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映画興行事業でスタートした企業で、現在は不動産賃貸・販売事業を主体に展開し、飲食事業と中古マンションのリフォーム事業を育成、１５年３月期の連結営業利益は２億５０００万円（前期２億１０００万円の赤字）、純利益は前期に計上した銀座テアトルビル売却益がなくなることから１億円（前期比８８．０％減）の見通し。第３四半期累計（１４年４−１２月）はそれぞれ２億５１００万円（前年同期比４．３倍）、２億１７００万円（同８６．７％減）とすでに通期計画をクリア、通期業績上方修正の期待も出てこよう。第３四半期の好調の要因は「前年度に取得した賃貸不動産３物件の収益が寄与したことなど」（第３四半期決算短信）だ。
期末一括配当は１円（前期末１円）の計画で、期末、中間期末には、保有株数に応じて「映画招待券」と「提示割引証」がつづられた「株主優待つづり」贈呈の株主優待も付く。配当・優待権利付き最終日はあす２６日。
株価はジリ高歩調のなか、１３週移動平均線が２６週線を抜くゴールデンクロスを形成しつつある。ＰＢＲは０．８倍台と割高感もない。昨年来高値は１６７円（１４年１月２１日）。
［ 株式新聞速報ニュース ］
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