団の個体の中に、体側中央の不連続な線や、いわゆる鞍状の暗色班など、まさしくおっしゃられたような「クロらしい特徴」を持った個体を、一尾たりとも見なかったことでした。

以上にて、ついに僕の頭ではどうにも結論がつかなくなり、投稿させていただいた次第となります。

ヨシノボリが好きなだけの本当に初心者でして、ご意見するのもお恥ずかしい限りですが、改めてお話を伺い、整理して見るに、僕もキバラヨシノボリ(交雑のお話も含めて)に思えます。

採集の前日、前々日は大雨で、採集したときは収まっていましたが、河川が増水していた可能性もあります。
その時に降ってきたのか?とも思いましたが、それにしては個体数が多すぎるようでした。

東京に帰ってきてから数日後、竹富町の条例でキバラヨシノボリの持ち出しが禁止されたようで、決して狙って行ったわけではないのですが、衝撃的でした。
西表島のキバラヨシノボリ、不明な点が多いうえに、受難なようですね…

長文失礼いたしました。
またご意見を聞かせていただけると幸いです。


65平方メートル のエサ場を確保しました。
Re:西表島のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: たろう [URL]    ..2017/07/14(金) 02:52  No.4602
  どうも、こんばんは〜。

なるほど、ナンヨウボウズハゼやボウズハゼと一緒に見られたんですね。
僕は西表ではキバラヨシノボリと彼らが一緒にいるところを見たことがなく、彼らはボウズハゼ類の中では下流側にいる種類ですし、彼らより上流までシマヨシノボリが入り込んでいる川しか知らないので、そういう川があるというのはとても興味深いです。

キバラヨシノボリは、いる場所は限られていますが、いるところには多くいる場合が多いので、持ち出し禁止はピンとこない部分もありますが、
減っている場所もあるでしょうし、場所を指定して条例にすると生息地を公開してしまうことになるし、いろいろ難しい判断の末のことなのでしょうね。
特定の種類を保護することが別の生き物の危機を招くケースもあるので、現地に行く機会があったら状況をみてみたいです。

逆に、何の保護も指定もされていない魚でも、一定の範囲において危機にさらされているような場合もありますので、
結局のところ、各自が現場の様子をよく見てその都度判断することが大事なんですよね。

またヨシノボリやボウズハゼ類に出会う機会がありましたら投稿してくださいませ〜♪
Re:西表島のヨシノボリ  返信 引用
  投稿者: Biwayoshi  ..ナンヨウボウズ級(104平方メートル)  ..2017/07/14(金) 10:09  No.4603
  たろうさん

シマヨシノボリが入り込んでるところもあるんですね。
本島などではクロとキバラが一緒にいると聞きますが、行ったことが無いのでいつか見てみたいです。
キバラはキバラでも、何か違うんでしょうか。

保護についてはおっしゃる通りだと思います。
現場の一つ一つで状況は違いますものね。

またよろしくお願いします!
4平方メートル のエサ場を確保しました。



 

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