OKADA DESIGN WORLD DIARY

OKADA DESIGN WORLD へようこそ! ここはダイアリーというより<独り言><お知らせ>を兼ねております。趣味の写真や車談義、パソコン系やオーディオ。そしてサウンド・ビジネスから政局論争。友人との雑談で考えた事や閃きを書きとめています。目からウロコの雑学として読んでいただければ嬉しく思います。2003年から構築して来ましたので資料としても膨大な量になりました。お時間が許す限り、ごゆっくりと閲覧ください!

※ このダイアリの内容・写真等すべては管理者である<OKADA>の「アイディア」であり「著作物」です。許可なくリンクを作成したり、文章等の複製・転用・二次利用、他のHPや文献等で掲載使用する事は <著作権法上認められておりません!> 常識ある行動をお願いします!

なお、音響施工に関しては「プロ向け」として記載しております。現場経験の少ない、またはやった事の無い素人の方は " 決して真似ないでください "
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2017. 5. 26. Fri アナログテープのデータ容量
2017. 5. 22. Mon ノスタルジー? 良い想い出・・
2017. 5. 16. Tue なぜアナログサウンドを好むのか?
2017. 5. 05. Fri タイヤの異変
2017. 5. 04. Thu 小さな日本刀!
2017. 4. 29. Sat 設備音響に対する捉え方・・ いろいろ
2017. 4. 19. Wed 大 問 題 発 生 !
2017. 4. 16. Sun 孫のお宮参り
2017. 4. 15. Sat シュアー製マイクプリ&ヘッドホンモニター「 F P 1 2 」
2017. 4. 11. Tue 手運び専用ラック・・?

 

2017. 5. 26. Fri
      アナログテープのデータ容量

 10インチリールが回るのって、音楽聴いてる〜!という見た目の雰囲気もバッチリ! そこで「アーカイブ」しています。ハイレゾへ? 違う違う・・ カセットで収録したライブを 2TR / 19cm へコピーです。折角アナログで録ったのに、それをデジタル変換しては意味が無い! そんな事したらアナログの心地良さは味わえません! もちろん・・趣味の話ね。 
 
 例えば、この10インチリール一杯の音楽データって・・ 果たしてどの位の容量になると思います? アバウトな答えですが・・ 約「3TB」程の容量になります。昨今はハイレゾとか高品質データ処理が登場してますが、音楽を記録する際に必要なデータ量から換算するとアナログの比ではないと分かります。 
 
 現在のテープとは磁性体の密度も違うので単純換算は危険・・ ですが、大きく重く嵩張るメディアなりに、使用されたデータ容量もそれなりに大きかったのは事実です。音が良いと言われるアナログ記録。現在の技術で考えても大容量だったのです。 
 
 因に、T V で広告しているテープを使った記録装置は 1 / 2 インチ幅のテープが960m使われています。その容量は6TB。データ圧縮を施す事で約15TBとか!? 
 
http://www.fujifilm.co.jp/corp.../news/articleffnr_1025.html  
 
 

2017. 5. 22. Mon
      ノスタルジー? 良い想い出・・

 業務機< OTARI MX-50 >のメンテナンスです。20数年経過した機器ですが、6年前にメンテを行っただけあって内部はとても綺麗でした。ナカミチとは中味違う? P C 制御で自動配線された基盤は精密で密度も在りメンテナンスは難しい・・テイウカ全く故障するようには思えないシッカリした造りです。随所にコネクターがあるのでトラブルとすればそこだな〜・・ モーターも業務機だけに大型で重量のほとんどがモーターと電源トランス、そして頑強な鋼鉄製フレーム。ここまでボディ剛性が高ければ振動による故障もほとんど発生しないと考えます。 
 
 本体はタグチ製の頑強なケースに入っていたので綺麗でしたが、本体ケースの塗装がベタベタに変質していました。それと本体付属のゴム足風に見えたプラスティック製の足が二つ粉々になっていました。搬送時の衝撃がこの足に架かったと考えます。同じ寸法のゴム足(ゴム製)を探します。 
 
