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え〜、なんとか動かしたい気になっていたTLですが、一応、動きました。 ・・・、かなり無理やり。(笑)
無理やりになってしまった原因はこちら。 キャブのフロートが 潰れておりました・・・。 今では珍しい真鍮製です。 これって潰れる物?と思って 調べてみたら・・・、 これもTLの持病らしいです。 仕事柄、一応、半田付けは出来ますので、 一度バラバラにして、押したりつついたりで修正してから半田で穴埋め・・・。 結局、形をそれっぽく治す事は出来た物の、 組み込んで走り出すとタッチンタッチンとキャブからガスが漏れ出し・・・、 最終的にはカブって停止。 どうやらエンジンがかかって、振動がかかるとダメみたい・・・。 何度もキャブを開けて、かなり頑張って調整したんですけどね〜。 本日はかろうじて近所の川原まで辿り着けましたが、 カブリ症状とガス欠の間を燃料コックで調整しながら、ギリギリ帰還のありさま。 いやはや、勉強になりました〜。油面って大事なのねぇ・・・。 次は上手にリペアするぞっと♪ ・・・、まぁ部品を頼んじゃったんで、次があるか分かりませんけどね。(笑) っと、まぁ、かろうじて走る事は達成♪ タハハ、たぶん本年もこんな調子ですが、よろしくお付き合い下さいマセ♪
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ほんと〜に久しぶりに、TL125を引っ張り出しています。 数年前から職場でバイクブームが起こっているのは前にも書いた気がするのですが、 セカンドバイクにオフ車を選ぶ方が増えてきまして・・・。 メンバーには初心者もいますし、一度、川原でオフごっこも良いタイミングな気がしています。 久々にメーターカウルを着けて・・・、 お〜、まるでさっきイーハトーブトライアルから帰ってきたみたいだ♪(笑) あれ以来ほとんど走っていなかったTLですが、 キャブのドレインを切ってやり、新しいガソリンを入れてやったらあっさり始動。さすが♪ っで、ライトを一回りチェックしようとしたら、点けるそばから菅球切れが発生・・・。 こっちもさすが・・・。 これって、実はTLの持病の一つです。 メーターパネル内の電球が切れると、引きづられて次々と他のも切れちゃうとか・・・。 困った。 6Vの球って、最近は、あんまり売ってないのよねぇ・・・。
気を取り直して、 今、出来る範囲の事を・・・。 純正流用で、ステップのワイド化を実施。
駐車場で少し乗ってみたら、 「なんでイーハトーブトライアルの時に、 これをやっとかなかったんだろう・・・。」と思う 乗りやすさ。 っま、知らない時は、得てしてこんなもんです。(笑) 何となくイケそうだけど、 びみょ〜にもう一手間がかかりそうなTLクン。 来年の初乗りはコイツか?
