バリ島のボウズハゼ+@
投稿者: 活士 ..ゴマハゼ級(12平方メートル)
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2017/02/06(月) 19:41 No. 4552 |
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初めまして、活士と申します。 つい先日バリ島へ旅行に行ってきました。 ヨロイボウズハゼ、ナンヨウボウズハゼ、アカボウズハゼ、ルリボウズハゼの仲間を確認して、捕獲できたハゼを晴らせて頂きます。 まずはヨロイボウズハゼ、Lentipes whittenorumでしょうか?
12平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: 活士 ..ヒナハゼ級(19平方メートル) ..2017/02/06(月) 19:44 No.4553 |
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続いてナンヨウボウズハゼ属です。コンテリボウズハゼに似てますが雰囲気が違います。調べてもわからないのでStiphodon spとします。
7平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: 活士 ..ヒナハゼ級(29平方メートル) ..2017/02/06(月) 19:45 No.4554 |
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別アングルから。大きめの川の上流域にある程度の密度で見られました。
10平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: 活士 ..ピーコックガジョン級(38平方メートル) ..2017/02/06(月) 19:55 No.4555 |
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現在の水槽内では青みが引いて真っ黒な姿になっています。第一背鰭の一部と第二背鰭、尾鰭の縁が青くなるなどコンテリっぽいところはあります。
9平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: 活士 ..ピーコックガジョン級(44平方メートル) ..2017/02/06(月) 19:56 No.4556 |
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こちらもナンヨウボウズハゼ属ですが、この魚もネットでは全くみたことがない魚です。
6平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: 活士 ..ピーコックガジョン級(51平方メートル) ..2017/02/06(月) 19:57 No.4557 |
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別アングルから。このナンヨウボウズハゼ属はどちらかというと流れの緩い淵や平瀬で見られました。
7平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: 活士 ..ナンヨウボウズ級(75平方メートル) ..2017/02/06(月) 20:01 No.4558 |
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こちらはアカボウズハゼ属です。雌雄と種類の判別が難しい大きさです・・・。 この川では、ひとつのエリアに複数のボウズハゼ類がいて、アカボウズハゼは2種類見られました。多分Sicyopus auxilimentusとSicyopus cebuensisと思うのですが未確認です。
24平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: たろう [URL] ..2017/02/06(月) 23:51 No.4559 |
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活士さん、はじめまして、こんばんは〜。 これはまた興味深い写真をありがとうございます!
まずはヨロイボウズハゼ属、僕も以前一度バリの川に行ったことがあり、そのときに出会ったヨロイボウズがこれでした。とても懐かしいです。印象深い魚だったのでサイトのトップページのFrashにも載せています。 http://www17.tok2.com/home2/tarogoby/ http://www17.tok2.com/home2/tarogoby/river/river_bali.htm
おでっせいさんが以前撮られたヨロイボウズとはちょっと違っていたので島内に複数種いるのかも、と思っていますが、私も見たこの魚の特徴は胸びれ基底部付近に横に2つ並ぶ黒い斑紋、尾びれ基底部中央付近にある黒い斑紋ですね。 個人的にはLentipes Kaaea ではないかな、と思っています。
ナンヨウボウズハゼ属の1つめは、第1背びれを開いている写真はありますでしょうか?コンテリボウズハゼよりちょっと第1背びれが長そうに見えますね。 胸びれに点列がないところもコンテリボウズハゼに似ていますが、ケース内などの環境下では点列が消える種類もいるのでなんとも難しいですね。 フラッシュなしで撮影した写真で見ると印象がおそらく違うのだと思いますが、現段階ではStiphodon sp.ですね。
2つ目の方は、確かにあまり見ない斑紋パターンですね。 印象的にはハヤセボウズハゼの若い個体に似ている感じもしますが、尾びれの斑紋がハヤセとも少し違いますね。ニジイロボウズハゼ系の1亜種っぽい感じかもですね。
アカボウズハゼ属は難しいですね〜。 Sicyopus cebuensis だと体の前半部の鱗に特徴があると思いますが、このサイズだと難解ですね・・・。
こういう写真を拝見すると、東南アジア諸国の川にまた行きたくなります。 実は仕事でシンガポールやマレーシアに行ったときに、空き時間でいくつか川には行っているのですが、 都市部からあまり遠くに行けないこともあり、これまでに出会えたハゼは移入ゴクラクハゼだけです。 日本のゴクラクハゼとは違っていて、それはそれで興味深い出会いではあったのですが、 東南アジアならやっぱりボウズハゼ類ですよね!
また何か発見がありましたら教えてくださいませ〜!