 初日は点検で終始しましたが、一番問題のテンションゴムの動きが悪い症状。メカを確認したところキャプスタンから離す為のバネが弱っている感じ。構造を調べるとリンクが三カ所経由する事でバネの張力だけでは戻り難くい構造と判明。キャプスタンに押し付けるソレノイドは問題なく作動しているので、走行系に支障はありません。しかしバネ交換はかなり分解しないと手が入りません ((( ̄▽ ̄; )ウッ… 
 
 電子回路系の不具合が全く無かったことで私でも何とかなりました。今回は二台同時にメンテナンスを引き受けた訳ですが、一台はオーナーさんに戻します。写真の二台目は暫くお借りする事になりました。 ワーイ ♪ゝ(▽`*ゝ) 憧れの業務機が我家に! 
 
 どんな録音状態のテープでも安定した再生音は流石です! 入出力も X L R バランスなのでミスマッチがありません。ハイアマチュアの方は TEAC や AKAI の方が特性が良いとか言及してますが、周波数レンジを広げても音楽的メリットはそれほどありません。私は O T A R I のプロサウンドが好き。それに頑強な内部構造をみて更に安心感を抱きました! d(-`ω´-〃) 
 
 2TR /19cmでも音の充実度が心地良い。S/N やダイナミックレンジはデジタルの方が遥かに上質なのに、音の抜けや密度、そして空気感の良さはアナログならでは! 余談ですが・・ オープンテープやナカミチのサウンドを聴いている限り、どうしてデジタルに移行したのか?疑心しか抱きません。やはり新製品を売りたい業界団体の圧力でしょう。新車の税金が安く旧車は逆に高くする国策と全く同じ。こうした音文化衰退が残念でなりません。改めて思いました。 
 
 写真のように IKEA 製のキャスター付ラックに乗せました。こうしないと重くて一人では動かせないのです。 ε=(^。^; )  何だか・・毎晩のようにテープ編集で徹夜した日々を思い出しますね〜 出張先のホテルにデッキを持込んで編集した事もありました。オープンデッキの存在感・・ あの当時は仕事でしたが、今はノスタルジーであり良い想い出です。今30〜40代の若い方はオープンテープは知っていても、メインで使用した経験はないと思います。ましてテープを切ったり貼ったりの編集は想像出来ないでしょうね〜(苦笑) 
 
 例えば、ダンスリハーサルの場合。振付の先生がどのタイミングで「音出して!」と言って来るか顔色と雰囲気を確認しつつテープを戻す・・ つまりテープを戻すにも進めるにも数秒〜数分の時間が必要なので、その駆け引きがプロとして認知されるポイントだった気がします。 
 
 その後、ポン出しは C D や M D が主流となりましたが、私はパソコン編集とポン出しに早くから切替えた事もあり、オープンデッキの使用頻度は急激に減りました。 正直・・オープンは面倒だった記憶しかありません。機材だって重いので音出しの準備だけで労力も費やされます。どんな仕事も「時間と出来映えとのせめぎ合い」。だから「時」が必要な機器が敬遠されたと・・ 今はそう思えます。 
 
 とくに音響の仕事は「音を出してなんぼ」の世界。オーディオとの違いもそこ。音色や音質以前に進行に不可欠な音が出なければ、存在の意味すらないとなりましょう。この部分は演奏家も同じかな〜? 何とも世知がない世界よのぉ〜と今は思うけど、当時は欠片も感じなかった自分が居ました。若さって・・ そう言う事だったのか? 
 
 テープを箱から出してリールを固定。テープを引き出して空リールに絡ませる。おっと・・ヘッドとテンショナーのルートを間違えないように・・ テープがセット出来たらFFとSTOPボタンをチョチョンと押しながら曲の頭で止める。はい、これで準備完了・・ って、既に1分以上経過してますよね〜? 音を出すだけでこれだもん・・ 時代のニーズにはマッチしません。 
 
 でもね〜・・ ダンスのリハでは音楽テープを戻す時間が、ダンサーさんとしては息を整え振付けを整理するのに必要不可欠な時間だった。その数秒〜数分を音響がプレゼントするからリハーサルも円滑に進むのです。時間が求められる仕事には、その数倍も時間が必要なのです。オープンテープの時代はそれでバランスが保たれていたように感じます。  
 
 

2017. 5. 16. Tue
      なぜアナログサウンドを好むのか?