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さてさて、歴史あるトライアル競技大会に参加しまして・・・。 チト、真面目に振り返りなどしてみましょうか。 過去に多少、トライアルバイクに縁があったとは言え、 トライアルセクションも始めてなら、バイク競技参加だって始めてですしね。 まずは、トライアルバイクその物のお話から・・・。 大会で、沢山のトライアルバイクを見ました。 やっぱ、近代的なバイクには、国産車が無いのが寂しいですなぁ。 数あるバイクの中で、最も興味を引いたのは、やっぱりスコルパ・TYS125。 チームメイトのNさんのバイクです。 このバイクは、福島のトライアル体験教室でも乗ったバイクです。 流石は、ツートラ用(イーハートーブトライアル用)に開発されただけあって、 なんと言ってもタンクの容量が魅力。 今のトライアルバイクは、あまりに性能が特化していて、 軽量化を意識し過ぎていて、ガソリンタンクの容量さえもほとんどありません。 一部のバイクは、ガソリンタンクさえ無いように見えるくらいです。 たぶん、多いバイクで2Lくらい・・・。 この容量は、大雑把に考えて、50キロ前後しか走れません。 いくらなんでも、これでは航続距離が短すぎ・・・。 ウチからだと、宇都宮まででエンプティになっちゃいます。 スコルパなら、見た目にも独立したタンクを装備していますので、 たぶん、100キロ弱くらいは走るんじゃないでしょうか。 パワーの方も、一緒に走ってみた印象では、TL125と同じ4stの125ccとは思えない走りっぷり。 足回りに関しては、言うまでも無くってレベルです。すごく魅力的・・・。 とっても魅力的なんだけど・・・。 たぶん、これは手に入れてはイケないバイクな気がしています。 ちょっと、条件が良過ぎる・・・。 このバイクは現時点では全てが最良なので、 偶然、このバイクが手に入ってしまったら、DTもTL125も、間違いなく居場所が無くなります。 もし手に入れようとしても・・・、ちょっとお値段が高いかな・・・。 続いて、トライアルという遊びについて・・・。 現在のトライアルバイクは、 重量的にも性能的にも、想像していたものとは段違い・・・。 既に、道具が違っていますので、遊び方が違っている印象です。 自分の若い頃に見聞きした印象は、 いかにしっかりタイヤにグリップさせて、しっかり登るかってイメージする感じでした。 今は、より立体的な動きが加わってるみたいですね。 飛び越えられる物は、出来るだけ飛び越えちゃう・・・、みたいな? っとまぁ、自分が古いトライアルバイク(基本のテクニック)を乗りこなせていませんので、 ここは想像の世界です。 自身の別趣味での経験的には、 本来はある程度良い道具で始めた方が上達も早い気がしています。 っま、まだまだ真剣度が足りないので、 今の私メがトライアルの道具を語るのは、百年早いかな〜。(笑) もういっちょ、TL125について。 たくさん走ってみて思ったのですが・・・、やっぱ、これ、好きです♪ 維持費にしても、性能にしても、現状ではベストマッチ。 本来、トコトコ走るが主旨で手に入れてますので、 このくらい古い時代の性能の方が、むしろ、ちょうど良い印象です。 なんとなく・・・、 現代トライアルバイクは、私的にはちょっと現実離れした性能を持ってるんですよね〜。 走っている姿を見ていると、モトクロッサー的な性格さえ持っているように感じます。 トコトコも走れるんでしょうが、バイクの性能が良いので、たぶん、速く走りたくなっちゃう・・・。 不思議なモンで、むしろ、トコトコ走るなら、 航続距離が長いTL125の方が、性能は高い気がしてしまいます・・・。 将来は分からないけどね。 今の感想としては、ちょうどモーグルが、ヘルメット着用になって、 努力しなければ、シロートでは手が届かないところへ行ってしまった時のような印象。 当面、ゆるゆると、TL125で行く事にします。 バイクいじり的にも、ここから戦闘力Upなんて方向で行くのも、面白そうな気もするしね♪ ともあれ、長期に準備を進めたパターンの、久々のドキドキイベントが終わりました。 今年の夏は、これにて終了。 |
