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ノーガキで〜す。 先日の東京散歩の途中で、チト事故りそうになりました。 たぶん、過去のバイクのヒヤリ体験の中で、最も危険なパターンだったと思います。 そりゃあまぁ、長く乗ってるんで、コケた事もあるし事故った事もあります。 この日は、結果的には事故にならずに一日走れましたが・・・、っま、思いのままにノーガキなど・・・。 意外にも、振り返ってみると、より速く走っていた若い時よりも、バイクに返り咲いてからの方が、よりヤバそうなパターンからの離脱に成功してるんですよね。 歳をとってからの方が危ない目にあってる、ってのもどうかと思いますが、実例を二つばかり。 一つは数年前の出来事。相棒はDTクン。これは私の不注意が原因でした。 ちょっとお店を探していて、周りをキョロキョロしながら走っていました。 フト、前を見ると、左折する為に車が減速しており、突っ込みそうになりました。 急ブレーキをかけると、ジャックナイフの要領でリアが浮き上がり、咄嗟に持ち上がったリアを横に振る事に成功し、バイクの向きを変えてアクセルオンで衝突回避・・・、コケる事もなく、車の前へ抜け出る事ができました。 もう一つが、東京散歩での出来事。相棒はSDR。こっちは対向車の動きが原因でした。 何を思ったのか、対向車が、走ってる私の目の前を横切って右折しました。 こっちはパニックブレーキになって、フロントタイヤがロック。そのままスリップダウン気味に対向車線へ。 このままじゃ、次に走ってきた対向車の下に潜り込む・・・、ってところでフロントブレーキを離す事に成功。 フロントのグリップが回復し、地面を蹴っ飛ばしてバイクを起こし、危うく本来の車線に戻れました。 どちらの場合も、「良く避けられたもんだ・・・。」と自分でも関心しました。冷や汗を流しながらですが・・・。 こう言っちゃなんですが、咄嗟にしては、かなりのレベルで立て直しに成功しています。 でもねぇ・・・、これってただの偶然なんですよ。 少しでも何か私の力と言ってイイものがあるとしたら、腕では無くて、経験なんです。 長く乗ってますから、それなりにいろんなバイクで遊んで見た事があります。オフ車で土手内で遊んでみたり、トラ車にだって乗った事がある・・・。公道をバイクで走った距離だって、それなりのモンです。 そんな経験の中で、「ジャックナイフになるとどうなるか。」とか、「フロントロックになると、どうなるか。」なんてのが、たぶん頭のスミに入ってるんですよね。 だから、咄嗟に次の行動を思い付いて、体を動かす事が出来たような気がしています。 たぶんなのですが、経験が多いほど、「ジャックナイフ!」「フロントロック!」のところで、思考停止になりにくいんです。 次の行動が上手くはまって、バイクの立て直しが出来て、離脱に成功したのは・・・、単なる偶然。だってもう一回やれと言われても、絶対出来ないもの。(汗) もっと言えば、軽いバイクだったから良かった話しで、もしこの時に重いホネ助クンに乗ってたら、偶然が入り込む余地すらなく、たぶんどっちも病院行きでした。 っとまぁ、実はここからがノーガキ。 最近、バイクに乗ってる方に、若者が増えてきた気がするんですよ。 どうか、たくさん走って、早く経験を積んで欲しいなぁ、などと。 私達の若い頃は、バイクブームだったので、そこらじゅうでバイクに乗れました。ちょっと土手の中に入ると、誰が作ったか解らないオフロードコースがあったりしたしね。 バイクの種類も豊富で、友人間の貸し借りで色々なバイクにも乗れました。壊しても良いバイクも無い事もなかったし。 今は、いろんな場所を走ったり、色々なバイクに乗ってみたりする事は、簡単には出来ない事と思うけど・・・、それでも距離を走った経験は、どこかできっと役に立ちます。 安全な範囲で色々と走ってみて、沢山走って、早く経験を上げられると良いなぁ、と思います。 せっかくのバイクライフなので、自分自身も含めて末永く楽しめると良いなぁ、と思います。 以上、まとまりが無いですが、ノーガキ終了。(笑)
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