 考えてみてください。現在と違い30〜40年前、音響は特殊な仕事でした。一般の方に業種の話をしても「ん?」となりました。そこで業界の説明をしても「ほぉ〜」と分ってないな〜と疑問が浮かびました。ただ先方も自分は分らないし出来ないので・・と社会的地位というか存在は認知してくれました。家族に話をしても同じような反応だったと記憶しています。ラジオやテレビの方々と一緒にする仕事・・ これで何となく理解してくれたかな〜? 
 
 演奏家も同じように見られていましたが、時代的にバンドマンと表舞台ではない印象だったと思います。会社組織ではないので収入も不安定とか、有名歌手の専属なら安心とか・・ 要するに社会的なポジショニングで他人を評価する時代背景が強かった時代。と言う事は・・ それなりに実力がないとプロとして認められなかった筈。ですから当時の演奏家の放つ音楽も相当に中味の濃い演奏と言えます。スタジオミュージシャンというワードが、それまでのバンドマンとは差別化され憧れの存在だった時代でもあります。 
 
   アナログサウンドと仕事は何か関係あるのか? 
 
 現在のデジタル世界を否定する訳ではありませんが、当時は演奏を録音する、ライブコンサートで演奏する、これは特別な意味がありました。早い話・・ 数年のキャリアでは選択されなかったのです。幾ら演奏が上手でも業界側が相手にしなかったのです。逆に業界からプロとして観て戴くにはプロとしての実力と経験が不可欠でした。音響の世界もコード巻き三年とか言われた時代です。楽器の演奏が上手だけではスタジオには入れなかったし、舞台の上に立てなかったと考えてください。プロとしてのセンスも求められました。 
 
   アナログサウンドが心地良いのは何が要因? 
 
 演奏の違いが大いに関係します。ライブコンサートの録音を聞きながら思うのが、マイクの先に居た演奏家のセンスです。前述した努力と経験が音・音楽として心地良いのです。ハッキリ言って音質とか音色だけの問題ではありません! 楽曲やアレンジにもよるけど演奏の厚みも桁違いでした。何せストリングス・セクションは8−6−4−4−2が普通でした。ブラスセクションは5−4−4が普通。リズムだってドラムス、ベース、パーカッション、ギター2〜3名、ピアノ、キーボード2名が普通なのです。他に和物楽器が入ればその分だけ人数も増えます。現在では考えられない大勢のプロ演奏家が一同にセッションを組んでいるのですから、聞いていて心地良いのがお分かりと思います。 
 
 そしてアナログ機器そのものの構造・仕様も大いに関係します。デジタル機器のような I C やチップ部品はありません。ディスクリートといって大きな電子部品を回路レイアウトに添って配置されます。そこを通過する電圧も電流もデジタル機器とは桁違いに大きい分だけ「音の良さ」として感じるのです。これは数値ではなく感覚の世界ですから、やはり実際にご自身の耳で聴いて感じていただかないと理解出来ないでしょう。 
 
 今なら未だアナログ機器が手に入ります。アナログサウンドの世界を知らない若い方はぜひ経験して欲しい。私が言ってる心地良さがきっと分る筈です。もうアナログに戻る事はありませんので、デジタルサウンドの伝手にして欲しいと願っています。  
 
 

2017. 5. 5. Fri
      タイヤの異変

今日は車が空いてる午前中に首都高をグルグル駆け抜けつつ・・いつもの場所へ! 時間が早かったので普段見かけるスポーツ軍団が一台も居ませんでした! 
 
帰宅してZ嬢を車庫へ。普段ならそのままカバーをするのですが、何気にタイヤを確認したら・・ 
何と!釘が刺さってるじゃないですか!? .+:。ヽ(*'0'*)ツ ワオォ!! 
 
オイルを塗ってみたら微量だけど空気が漏れていました。( ;´ д`)トホホ… 
 
本来ならそのままディーラーへ行くのですが、G W は連休中・・ そこで加平のオートバックスへ直行! 私はオイル会員なのでパンク修復工賃も無料でした v(゚∇^) ピース!! メカニックさんがニッパで抜く際も結構時間が掛かりました。そして釘ではなくタッピングビスだったのです!? 太さ4mm・長さ20mm のビス ((( 恐 ))) 誰だ〜! 落とした奴わー! 
 
