続・ゆき日記
 「旧ゆき日記」の2003年3月から、1日も欠かさず皆勤中! 
 これからも毎日書くようにがんばります! サイト「雪乃町公園」もよろしく

4月 09日(火) デレク・ソロモンズ指揮のハイドン
3月 10日(日) ダメなカメラワーク
1月 10日(水) ハイドンの弦楽四重奏曲作品76の5
12月 23日(土) ヘンデルのオラトリオ「メサイア」
12月 22日(金) ハイドンの歌劇「騎士オルランド」は楽しかったのに
12月 17日(日) アウリスのイフィゲニアもある
12月 16日(土) 歌劇「タウリスのイフィゲニア」序曲
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2024年4月9日(火)
      デレク・ソロモンズ指揮のハイドン
 :雨
 HMVに注文していた、デレク・ソロモンズ指揮レストロ・アルモニコ演奏のハイドンの交響曲集が一昨日届いて、順番に聴いてます。 
 
 これ、実は大半を既にLPで持っているのですが、今回CDで出直しにあたって、少しだけ未発売曲が含まれているので、買いました。 
 
 録音は1980年代中盤で、当時としてはかなり斬新な演奏で、シャープで切れのいい響きは、当時一世を風靡していた古楽器演奏の、「びぃーんびぃーん」という、音を途中で膨らませる弾き方とは、一線を画していて、現代のハイドン演奏が殆どこのソロモンズの演奏の延長線上にある事を考えると、ソロモンズの解釈は先見の明に満ちていたというべきです。 
 
 惜しむらくは全集のほぼ半分程で、録音が止まってしまい、しかも「パリセット」や「ロンドンセット」の傑作集が録音されていないのが、残念です。 
 
 写真は既に持っているLPの一部と、今回のCDです。
  
 

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2024年3月10日(日)
      ダメなカメラワーク
 :曇り
 NHKのEテレで、NHK交響楽団によるハイドンの交響曲第100番「軍隊」の演奏が放送されていました。 
 ハイドンが何より大好きなゆきは、当然じーっと注視していたのですが、何かストレスを感じる放送でした。 
 
 別にルイージの指揮が悪い訳ではないんです。まあ特に良いと言う程でもない平凡な「軍隊」でしたけど。 
 
 悪いのはカメラワークなんです。 
 
 肝心の楽器を映さないんです。聴かせ所の木管アンサンブルを演奏している木管楽器を映さずに、指揮者を漫然と映していたり、コントラバスが力強く動き回っているのに、オーケストラをロングで引いて映したり。 
 要するにカメラを切り替えている担当者が、曲を全く知っていないんです。 
 
 これは野球中継で言うなら、ランナー1塁2塁でバッターが右中間を抜く長打を打った時、いつまでも外野を転々とするボールと外野手を映し続けていて、塁を駆けるランナーや腕をぐるぐる回す3塁コーチを全然映さない様なものです。 
 
 極めつけは、第二楽章の終わり近くにあるトランペットのソロの場面でした。ここでは全楽器が黙って、トランペットが一人でソロを吹くのですが、この時映していたのは、呆れた事に指揮者でした。 
 そこはトランペット奏者でしょう! 
 
 そしてソロが始まって1小節程してから「え?ここってトランペットのソロだったの?」と言わんばかりに、慌ててトランペットにカメラを切り替えるお粗末さ・・ 
 
 カメラの切り替えを担当していたディレクターさん・・ やる気が無いなら辞めたら?
  
 

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2024年1月10日(水)
      ハイドンの弦楽四重奏曲作品76の5
 :曇り
ゆきの大好きなハイドンの作品の中に、作品76と言う番号で呼ばれている、6曲セットになった弦楽四重奏曲集があります。『皇帝』『日の出』『五度』等、弦楽四重奏曲の名曲中の名曲ばかりの曲集なのですが、その中の第5番は、第2楽章があまりにも美しいので、その速度表示Largo(非常にゆっくり)にちなんで『ラルゴ』と呼ばれてます。 
 
何十年振りに郷里に帰って来たような懐かしさ、或いは遥か先に見える憧れ…そんなイメージの、限り無く穏やかで美しい第2楽章は、ゆきはもし死んだ時は、葬儀の際にはこれを流して欲しいと思っています。(間違ってもモーやブラなんか掛けないで下さい) 
 