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翌朝目を覚まし、食事と風呂を済ませ、「さて、どうすっかな〜♪」と考えていました。 イーハトーブトライアルは終わりましたが、まだ夏休み中です。 まだまだお休みも3日もあります。なんて贅沢なんでしょう♪ ・・・無計画とも言います。(笑) 最高峰のクラシックは、初日は海を目指していました。 私も、初日の海側のゴール、普代村を目指してみる事にしました。 お世話になった宿のお母さんにお礼を言い、出発。 今度は車で、「勝手にヒームカC」です。(笑)
まずは、七時雨山荘付近へ。 道路脇に何かがありました。 車を止めて引き返してみると・・・、北上川の最北点の湧水点でした。 岩手県を突っ切り、宮城県で海へと出る大河川です。 湧水点から見渡す景色はこんな風。 今日は良い天気ですな♪ 昨日だけでは周り切れなかった場所もあるので、寄り道しながら海を目指す事にします。
この辺りは、競技中は牧場内を走ったコースです。 牧場の周りを走ってみました。 TL125で牧場内に入って行った入り口を発見。 この先には、最初に「良いなぁ〜♪」と思わせてくれた景色があります。 残念ながら、競技用に解放されている為、 4輪車は進入不可・・・。 昨日と今日、イロイロ走り回っているうちに、 少し方向感覚と言うか、距離感と言うか・・・、なんか、土地勘みたいな物がついて来た感じもします。 ウロウロしてたら、ちょっと気になる蕎麦屋さんを発見♪ 最初、キノコ蕎麦を頼んだんですが、「採りに行ってないのよ。」との答え。 野菜天蕎麦を注文しました。 言葉の言い回しでは、時期が早いと言う言い方ではなかったので、 イロイロあって、去年の秋はキノコ採りに行ってないのかも・・・。 ともあれ、美味しく頂き、再出発しました。 なんとなく身について来た土地勘を行かし、葛巻町辺りでは少し探検もしてみました。 この辺の道は、ある種、生活道路でもあるはずなので、行き止まりはあまりないはず。 「こっちが抜けられそう。」と、方向感覚を頼りに林道へ入ってみます。 とても渓相が良い場所が沢山ありました。 竿を出してくれようかとかなり迷いましたが、時間の問題もあるので、今回はパス。 いつか、釣りにも来てみたいですね〜。 山々の雰囲気も変わりはじめ、やがて、道は海へと近づいて行きます。 普代村は、津波の被害もあったと聞いています。 街の中には、今も痕跡があちらこちらに・・・。 いよいよ海に着き、今度は、ゴールを探してウロウロしてみます。 もちろん、ゴールゲートそのものは撤去済ですから、暫定である物を探す事にしました。 宿となった施設の周りを探していたら、昨日の痕跡も見つけました。 駐車場の片隅に、仮に立ち上げた蛇口の沢山付いた水道管。 その下だけ、何故か泥がいっぱい・・・、どうやらバイクの洗い場として用意された物のようです。 初日はあの天気でしたからね〜、きっとみなさん、沢山泥遊びしてたどり着いたのでしょう。(笑)
そして・・・発見!これです♪ この大会は、北緯40度線に沿ってルート設定されています。 こいつは、北緯40度の村である事をしめすモニュメント。 「勝手にヒームカC」も、 これにて、勝手にゴールイン♪ 元々、車中泊体制で来ていますので、 後は、地元の商店で買い出しをして、宿泊施設に併設されているオートキャンプ場へ宿泊。 多少、蚊にやられながら、いっぱいやりつつ、普代村の夜は更ける・・・。
