続・ゆき日記
「旧ゆき日記」
の2003年3月から、1日も欠かさず皆勤中!
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マール (2)
そのほかいろいろ (1112)
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2023年12月15日(金)
ヨクナル号のつまみ
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ラジオ・真空管・電気語り
|
:雨
お気に入りのラジオ「ヨクナル号」の音量摘みのネジがバカになって、すぐ外れてしまう様になりました。
電気製品の調節摘みは、図の様に回転軸に小さいネジを締めて押さえ付けて留めてあります。つまみ本体が金属製の場合は、直接ネジ目を切ってそこにネジを入れればいい訳ですが、本体が樹脂製の場合は、筒状の「鬼目ナット」と言うのをねじ込んで、その鬼目ナットの内側に留め用の小ネジを入れます。
ところがヨクナル号は長い年月の間放置されていたラジオですので、この留めの小ネジが鬼目ナットにさび付いて固着していて、どうして外れなかったのです。やむなくドリルで鬼目ナットごと削り取りました。
当然そこには大き目の穴が残ります。そこで一回り大きい鬼目ナットを入れたのですが、摘みの材質が「ベークライト」という、弾力の全くない硬質の樹脂(当時はプラスチックが無かったので、樹脂と言えばベークライトしかなかったのです)で、鬼目ナットの外側の歯が全く食い込まず、すぐに抜けてしまう状態でした。
小さな針金片を挟み込んだりして工夫していましたが、やっぱりすぐに緩んでしまいます。そこでこの鬼目ナットと本体を、強力なエポキシ接着剤で接着する事にしました。これは下手をすると鬼目ナットの内側の部分にまで接着剤が着いてしまいかねず、そうなったら締め用の小ネジが入りません。
慎重かつ大胆に接着剤を塗って鬼目ナットを押し込み、固着するまで一晩寝寝かせました。
そして慎重に留めネジを入れてみると・・多少接着剤が回り込んだ様でしたが、ちゃんとネジが入ります!
そして音量調整用部品の再生バリコンの軸に取り付けて、ネジを締めると・・
おおーー! つまみはグラグラする事も無く、ぴったりしっかり軸に留まりました!
やったー!
>> 返信
2023年9月17日(日)
真空管がピンクに光った
|
ラジオ・真空管・電気語り
|
:晴れ
使っている真空管アンプの真空管の1本が、突然薄いピンク色に光り出しました。
これは内部にガスが発生した場合に起きる現象で、寿命です。予備の真空管と交換です。
2A3という有名な型番の球で、古今東西様々なメーカーが2A3を作っています(東芝や松下も勿論作ってました)が、20年程前にピロシキやボルシチの国の「SOVTEK」というメーカーが作った物が、とても評判が良くて、ゆきも何本か買って持っているのです。
ついにそれを使う時が来ました!
交換して、それに合わせて電流を調整して、とりあえずレコードを掛けてみました。
おおー!クリアでいい音です! 楽器が際立って聞こえます。
写真は交換後の物で、奥の大きな2本が、交換した物です。交換前の物は同じ2A3でもこれよりはちょっと背が低くて、肉まんやラーメンの国製でした。
>> 返信
2023年8月26日(土)
すぐ消える豆球を直す
|
ラジオ・真空管・電気語り
|
:晴れ
何年も前に完全修復して仏間に置いている、昭和10年頃のラジオ「ヨクナル号」は、今も良く鳴ってます。でも時々、ダイヤル表示板のランプの片方が消えてしまいます。
2灯ある表示灯の片方が点かなくても、ラジオとしての機能には全く差しつかえはありませんが、目に見える部分ですのでとても気になります。ダイヤル表示板の左半分が暗いんです。
豆電球が切れるのではなく、電球のソケットの接触が悪いのです。半田付けし直したり、締め付けを強くしたりを何度もしましたが、すぐ又点かなくなります。
そこでソケットを新しい物に交換しました。
80年前からの元の部品を交換してしまうのは、出来るだけ避けたいのですが、機能を果たしていなければ意味がありません。
ここは2つのソケットが専用金具でM型に一体型になった物が使われています。ソケットだけを交換する事が出来ませんので、専用金具から作らないといけません。
アルミ板だと半田付けが出来ないので、半田付けが効く鉄か銅か真鍮でないといけません。ここでは空き缶を切って作りました。空き缶はブリキですので鉄です。