その穴にヤスリのような工具を差し込み、次に専用の充塡材を差し込みます。これで作業は終わり!? え? これでイイの? もし修復部分が広がるような状態になったら・・ タイヤ交換しかないと言われました。 
 
 
ところで・・ 現在装着中の「ポテンザ RE-040」はグリップ重視のスポーツ系なのでロードノイズも大きいです。その分走りにダイレクト感が得られるのは歓迎。オープン走行時やある程度スピードを出すと、同時にエンジン音も上がりタイヤノイズは全く気になりません。しかーし、時速10〜40km 位まではゴゴーーー!と、まるでハブ・ベアリングが故障したような唸り音。余りにも大きいのでディーラーでチェックした事もあります。でも原因はタイヤの種類です・・と。 
 
Z嬢のサスペンションは「マルチリンク式」。どうしてもタイヤノイズがシャーシに伝わりやすいようです。もし排気量が2000cc程度だったら、サスペンションは「ダブル・ウィッシュボーン式」を選択したと考えます。ELANがそのサス構造でしたが、もっと堅めのスポーツタイヤ「RE-01R」を装着した時でもノイズが大きいとは感じませんでした。まあ、それ以上に全てがヤカマシイ車だったせいもあるな〜!? (*´∀`) アハハ… 
 
 
しかし・・釘に気付かずにそのまま駐車していたら、次回に乗ろうとしたら車が傾いている・・何て事態に至ったと考えます。自分でも何故今日に限ってタイヤをチェックしたのか分らないのですが・・ 何か勘というか釘が刺さった瞬間の異変を無意識に感じ取っていたのでしょう・・ 
 
  もしかしてこれが第六感? 俺って凄いかも (^_^; )v 
 
   そうそう不思議な出来事が未だあります。 
 
●ビスが刺さった場所が外から良く見えるタイヤの外周だった。 
 
●何気にチェックした時も写真の位置だった事で直ぐに発見出来た。 
 
これって不幸中の幸いですよね? タイヤの内周だと容易に発見するのは難しいです。それに左側の後タイヤを一番に調べたのも理由がないのです。 
 
●で・・ オートバックのドックに停めた時も写真と同じ位置でした。 
 
●でで・・ 自宅に戻って写真を撮ろうとしたら・・ またまた同じ位置だったのです。これら全てが偶然とは言え・・凄くない? 不思議だ〜〜(?ω?)  
 
 

2017. 5. 4. Thu
      小さな日本刀!

この小包丁は15年程前に関わった三木市市民会館の音響改修完了後に、当時の三木市長さんにいただきました。三木市は包丁など金物製品の盛んな土地。地元の職人さんの手作りと言う事は・・ 昔は日本刀を造っていた血筋が受け継がれていると考えます。研げば研ぐほど輝きが増す・・ やはり日本刀ですよこれは! 観ているだけで心地良い! 使うのが勿体ない(笑) 
 
でもって・・ ニッパも研ぎます! これは以前に購入したエンジニア製の小型タイプですが、金属製ケースを抉じ開けようとして刃こぼれさせてしまい、自分で研磨して仕上げました。紙を切るとパチン!と爽快です。基盤のリード線切断やプラスティック製品の切断に限定して使っています。 
 
バチン〜!と金属製品も切りたいなら、迷わずクニペックス(イタリア)・バーゴ(スペイン)製のニッパがお奨め! 製品よって5000円位しますが、太い導線を切るような作業にはバッチリです。 
 
日本製も頑張っていて、フジ矢、KEIBA、KTC、ホーザン、エンジニア・・ 用途に合わせた様々な製品を販売してます。ニッパは手作り行程が多いので、良い品はどうしても高額になります。最後の調整(切れ味)は熟練した職人さんが担当する手工品です。  
 
 