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改めてになりますが、このツートラのクラス分けは・・・。 同じ七時雨山荘スタートでも、ルートや難易度で幾つかに分かれています。 高度な方から、クラシック・ヒームカ・ヒームカBの順。 クラシックは、初日は海を目指して走り、翌日は海から七時雨山荘を目指す2日間の競技。セクション間の移動にもオフロードが多くなります。 次がヒームカ。同じく海を目指しますが、こちらはワンデイトライアル。1日で競技が終了。 一番ゆるいのが、私達がエントリーした、ヒームカB。 ヒームカと同じくワンデイトライアルですが、時々、クラシッククラスと交差しながら途中まで走り、昼食後、別ルートに分かれて、七時雨山荘へ戻ります。 では、題名のヒームカCとは? はい、あまりに風景が良いので、競技でいっぱいいっぱいなって走りきってしまった事がもったいない気分になり、ツートラのツーだけやってみる事にしました。題して「勝手にヒームカC」(笑) だって見て下さい、↓この景色・・・、もったいないでしょ♪
朝食時に、宿へ連泊をお願いし、バイクを降ろしはじめました。 最後のセクションが泥んこセクションだったので、泥落としの為にも、走っておくのは悪くありません。 ナビが半充電で長期駆動が難しい事もあり、ひとまずはナビオフでスタート。 この為、XL500Sさんの車と、時々、先頭を代わって貰ったりしながら、道を進みます。 スタート地点だった七時雨山荘を通過。峠道へ突入・・・。 パンク修理ポイントを通過しますが、もはや頼りになったチームメイトも、実行団(コラコラ、実行団を頼りにするのはルール違反♪)の姿もありません。なんとなく、兵どものなんとやら・・・。 非力なTL125だって、一応はバイクですから、下りなんかは、そこそこ、イイ気分で峠を走って行きます。 ですが、少し標高が上がった場所で登り坂にかかると、やっぱり「がんばれ〜。」な雰囲気にもなります。 っま、このバイクの場合は、これでもカワイイと思えるからイイんだけどね♪ 峠を走っていて、気がついた事が少々・・・。 標高が上がってくると、XL500Sさんの車と、TL125の動力性能がほぼ同じになります。 前を走っていてすっかりぶっちぎったつもりでいても、止まって待つと、予想外にすぐに車が現れたり、後ろを走っていても、ちっともノロノロ走ってる気がしない・・・。 バイク車載中の軽の1BOXと互角って、アンタ・・・、タハハ。 勝手にヒームカCでは、逆周りルートを選択しました。 昨日、ファイナルセクションと勘違いしてアタックしたセクションも、今はロープも無い状態。 私達のアタックの後も、何台かチャレンジしたんでしょう。難所だった登り坂が、いくらか掘られてる感じもします。 競技中も給油ポイントだったGSでガソリンを入れると、店員さんに声をかけられました。 「トライアルの方ですか?」「はい、でもウチのクラスは昨日だけで終了です。」 聞けば、ちょうど選手がそろそろ給油に来るところだそうです。 どうやら海まで行ったクラシッククラスが、折り返して戻って来ているようです。 なるほど、走り出してみると、ちょくちょくと実行団のバイクや車とすれ違います。 TL125はゼッケンが付いたままなので、余計な心配(なんかトラブルか?逆走してる?)をかけないよう、手を振りながらすれ違います。
ある駐車場まで来て、バイクを停めました。 「次はどっちに行く?」 と相談していると、見通した先の道路を、次々にバイクが渡っていきます。 海まで走った方達が戻って来ました。 コースの沿道へ向かい、バイクを降りて、しばし手を振ってお出迎え・・・。 再び走り出し、標高をあげます。 競技中は、土砂降りの雨を突破してたどり着いた昼食ポイントに着きました。 ヒームカBの折り返し点です。 昼食はまたまたカレー。なんか競技中に食ったらやたらと美味かったもんで♪ 昼食後、XL500Sと分かれました。 私の方は、今日も七時雨山荘へと引き返します。 ナビの電源を入れて、登ってきたルートとは、別のルートで下りる事にしました。 「確か、大会の時は、こっちから来た気がする・・・。」と選んだルートは・・・、しまった、ダートです。 今度は、実行団も居なければ、チームメイトもいません。下り言うこともあり、ここは慎重走行。 なんとかダートを走りきり、舗装路へ出ました。ここからは冒険せず、基本的にナビに従って走ります。 舗装路でのTL125の走りは、非力である為、周りも車とのペースが、ビミョーな関係になります。 決して自分から抜けるほど速くも走れないのですが、この辺りのマナーでは、遅い車に追いつくと、けっこう、先を譲ってくれます。 