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投稿者: 活士 ..ヨロイボウズ級(121平方メートル) ..2017/02/09(木) 00:20 No.4560 |
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返信ありがとうございます! バリ島へ行くきっかけのひとつが、このサイトのそのページとおでっせいさんの動画なのでなんだか感慨深いです。僕が捕まえたヨロイボウズハゼは島の東側なので、川によって棲み分けてたりするのかな、とか思いました。
暫定的に黒いコンテリと呼びます。背鰭を開いた写真はまた時間があるときに撮ります。 各背鰭はそこそこ大きくて、他種の雄にフィンスプしているのを一瞬だけ見ましたがかなりの迫力で、綺麗で見ごたえがあってかなり魅力的な姿でした。
このボウズハゼ達を捕まえたエリアではもう一種類のナンヨウボウズハゼを確認してるのですが、雨季なのもあって水量が多く、かなりとり逃がしたのが悔やまれます。
他にも是非みていただきたいものがありますので、また今度よろしくお願いしますね!
46平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: おでっせい ..☆超・常連様☆(20,583平方メートル) ..2017/02/09(木) 01:22 No.4562 |
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活士さん、こんばんは〜
バリ島でStiphodn見られましたかー!うらやましい。 私もStiphodon探したんですが見れずじまいでした。 そもそも年に4回も米が収穫できる島なので、どこかの田んぼが代搔き状態で、殆どの川が濁ってまして.... ん〜ん、残念。 活士さんの写真を見たらリベンジしたくなりました。
ちなみに私が見たヨロイボウズ属は、当初Lentipes whittenorum1種だと思っていましたが実は2種で、ド派手なオスは、Lentipes ikeaeだったようです。
ところで一昨年のゴリ研に参加されていたようですが、お話しましたでしょうか...
今夕(2/9)撮れたての写真を貼ります。 ニジイロとコンテリがフィン・ディスプレイ合戦してました。
48平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: おでっせい ..☆超・常連様☆(20,572平方メートル) ..2017/02/09(木) 22:39 No.4563 |
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追加で、以前にバリ島産:Lentipes whittenorumと紹介したオスの内 Lentipes ikeae と思われるオスの写真も貼ります。
11平方メートル のエサ場を奪われてしまいました。
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投稿者: 活士 ..ヨロイボウズ級(154平方メートル) ..2017/02/09(木) 23:57 No.4564 |
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おでっせいさんも返信ありがとうございます! 川の透明度はおでっせいさんが投稿されていた、バリ島のヨロイボウズハゼの動画と同じぐらいだと思います。 見かけたStiphodonはおそらく3種で、下流側か別の川へいけばS semoni にも会えたと思います。
一昨年のゴリ研では、おでっせいさんの姿は認識していました。僕の友人がおでっせいさんとヒナハゼの話をしたそうです。
33平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: 活士 ..アヤヨシノボリ級(196平方メートル) ..2017/02/11(土) 14:44 No.4565 |
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写真を追加します。背鰭尾鰭の縁はコンテリっぽさがあるのですが、やはり全体的に黒いです。実際水中で見たときも、ニジイロボウズハゼ系の何かかな、と思いました
Lucky !! 42平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: 活士 ..アヤヨシノボリ級(188平方メートル) ..2017/02/12(日) 00:13 No.4567 |
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もう少し鮮明なものを。コンテリと言われればコンテリに見える。でもやっぱ黒い・・・。
8平方メートル のエサ場を奪われてしまいました。
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投稿者: 活士 ..アヤヨシノボリ級(196平方メートル) ..2017/02/12(日) 00:15 No.4568 |
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背鰭も開いてくれました。また今度ガラス面は綺麗にしておきます(汗)
8平方メートル のエサ場を確保しました。
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投稿者: たろう [URL] ..2017/02/13(月) 23:27 No.4569 |
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どうも、こんばんは〜
写真ありがとうございます。 なるほど〜、第1背びれの端部と第2背びれの前端部に入る赤の感じなど、これはコンテりボウズハゼっぽいですね。 日本のものに比べて背びれが少し大きく見え、胸びれも軟条の分岐の先で長めに伸びているような感じがしますね。 生息地の環境の影響で後天的にこう育つのか、地域的な特徴なのか、 あるいは日本でも個体差でこういう個体もいるのか、いずれにしても興味深いですね。
僕もバリで黒っぽいStiphodonを目撃したのですが、 水が少し濁っていたこともあってきちんと特徴を見ることはできなかったのですが、 ひれが大きい印象からニジイロボウズハゼ系と思い込んでいました。 もしかしたら、このコンテりボウズハゼだったのかもしれませんね。
ご存知のとおり、この仲間は体調や気分で体色が大きく変わりますので、 もしかしたらコンテリボウズハゼとは全然違う体色に化けるかもしれませんけどね〜
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投稿者: 活士 ..アヤヨシノボリ級(217平方メートル) ..2017/02/16(木) 12:59 No.4570 |
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ありがとうございます。落ち着いて見てみるとコンテリボウズハゼの特徴がよくありますね。
しかし、南西諸島などに分布するコンテリボウズハゼとバリ島のコンテリボウズハゼとどれだけ遺伝子的に交流があるのかとか色々と興味深いですね。 実際に捕まえた時は動画などでよく見るコンテリボウズハゼとは明らかに違って見えたので、コンテリボウズハゼの地域個体群であれば面白いです。
21平方メートル のエサ場を確保しました。
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