2017. 4. 29. Sat
      設備音響に対する捉え方・・ いろいろ

 フェースブックで設備音響の調整に対する疑問を聞き、私なりの返答をしました。先ずはその内容をここへ紹介します。それと某メーカーのサイトが掲載されていて、その中にワンツーの意味が取り違えた捉え方に感じた事もあり、その内容からスタートしたのです。ワンツーの前に電子制御で完結したいと豪語しているようにも感じました。 
 
 音のキャラクターを言葉で伝えるのは難しいけど、マイクを持った瞬間に会場の拡声装置のクォリティ90%が分かります。それはマイクの「ハンドリングノイズ」。どんなマイクでもノイズは発生します。その音でPA装置の精度が分かってしまう・・ これは現場経験的見地なので数値になりません。喋る前から音の傾向が分かるって・・何が基準か分りますか? 
 
 オペレーターが「ワン・ツー!」をするのは音の確認ですが、それ以前にハンドリングノイズでどの程度の完成度かが分かります。その設備を調整した技術者が、一体何処まで追い込んでこの状態に決定したか分かってしまうのです。ワンツーはその次のステップです。設備側が意匠に対してどのようにスピーカーを設置したか? 音響機器全体の機種選定を、そのワンツーで再確認します。我々オペレーターがマイクを触った瞬間「よし!これならオーケー!」と思うか、それとも「 ( ̄^ ̄ ; ) ウーンどこから直そう・・」と、調整しなければならない項目が走馬灯のように頭中に映し出されるかが決まります。その時間は僅か数秒・・ 
 
 数秒間で数百〜数千万の音響設備でも品格が分かってしまうのです。設備施行を業務にされている方とすれば滅茶怖い瞬間の筈ですが、残念な事にその瞬間に立ち会っておられる設計者がほとんど居ない現実。だって引き渡した後なので現場に居る必要が無いと決まっています。ですから数日経過し設備に対して音のクレームが上がったとしても、データではこんな良い特性なのに文句言う奴は何処の誰?と、上から目線に至ります。オペレーターはその設備を使うしか無いので、困惑した時間を誰にも言えず、とにかく出来る事から始めるしかない・・ この何とも言えない幻滅感は味わった人しか分からないでしょう。逆に申せば・・ その為にオペレーターとして自分が呼ばれていると、プロ意識を全面に行動するしかないと言えます。 
 
 ワンツーの仕方も度合いもオペレーター毎に変わるので、全ての方に「よし!」を貰う事は出来ないでしょう。しかし「これなら大丈夫」と、オペレーターの許容範囲に入る精度は数値になります。その一つの技法が上記された音場計測なのは確かです。数十年前に比べたら遥かに良くなったのは事実ですが、後一歩の部分は年月と共に進化するので、設備技術者は常に最新システムの動向やキャラクターをご自身の耳で聞く勉強をして欲しいと願っております。 
 
 会社が違ったりすると出音の確認は難しいと思いますが、知らなければ・・それを評価する事も合わせる事も出来ません。現場を知って欲しいというのは、正にその部分なんです。計測グラフで決定せず、そのグラフの変化と出音との相互関係を常に把握する「音響センス」が求められています。どんな最新機器を使っても駄目な音は駄目なんです。設備の完成度が低ければ、その装置を使うお客さんの満足度に必ず影響します。ですから設備を運営する側の意見を定期的に確認してください。これはPAオペレーターからの切なる願いでもあります! 
 
 
 音響システムの明瞭度を数値で測るのは間違いではなく、ある程度の度合いは解明出来ます。しかし決定打にならないのです。まだ何か?見逃しているデータが存在する筈です。それと会議用途の会場でロックコンサートをする事はありませんが、登壇される方がマイクヘッドを握りながらデカイ声で演説をすることを想定したら・・ 果たして今の卓の設定で大丈夫か? アンプ・S P は耐えられるのか? 最初から予算も少ない、どうせ会議用途なのだからこの機種でこの音量でと調整して納めた施設。しかしその会場でデカイ声の政治家さんが熱演したら? 当然ながらシステムは歪みまくりで、最低な評価しか得られないでしょう。最悪は S P が飛びます! 実はこのような事例が全国で多発しています。昔とはマイクの使われ方も変わっているからです。カラオケでガナルようにマイクを使ってしまう実情!? 
 