こちらも、後ろに車が追いついてきた時には、軽く合図して前に出しながら走っていました。 飛ばしている訳でもなく、TL125と自分に、ちょうど良いペースで快適に走る事が出来ます。 しばらく走ってると、1台の車が後ろに付きました。 う〜ん、距離感が微妙・・・、少し距離を取ってついてきます。 抜くほど先を急いでいるようにも見えませんが、それでも、追いついてきた車両です。 っま、こっちも急ぐ訳でも無し、道を譲ってみました。 車が近づいてきて・・・、窓が開きました??? 「トライアルの方ですか〜。」 ・・・、どっかのGSでも聞いたセリフ。(笑) 向うも実行団ベストは着ておらず、こっちも参加者ベストを着ておらずですが、どうやら少しルートを外れた場所を走っている、古びたトライアルバイクを見かけて・・・、関係者の方が声をかけてくれたようです。 並走しながら、「大丈夫で〜す!競技は昨日までで、今はツーリング中で〜す♪」と声を返して、前に出て貰いました。 道は、ナビを頼りに、順調に進みます。 古いスタイルのトラ車のTL125ですから、ガソリンタンクの容量には自信有り。 軽量化の為に、タンク容量をも犠牲にした近代トライアル車に比べ、ワンタンクで走れる航続距離だけは、おそらくエントリー車中の最強クラス♪ それでも、そろそろガソリンの残量が気になり始めました。 なんとか給油せずに、宿までたどり着きたいところ・・・。 ナビで全体の位置関係が見えますので、推奨ルートが、低い山を回り込む、かなり遠回りである事も分かりました。 「山越えすれば届きそう・・・。」とショートカットルートを探しはじめます。 キョロキョロしていると、遠くに国道を外れ、たんぼ道に入って行くトライアル車が・・・。 「シメタ!実行団のショートカットルート発見♪」と、同じ道を曲がります。 段々と引き離されて行きますが、ナビは目的地の方向表示もするタイプですので、そうそうルートも間違っていない事も分かります。 道がオフロードへ入った為、埃であったりタイヤ跡であったりを頼りに、キョロキョロしながら更に追跡。 周りを探りながら走る私の目に、馴染み深いものが飛び込んできました。 「ありゃ・・・、コースマーカー。」 競技中に何度も見た、ルート案内のシールです。 競技が終った箇所から外されるのですが、これがあるって事は、とっくにゴールしていると思ったクラシッククラスは、まだ走ってるって事です。 しかも、もしトライアルセクションが途中に設定されていれば、クラシッククラスのセクションを突破しないと、通れないルートなのかも・・・。 「ぎえ〜、クラシッククラス後半のトライアルセクションなんて、押して歩いたって突破出来ないかも!」とビビリます。 競技中の車輌にも追いつかれました。 最早、打つ手無し・・・。もう、戻る事も出来ません・・・。 追いつかれる分には道を譲って前に出せばイイけど、引き返そうもんなら、競技車輌と正面衝突の可能性大です。 「行くしかない・・・。」と祈る気持ちで前進・・・。 「お〜、助かった〜。」 久々に舗装路へ出ると、ほぼ七時雨山荘の近所でした。 私達がアタックした、七時雨山荘内の二つのセクション。 クラシッククラスでも使われていました。 ・・・、ぐっと高度にアレンジされて。(笑) しばらく観戦し、会場をウロウロしていたら、参加者の方に声をかけられました。 「昔、持ってたんですよね〜。これで海まで?」 「イエイエ、ヒームカBなんで、昨日までです〜。」 などと会話を交わし、会場を後にしました。 宿までの一本道へ出たところで、ナビのバッテリーが力尽きました。 宿に着いたところで、ちょうどガスもリザーブ寸前。 ぴったりゴールってところかな? 昨日と同じく、盛り沢山のおかずで、瓶ビールを一本。 一人酒って事もあり、バタンキュー・・・。この日も、楽しい一日でありました♪ そして、夏休みは、まだ続くのであった・・・。 |
