2015年4月8日(水) 西村晋弥#3「リズムは奥が深い」
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| 今日の稽古場では、チャングーさんによる音楽指導がありました。 パターンの違う手拍子、 パーカッションのそれぞれの役割、 みんなでいくつかのグループに分かれて、 チャングーさんの指示によりスタートしたり待機したり。 いやー、リズムは奥が深いです。 簡単なようで、実はとても難しいのです。 ライブ会場などで、 お客さんみんなでアンコールをするとき、 どんどん速くなっていっちゃうあの感じ、 誰もが体験したことがあるのではないでしょうか。 全員で一定のテンポをキープするというのは、 簡単に見えて、実はかなり至難の技なのです。 ここでみんなで一斉に手を打とう、と決めても、 その箇所の中に前や後ろがあり、 バラバラっとなってしまうわけです。 それぞれの解釈にもよるし、 気分に左右されたりもします。 僕はずっとバンドをやってきました。 拍の取り方については、よくメンバーとも話題になります。 やはり最終的にたどり着くことは、 相手の呼吸を感じること。 同じことをやっていても、 みんなが一人一人好き勝手にやってしまえば、 なかなかうまくいきません。 お互いがお互いの呼吸に耳を澄ませて、 自分のリズムじゃなく相手のリズムの中で呼吸をする。 そうすると、自然と拍の捉え方が揃ってきます。 今日はみんなでその感覚を分かっていくための、 とても大事な稽古でした。 とはいえ、僕がいつもやっているバンドとはわけが違います。 なにせ、この舞台では50人以上の人間達が、 呼吸をひとつに合わせるわけですから。 並大抵じゃないですよ。 逆に成功したら、とんでもないことになると思います!! ぜひともその瞬間を観に来て欲しいです! |
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