ブリキを同じ形に切って、そこに新しいソケットを半田付けし、結線しました。
2時間程掛かりましたが、これで表示板のランプは消える事無く点くようになりました。
>> 返信
2023年7月23日(日)
ヨクナル号の表示ランプ
|
ラジオ・真空管・電気語り
|
:晴れ
もう何年も前に完全に修復して仏間の床の間に置いている、昭和10年頃製造のヨクナル号ラジオは、今でもちゃんとガンガン鳴っています。「昔のラジオにしては結構聞こえるでしょ?」じゃなくて、全く普通に普段使いラジオとして使っています。
でもダイヤル表示窓を裏から照らす2灯式豆電球が、時々片方(左側)が消えてしまいます。豆球自体が切れ掛かっている訳ではなくて、ソケットが甘くなっている様なのです。何度電球を力一杯ねじ込んでも、すぐ又消えてしまいます。
先日一回中身を取り出して締め直しましたが、それでも効果はありません。
ソケットは、2つのソケットが一つの金具にセットされた、元からの専用の物をそのまま使っていますが、これを金具ごと新しく作り直そうかなぁ・・
>> 返信
2023年6月15日(木)
熱源
|
ラジオ・真空管・電気語り
|
:雨
そろそろ嫌な暑い季節になって来ました。
そんな暑いのに、部屋の中には熱源があるんです。真空管式のオーディオアンプです。
メインで使っている42PP(ヨンニ プッシュプル方式)は、真空管を9本も使っていて、真空管の管内のヒーターだけで41,42Wも熱を出しています。上に手をかざすと、明らかに熱いです。
サブで使う2A3 S(ニイエイサン シングル方式)は、真空管は5本で、ヒーターは42アンプの半分くらいの22,83Wです。
半導体アンプだと、このヒーター電力は全く要りませんので、真空管式は全くエコではありません。
>> 返信
2023年6月1日(木)
もっと上位品が安く?
|
ラジオ・真空管・電気語り
|
:晴れ
昨日アンプのボリウムを交換して、快適にレコードやCDが聴ける様になりましたので、色々レコードを聴いています。
ゆきは自分でアンプやラジオを作ったり直したり出来ますから、この様なボリウム交換も出来ますが、出来ない人はブログや日記で悩んでいるのかな・・ と思って、「アンプ」「ボリューム交換」で検索してみました。
すると、今回買った物より更に上位品が、中国の通販サイト「Ali express」に出てました。
でも偽物なんです・・
偽物でも上位品の方がいいのか・・それとも本物の方がいいのか・・
試してみたい気もしますが、既に2回の交換をしていて、端子用の小基板がこれ以上の交換には耐えられない状態ですので、もう触りません。
明日急に午後から大阪の八尾市でピピピのメンテ仕事を入れました。でも明日の午後は電車が止まる程の大雨だそうです。行くのはまんぼう号で行きますが・・
>> 返信
2023年5月31日(水)
アンプのボリウム交換
|
ラジオ・真空管・電気語り
|
:晴れ
アマゾンで注文したボリウムは昨日早くも届きましたので、今日それを交換しました。
交換と言っても、スコッと抜いてキュッと挿せばいい・・と言う訳にはいきません。不良になったやつの端子の半田付けを外して、取り付け場所から取り外し、そこに新しいのを取り付けるのですが、寸法が全然違って一回り大きいので、そのまま同じ様には取り付けられないのです。
他の部品にぶつからない様に角度を斜めにして、滑り止めポッチの穴もあけ直し・・ 2回目の交換なので、端子基板のパターンも浮いて切れている箇所まで発生しました。
2時間程掛かって何とか交換しました。
写真の上が今回買った国産一流メーカー(アルプス社)のボリウムと、今まで使っていた物の予備品(新品)です。大きさがまるで違いますし、構造も堅固です。 小さいのは250円位で、アルプス製は1210円です。ほぼ5倍!
そして下が交換後の様子です。
斜めに取り付けているのは、真っすぐだと他の部品にぶつかってしまうからです。
交換後は、当たり前ですが摘みを回してもバリバリ言わなくなりました(*´▽`*)
このアンプは買ってからたぶん20年は経ってます。
これまでに・・
1.LPレコードが聴ける様にする為に、イコライザーアンプを作って組み込み
2.セレクターコントロールIC交換
3.ボリウム交換(今回で2回目)
4.ボリウムを交換した事により、摘みも交換
5.電源ダイオード焼損交換
と、何度も改造や修理を重ねて使っています。
>> 返信
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