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七時雨山荘まで戻ってきました。あれ?・・・、みんなセクションにアタックしてる・・・。 なんと、後二つセクションが残っていました。(笑) ほぼ、いいとこ無しの闘いを繰り広げていた私メ。 ここはなんとか突破したいところ・・・、じっくりと下見します。 一つ目のセクション・・・。 入り口から出口に向かって歩くと気がつきませんが、逆向きに歩いて見ると・・・、ここの作りは、大きく二つのルートがあるように見えました。 一つが正面突破の山越えのルート。 入り口から入った所に橋が掛かっているのですが、そこからそそり立つ壁を駆け上がり、ショートカット的に一気にクリアするルート。頂上が狭いので、踏み外すと真っ逆さま・・・。 ですがこのルート、マシンパワーと勇気と、真っすぐ正確の登るテクニックがあれば、難易度はさほど高くないようにも思えます。 もう一つは左へ迂回するルート。 橋を渡ってクランク状に曲がり、ちょっとした岩場を越えて一登りするルート。 こちらの場合、左に迂回する事と、岩場から登りまでの良いルートに乗せる事が難しそうで、上手く一本道に進入する事が出来れば、後はバイクに任せて一気に走り抜けてしまえそうです。 正面突破ルートは、縦方向のテクニックが要求されるが、技術を身につけている方なら、一発でクリアの可能性大。 左ルートは、基礎的なターンのテクニックが出来て、正確に一本道を通れれば、クリアの可能性大です。 もちろん、左ルートを選択しました・・・。 橋を渡り、なんとか回り込みます。「ちょっと浅いっ。」と思いながら、もう立て直す事も出来ず、「開ければイケルか?ままよ!」と岩場に突入。 「ガキッ!」 トラップ発動・・・。岩にアンダーガードが乗り、フロントを先の岩に押さえ込まれてガッチリ停止。 っげ、実はバイクのサイズにぴったりの配置だ・・・。 「停まっちゃうか。あっ停まっちゃった・・・。」って展開を繰り返してきた私にとっては、逆に気持ち良いくらい一気に停止・・・。 一瞬の間・・・。 すぐ横でスコアをカウントしてくれていた実行団の方と目が合いました。 「・・・、停止?」と聞くと、残念そうに・・・少し微笑み(笑)ながら「はい。」との答え。 「ですよね〜。」と答えてセクション離脱。(笑) 本当に最後のセクションへ到着。大会本部前の・・・泥んこセクション?(笑) 小川の向こう岸を走行し、鋭角的に曲がって川を斜めに渡り、こちら側で再度鋭角ターン、一段高い所へ登って終了。 何人かの方がアタックするのを見ていました。一番のポイントは、川渡りの泥んこセクションをスタックしないで渡り切れるかと言う所のようです。 見たところ、このセクションにも二つのルートがありました。 少し大回りして、川を斜めに渡るルートと、手前で鋭角的にターンして、出来るだけ短い距離で、川を渡るルート。 ほとんどの方が大回りルートでトライしていました。 大回りルートなら、川を渡り始めるまでは足つき無しで行き易く、手前のルートはターン部分が掘れているので、かなりバイクが引っ掛かり易い状況。 手前ルートは、おそらく足を付かないで川に辿り着く事が、かなり難しいと思われます。 川渡りの部分では、大回りルートでは長い距離で渡らなければならない分、スタックのリスクが高く、手前ルートは短い距離なので、リスクは小さいイメージ・・・。 一見、大回りルートの方が簡単そうで、たぶん、最初のバイクが通った時には、クリアし易かったんだと思います。 今は・・・、田んぼのように耕されてしまっていますので、川渡り部分がかなりきつそうです。 少数派ですが、私は、手前ルートでトライする事にしました。 イロイロなバイクがスタックしているのをみて、非力なTL125で、川を渡るのは無理だろうと判断しました。 手前ルートなら、川渡りも短いし、通っているバイクが少ない分、路面状況が良さそうです。 私では足つき必至のルートですが、ターンで引っかかって停まってしまわなければ、スタックリスクが低い分、停止リスクは下がるはず・・・。 なんとか、最後くらい突破したかったんで、カケに出ました。 はなから、足つき覚悟でトライします。 前半部分は、一応トライアルらしき雰囲気で走り、すかさず足つき体制に移行して、手前ルートへバイクの鼻先を突っ込みます。 