 解決策は・・ 予算確保しかありません! 設備の設計者が少しでも音響設備のレベルを向上させる為に「営業努力」も併せ持って欲しいのです。予算内で選定した機種で満足を得ようとするのはもう無理と悟ってください。システムに余裕があればクレームは格段に少なくなります。ハウリングするまでフェーダーを上げなくても充分聞こえる! これが音響設備の最低基準と理解して欲しいのです。 
 
 折角の機会なので具体的「数値」で示しましょう。ハウリングマージンは最低でも「+12dB」。充分聞こえる音量が規定レベルとした場合、フェーダーをドン突きしてもフィードバックしない余裕。その状態が明瞭度指数「S T I 」幾つなのか? 提唱された数値ではなく、その余裕値を今後の基準にしてください。 
 
 なお、マイクが2本に増えれば3dBの余裕が失われます。4本に増やせばトータル6dBの余裕がなくなる。会議ではよくあるマイク8本同時に上げた場合、更に3dBが失われます。しかし12dBの余裕で音響設備を設計すれば、8本同時にマイクを使っても未だ3dBの余裕があるとなります。決して充分な余裕ではありませんが、ハウリングせずにマイクを上げたまま運用出来ます。ではマイク16本はどうすればいいか? そんな質問をされた事がありましたが、そこまで増えるとミックス・オペレータが居ないと厳しいと伝えました。 
 
 ところが、数年前に (*゚o゚)ノ⌒☆スゴイッ!! システムが一般化しました。ヤマハ・オートミキシング・システム「Dugan」。16本マイクを活かしっぱなしでも手ぶらで見てられる。滅茶便利というか凄いシステムだな〜と感心しました。デジタル技術の恩恵を改めて認知しました。安くはないけど需要のある方はお試しを・・ 
 
 
 昨今はデジタル卓を設備に納入する機会が増えました。もうコンプやゲート、ディレーを別途追加しなくても卓内で全て解決。まあ・・その分、デジタル卓は安価ではありませんが、便利な機能を使わない手はありませんね? コンプやゲートって、昔はボーカル・ドラムなど音のデカイ楽器にしか使わなかったけど、昨今は会議施設のマイク全てに活用しています。大きな声で喋られてもコンプが制御してくれ、普段喋らない人が急にマイクを使おうとしても、ゲートが制御してくれます。フェーダーを上げっぱなしでも普段はレベルを下げ、喋れば自動でオンしてくれます。「Dugan」が無くてもある程度はコンプ・ゲートを活用すれば何とかなります。要は各機能をどう使うか? コンプやゲートの設定をオペレーターのテクニックに依存するのでなく、今後は音響設備設計者の経験とアイディアに掛かっています。その為にも現場でどのような音が評価されるか? 音・響きを知るしかありません。この装置を使えばバッチリ? そんな魔法の杖も存在しない! 結局は人が聞いてなんぼ? それが音響設備に求められる使命であり目標と考えます。 
 
 過去の私が100%を目指す現場というか生き方が多かったので、つい大袈裟な回答というか提案ばかりになったかも知れません。因に50%を取らなければならない経験もしております。だからこそ「営業努力」と書きました。スタート地点の違いは在っても目的は普通の音。そこがモドカしい・・ 過去に建築意匠を音響の為に変更した事例もあります。反面・・泣く泣く空いてる場所に設置するしかない現場もありました。だからこそ、どうしてそうなったのか? 探求しつつ最大限の努力を目指して欲しい。もちろん政治力も時には必要です! 
 
 デジタル機器の恩恵で格段と進化した反面、現場のサウンドはそれほど向上していない現実。やはり設備施行側の勉強不足ではないかな〜と感じます。第一線のクォリティを目指す必要はないと思うけど、最低限のサウンドは知って欲しい・・ その「普通の音」を理解してください。 それより先はPAオペレーターが担います。 
 
 
さて・・ 結果としてこの文章を読んで (゚_゚)フムフム… と感じたなら良いのですが、中には自分を取り巻く環境は劣悪な現場なので当て嵌まらない的な返答をする若造が居ました。大きな現場は経験する事も無いから関係ないと・・ 何とも寂しい話ではなりませんか? 若いのだからこれから幾らでも上を目指せる筈なのに、もう自分の環境で目一杯になっているようでした。それならこの業界は目指さない方がいいと言いたいです。そんな柔な思考しかないならもっと儲かる商売に移行してください。次世代をそんな軟弱な考えの若造には任せられないです! 呆れると同時に悲しい・・   
 
 

2017. 4. 19. Wed
      大 問 題 発 生 !

