++Dr宮里の日記++

2009. 3. 04. Wed 「Don't think. Feel ! (考えるな、感....
2008. 12. 02. Tue 「 ヘ ア タ ー バ ン 」
2008. 10. 11. Sat 「 脳 内 音 楽 」
2008. 9. 23. Tue 「 心 の 闇 ? 」
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2009. 3. 4. Wed
 
「Don't think. Feel ! (考えるな、感じろ!)」
  
  これは、かのブルース・リーが「燃えよドラゴン」の冒頭のシーンで言った有名な言葉です。 
 
 将棋のプロ棋士を対象に、「直観(=直感)*」を研究している伊藤毅志氏(電気通信大学助教)によれば、「直観」を働かせるために、「Don't think. Feel ! (考えるな、感じろ!)」という姿勢が必要であると述べられています。 
 
 同氏はその中で「優れたルールを数多く身につけることが直観を生む基礎になる」と述べられ、「直観を発揮したい分野で数多くの経験を積み重ねること、及びそこから成功パターンを抽出しようとする作業を継続することの重要性」を説明されております。 
 
 ということは、「Don't think. Feel ! (考えるな、感じろ!)」というのは、体感覚で己を磨いてきた武道の達人が、「感覚の微調整」の積み重ねで導き出した真実が基礎となって生まれた深い言葉として理解できそうです。 
 
  仕事や遊びでも、考えて物事を成功に導くことができる人が“一流”であるならば、感じるがまま物事を成功に導くことができるような“超一流”な人になるためには、まず先に、考えることの積み重ねのステップを踏んで多彩な手法を身に付けた“一流”の人でなければならないことが大前提となりそうです。 
 
 とりあえず、積み重ねの基礎が不足している私にはまだまだ縁遠い言葉のようです・・・。 
 
 
クリックで拡大表示 ( JPEG / 47.7KB / 550×389 )  直観(=直感)* :伊藤氏は、「直観」と「直感」の語義は同じと考えているようです。ここでいう「直観」というのは、「分析的・論理的」な計算によって得られた明快で説明可能な答えではなく、「総合的・全体的」な視点での推論が「直観」だと言うことです。 
  
 

2008. 12. 2. Tue
 
「 ヘ ア タ ー バ ン 」
  
 手術を行う際は清潔操作であるので、必ず滅菌された手術着、手袋、キャップを身につけます。手術中にかく額の汗は、ある程度は手術キャップの生地が吸収してくれますが、私のような汗かきな人の場合では、生地の吸収が間に合わず、額の汗が顔面上を流れおちてくることがしばしばあります。流れおちてきた汗が目の中に入ってしまうと、目がしみて視界がぼやけ集中力の低下となって完全に手術の進行を妨害されて大変です。その上、汗でしみた片目を開くことができず、忙しい看護師さんに「あのぉ、汗拭いてください!」とまるでウインクしているようにお願いしなければなりません(笑)。 
 
 それ故に、自分自身のみならず周りのスタッフまで巻き込む要因になってしまった私の汗かきに対して、何かしら対策を練ることが必要となりました。現在では汗吸収パット付きの手術キャップという便利なものが市場に出回っています。しかし可能な限り経費節減とエコロジーを意識し、私は頭部に身につける布製のヘアバンドである「ヘアターバン」に目をつけました。 
 
 現在、愛用しているヘアターバンは、無駄を徹底して省略し極めてシンプルで完成度の磨かれたデザインの商品を揃えた「無印良品」の店で購入しました。私のチャコールグレー色のヘアターバン(下:写真)は、伸縮性があり、吸湿性もよく、蒸れないパイル生地を使用しているとのことで、私の要望を十分に満たしてくれる優れものです。
クリックで拡大表示 ( JPEG / 22.4KB / 287×287 )  
 ヘアターバンを使用するようになってからは、術中に顔面に汗が流れおちてくることはなくなり、術野の視界は良好となり集中力の低下も認めません。もちろん看護師さんの汗ふき業務も不要となりました。顔面輪郭形成などの口腔内の狭い術野で下向きになって神経を尖らせながら行う手術や、脂肪吸引などの体力を要する手術などでは必ずヘアターバンのお世話になるよ 
うにしております。 
 
