|    | 原田郁展
  風景を切り取る窓と、世界を切り取る絵画。 切り取られた側と切り取った側は入れ子状に組み合わされて、風景も世界もより複雑な様相を呈するようになっていく。 見るものがどちら側に立っているかで認知的な図と地の関係は入れ替わりうるのだが、展覧会における鑑賞者の視線は、画家の入れ替わる視線をどちらということなく同時に見せられる。全く別の切り取った・切り取られた場所が、すべて同じ時刻であることによって。
  冷静に考えれば、設計課題での全体像と部分パース、みたいなことなのだが。 |  
| ..2013/05/09(木) 22:03  No.3374 |  
  |  
 
| 
Re:原田郁展  ..t     
 | 
 |  
  |  
|   |  
|    | 第四の壁 まったく違うが、近からずも遠からず。
  フィクションが成立するためには、「これは真実ではない」というメタメッセージ=第四の壁が必要になる。 批評はしばしば、これを前提とした上で、向こう側の世界の秩序の出来不出来や理論の整合性について語られる。
  |  
| ..2013/05/09(木) 23:15  No.3375 |  
  |  
 
 |   
 |