 横浜にぎわい座公演へ持ち込む周辺機器のラックを整備しようと、機材をリビングへ運ぶ際、イタタ…~(>_<。=)ゝ 何とかギックリ腰になる寸前で持つのを止めましたが、腰の痛みは残っており、これ以上の負担は危険。さぁ〜て、どうやってZ嬢へ積み込むか!?! 何とか息子に頼むしかない・・ 
 
      あぁ… 年寄りの冷や水〜・・.: *・(*≧▽≦)о.:゚ 
 
 幸いかなギックリまで行かない・・ギッ腰?(笑) 椅子から立った時とか、大股で歩いたり腰の左側を押すと痛い。普段はなんともないので、これ以上悪化させないよう細心の注意が必要です! 日常生活に支障がある訳ではないので大丈夫だけど、暫く機材を運ぶ際は要注意! だけど遊びは問題ないだろう (・∀・; ) 
 
  腰痛の原因となった5Uラックの重さは約15kg。軽くはないけど重くもない微妙な重量ですね〜 片手で持ち上げ運びながらパネル面を上にしようと左手を添えて置こうとしたのです。その時のバランスが悪く左側の腰に負担がかかったようです。 
 
 そう言えば2年程前・・ ある現場で音場調整中に客席を歩き回っていたのですが、暗がりで段差に気付かず目一杯転倒した事があります。一瞬何が起きたのか?自分が転んだと気付くのに数秒掛かった程の衝撃。その時に左臀部を強打しています。数週間は鈍い痛みが続きましたが、大事には至らずそのまま放置したのが影響しているかも・・ 40数年PAの仕事をして来ましたが、実は荷物を持っての腰痛は初めてなんです。加齢と運動不足・筋力低下。早急にパワーアシストを発注!? ※写真参照 
http://www.yuasa.co.jp/assistsuit/ 
 
  ナンチャッテ (´・ω・`)ゞ 未だ相当高額製品なので、取り合えず腰を守る「腰ベルト:コルセット」を購入しました。 ※写真参照2 
 
 早速装着してみたら・・ なるほど!! これは随分と楽になります! 10分程度装着してみて外した瞬間、身体がふにゃふにゃ〜となりました。うぉ〜これがコルセットの効能か〜! 同時に自分の背筋・腹筋が弱っていると自覚。ちょっとバランスを崩した程度で腰痛に至った理由も分りました。今後は仕込みバラシに必着です! 
 
 
 ところで・・ なぜ左腰なのか? こういう怪我をするといろんな記憶というか過去が蘇って来ます。前述した左臀部の強打事故・・ それ以来ELANで走行中も左足や腰に違和感を抱く事が多くなりました。自分ではそれほど重いと感じていなかったクラッチ操作でしたが、車検整備中に代車で借りた軽トラのクラッチが滅茶軽く感じたので、ELANは普通車より相当重かったと考えます。しかし慣れてしまえば何とも思わなかったけどな〜・・ 48歳から15年の長きに渡り乗っていた事も、左足や腰に負担がかかっていたのでしょう。本来なら鍛練になって良いのに、どうもそうではなかったようです。一時期スポーツジムカー?と言った事もあったし・・ 
 
 2年前、ELANのフロントウィンドウに亀裂が入ってしまった事でオートマのZ嬢に乗換えたのですが、実は左足や腰の違和感を懸念した車種選定でもあったのです。こう考えるとやはり予兆は在ったのです! それを意識していれば怪我に至らなかった。自分のミスが悔しくもあり残念でなりません。 
 
 そんな私が言うのも何だかな〜ですが・・ 皆さんも日々「意識」をお忘れなく! 好みの機材が運べないと業務の出来映えにも影響するポジション。怪我・病気が一番恐く「死活問題」となります。 マジな話題でした! 
 
      ファイトーー! ( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ ) イッパーーツ!!  
 

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