 また術後、ヘアターバンが吸ってくれた汗の量を確認することが私の小さな楽しみにもなっています。思った以上の汗吸収量でヘアターバンの重みが増していると、無事に仕事を終えた喜びが感じられ充実した気持ちになります。 

クリックで拡大表示 ( GIF / 76.9KB / 500×348 )  
というわけで、日々の仕事アイテムの予備として、同じヘアターバンを少しずつ追加購入し、現在では合計7つのヘアターバンが毎日不足することなく、私の仕事の“相棒”として大活躍しています。 
  
 

2008. 10. 11. Sat
 
「 脳 内 音 楽 」
 
 無意識に頭の中を流れる音楽があります。例えば電車に乗っている時、お風呂に入っている時、買い物している時などに自然に口ずさんでしまうような曲や、エンドレスで、リフレインが止まらない曲など。そんな脳内にピットリとくっついて離れない曲は「脳内音楽」と呼ばれることがあるようです。 
 
 脳内音楽の選曲には記憶に関わる感情が大きく作用するといわれます。それは周囲の状況や心境により自動的に選曲されることがあれば、テレビやラジオで曲が流れるとその曲に同期して選曲されることもあるようです。 
 
 私も、頼んでもいないのに自動的に私の脳内音楽プレイヤーの再生が始まることがあります。その曲は勝手にリピート機能が働き、一日中、特定のフレーズが繰り返されることがあります。しかし、そのプレイヤーは停止ボタンが存在しないので、何かに身をゆだねるなどして気長に自然停止を待つ必要があり、場合によっては便利でありがたいものとはいえません。 
 
 先日、私の脳内音楽プレイヤーに再生された曲は私の記憶に存在しないものでした。ひょっとするとこの曲は私が創作した「オリジナル曲」ではないかと認識し、頭の中で鳴っている音楽を楽譜に翻訳する作業が必要だとまで考え家族に豪語していました。 
 
 お恥ずかしい話ですが、それがとんでもない思い上がりであることは言うまでもありません。 
 
 私には譜をおこせるような音楽の知識および経験は皆無です。当然、脳内に湧き出できた音を五線譜上に記すことができるような「絶対音感」らしきものすらあるわけではありません。 
 
 そんな私のような音痴にも関わらず、私の娘は真剣にピアノを習い、毎日のように鍵盤に触れることを楽しんでおります。 
 
 ある日、娘が演奏するピアノの楽曲のひとつがテンポよく自宅の中に響きました。それは弱音ペダルを踏んでいるためか、違う部屋にいる私には遠い幼少期を思い起こさせるような懐かしい感じの優しい音で響いておりました。 

クリックで拡大表示 ( GIF / 63.2KB / 300×188 )  ふと気付いてみると、それは私が創作した(と思っていた)脳内音楽とそっくりな曲なのです! 
  
 自分なりの検証の結果、どうも私は以前に娘が弾いたピアノの楽曲(私が知らない楽曲)を聞いて、それを無意識に私の脳内音楽プレイヤーに録音していたようであり、何かをきっかけに自動選曲し再生してしまったような気がするのです。 
 
  
 創作を豪語していた反動もあり、自宅では私の盗作疑惑の勃発です。 
 
 そこで、盗作疑惑となった私の脳内音楽を、多少音楽の心得があるという妻が私の音声を頼りに実際に五線譜上におこしてピアノで演奏してみることを行ってみました。 
 
 そうするとその楽曲は原曲のニュアンスをほとんど失って随分と違う楽曲に変貌してしまっており、私の記憶が相当あてにならないこと(それとも単に音痴!?)が判明したのでした(笑)。 
 
 とは言え、とりあえず私の「オリジナル曲(?)」の完成です・・・(苦笑)。しかも、私の盗作疑惑が晴れる(?)ことにも・・・(汗)。 
 
 私のような「絶対音感」を持ち合わせないものにとって、脳内音楽は譜におこしてまで形にするものでなく、無意識に脳内を駆け巡る実体のないものとしてお付き合いする方が心地よいのかもしれません。 
 
  

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