今入院中で数枚のCDを持って来てますが、その中にも入ってます。 
 
もう本当に美しい曲なんですよ。 
  
 

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2023年12月23日(土)
      ヘンデルのオラトリオ「メサイア」
 :晴れ
 クリスマスシーズンになりましたので、ヘンデルのオラトリオ「メサイア」を掛けました。 
 
 メサイアは、昔は大オーケストラ編曲版で、情緒も表情もお構いなしに「ぐわーーーっ」っと鳴らしまくった演奏が多かった様ですが、最近はそういうのはさすがに影を潜めた様です。 
 
 お薦めはレッパード指揮の演奏です。
  
 

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2023年12月22日(金)
      ハイドンの歌劇「騎士オルランド」は楽しかったのに
 :晴れ
 以前にも書きましたが、ハイドンの歌劇「騎士オルランド」のDVDが楽しくて、ずーっと観てます。キッチンでも見れる様にしましたので、テレビに詰まらない番組しか無い時は、「騎士オルランド」です。 
 
 で、ちょっとオペラづいてますので、このオルランドの物語の一部らしいヴィヴァルディの「オルランド・フリオーソ」のレコードを引っ張りだして、久々に聴いてみました。 
 
 う〜ん・・・あんまり楽しくないです・・ やっぱりバロック期のオペラと古典派以降のオペラは、感覚が全然違いますねぇ・・
  
 

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2023年12月17日(日)
      アウリスのイフィゲニアもある
 :晴れ
 昨日「タウリスのイフィゲニア」の事について書きましたが、実はグルックには「アウリスのイフィゲニア」と言うオペラもあります。一文字違いで紛らわしいです。 
 
 ネットで「アウリス・・」の序曲がアップされていたので聴いてみると、「タウリス・・」と同じです・・ 
 
 つまり演奏している方も、ごっちゃになっています。 
  
 大体古典派の時代の音楽の考証がきちんと為される様になったのは、この50年程ですので、それ以前はかなりいい加減な扱いでした。そういう時代に出版された楽譜のタイトルが、混同されていたままなんだろうと思います。 
 
 いい加減だなぁ・・
  
 

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2023年12月16日(土)
      歌劇「タウリスのイフィゲニア」序曲
 :雨
 18世紀後半の重要な歌劇作曲家グルックの曲で「タウリスのイフィゲニア」と言うのがありますが、今では余り演奏されない様です。その序曲は、ゆきが学生時代に居た学生オーケストラで、毎年夏頃に新入生(4月に初めて楽器を始めた者も)が初めて演奏する曲でした。当然ゆきも四苦八苦して弾きました。 
 
 でも曲が全く無名の曲なので、レコードとかも殆ど無く、プロの演奏を一度も聴いた事がありませんでした。印象は余りいい曲と言う印象は無かったです。 
 
 先日ふとその「タウリスのイフィゲニア序曲」を検索してみると、動画が見つかりました。 
 
https://www.youtube.com/watch?v=U-XsGPk1ia0 
 
 うーーん・・ なにこの重苦しいテンポとダラダラした演奏・・ 
 
 でもゆき達の演奏もこんなテンポでした。この異様に遅いテンポだからこそ、初心者でも譜面が追えたのです。 
 これで解りました。ゆきの大学のオーケストラの先輩たちは、このダルダルな演奏を聴いて、「これなら初心者でも演奏出来そうだ。」と思ったに違いありません!  
  
 でもこの曲はもっと速くて歯切れのいい曲の筈・・ と思って他の演奏を探しましたが、余りありません。一つ、もう少しいいテンポの演奏を見つけました。 
 
https://www.nicovideo.jp/watch/sm17564589 
 
 何と後期ロマン派の巨匠R.シュトラウスがベルリンフィルを指揮した、95年前の録音ですが、さすがR.シュトラウス! しっかり様式を捉えています! こっちの方がずっといいです。 
 
 でも本来はこれでもまだ遅いと思います。古典派特有の躍動感ある弦楽器の効果は、もっと速いテンポで初めて発揮されます。勿論そうなると、初心者に手が出せなくなります。
  
 

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