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No.3279 への▼返信フォームです。


今週のシネマ  ..t      >>引用
 
  スカイフォール
スパイの業に対して異なる答えを出した兄弟の話。



できる限り世界の複雑さを反映させることで、ファンタジーをリアリティベースにしたこの傾向は、
ダークナイト3部作と似ている。「カジノ・ロワイヤル」は「ジェームズ・ボンド:ビギニング」、
「スカイフォール」は「ジェームズ・ボンド:ライジング」。
大長編ドラえもんの冒険の舞台が宇宙や密林や地底や海底、と毎年変わるたびに、やがてネタが尽きてしまうのではないかと
いう不安が的中したように、ダブルオーの敵も随分前にいなくなった。内面に向かい、シリアスになることで、
軽薄なスパイらしさが失われてしまったのは、むべなるかな。これらより大分はやく、ドラえもんはジャンレノになった。
並行して、敵のアジトとQ課のオフィスは長大なセット(インテリア)ではなくなり、
殆どがリノベートされた既存建物でのロケになっていった。

今回のメモ:
@小道具が掌紋認証式ワルサーと位置情報送信センサーのみ。Q課ができることは当然ハイテク=IT化されすぎて
(どんなことも大抵コンピュータで出来てしまうのだろう、というものの見方が世間的に常識になった)、
ギミック極少(「ペン型爆弾などアンティーク」)。
A初代コネリーへのオマージュとしてのアストンマーチンDB5の登場シーンのジェームズ・ボンドのテーマが、
ジョン・バリーのオリジナル音源になっていた。
Bボンド・ガールはM(ジュディ・リンチ)。
CMの査問委員会での演説「かつて強大であったMI6はいまや弱くなり、敵も見えづらく複雑になっていて、
体で情報を取ってくるようなスパイの存在意義も殆どない。しかしそれでも我々は。。。」という下りは、スパイ映画と、
(007が象徴する)イングランドの行く末を睨んだ宣言のよう。M=Mary
Dイヴ・マニーペニーが現場からデスクワークへ移った経緯
Eダブルオーが裏切るプロットは、「ゴールデンアイ」と同じ。ただし今回は私利私欲ではなく、
母=Mをめぐっての愛憎の物語。
Fイスタンブールスタートなのも第一作へのオマージュ。たぶん。列車の上での格闘はあらゆるアクション映画で登場するが、
ダブルオーシリーズではあったかな?
..2012/12/31(月) 00:53  No.3279
Re:今週のシネマ  ..t      >>
 
  再見。
やはりよく出来たプロットだなあ。
M=母は、Mary=女王陛下でもある、と。
次回作が「スペクター」という先祖返りの物語は続く。
..2015/02/11(水) 06:26  No.3640



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