やっぱりバイクが引っかかりました。アクセルを開け、「このこのこの〜。」とあがきます。 視界の隅で、ジャッジが、手を挙げるかどうか、微妙な動きをしています。 周りから「まだ動いてる!」なんて声が上がってるような・・・、本人は必死でよく分かりません。 この手の声援は、迷ってるジャッジに手を上げさせない為に、ひじょ−効果的・・・。(感謝!) 引っかかったまま、もがきます。確かにギリギリタイヤは停まってませんが、見た目的にはほとんどアウト・・・。 本人は夢中なので時間が分かりませんが・・・、数秒後、バイクが抜けました〜。 「行け〜。」 本当なら、川底の泥の状況やら、泥だらけのタイヤで登らなければいけない芝の斜面のグリップ力に合わせて、アクセルコントロールしなければならないのですが、推力を失ったらアウト・・・。もーコントロールなんぞ出来ません。 パワーかけ過ぎでリアタイヤがスリップし、かなり不安定なっているバイクを、倒れないようにバタバタ足で支えつつ・・・。 よっしゃあ〜、突破♪ 最後の最後のセクションは、走り切る事が出来ました♪
そしてゴール。 トライアルは個人競技ですが、この大会が楽しいかとうかは、なによりチームの雰囲気が大事だと感じています。 折れそうな心を鼓舞してくれた、Kさん、Nさん、そしてXL500Sさん。 ありがとうございました!!
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チト余談です。 ここの日記スペース、1投稿/日と、1投稿/3画像の規制があります。 今まで、3画像に規制で1日の記事を複数に分けた事はあるんだけど・・・。 初めて、文章量(最大文字数)の規制に引っ掛かりました〜。 っと言う訳で、日付はズレますが、気を取り直して、つづき、行きま〜す♪ ファーストセクションを終え、次のセクションを目指して出発・・・。 ここでも、やっぱりTL125は全開・・・。(笑) 全開続きではありますが、それはそれ、登りではどんどんスピードが落ちちゃうTL125ですから、キョロキョロする余裕も生まれてきました。 気分は必死で全開ですが、「どーやったって、これ以上は速く走らん・・。」なんて思ったタイミングで、景色が目に入り始めます。 目に入ってくる景色は、流石に気持ち良い物ばかり・・・。 一気に走りきってしまうのが、もったいなくなる様なルートです。
道路から外れ、牧草地を走ります。そして辿り着いたセクションは、その牧場の一角・・・。 気持ちの良いルート設定、実行団、やっぱりグッジョブ♪ 「実行団、グッジョブ♪」は、トライアルセクションでも発揮されます。 この大会のルールでは、最大原点は5点です。 転倒はNG・・・、もうひとつ、停止も最大減点の5点になります。 簡単そうに見えるセクションもあるのに、必ずちょっとだけトラップがあり、 私は、必ずそのトラップの、どれか一つに引っかかります。 クリアどころか転倒と停止を繰り返し・・・、どうにも突破する事ができません。 転倒を繰り返してうちに、だんだんどうにもならない気にもなってきました・・・。 とにかく、リアタイヤがグリップしない印象・・・。 「しまった〜、やっぱリアタイヤも新品にしとくんだった。」と思っても後の祭り・・・。 とは言うものの、この後に及んで腕の向上は有り得る訳もなく・・・。 バイクの方になんとかなって貰わないと、クリアなんぞ、夢のまた夢で・・・、心が折れそう。 なんせ、一個もセクションを走りきる事も出来ません・・・。(涙) とにかく、気持ちを切り替える必要があります。 最初の給油ポイントで、リアサスのプリロードを緩めて、これを信じる事にしました。 その後もいくつかのセクションにアタックし・・・、5点連発なれど、少し良くなった感じです。 相変わらずほとんどが転倒だけど、停止が混ざり始めました♪ ここまで走ってみた印象だと、移動の「ツー」な部分に、地元の協力や実行団の努力で利用出来ている、普段は通れない道が多数存在するようです。 私有地である牧場内を開放していたり、廃道なってしまっていたらしき道を実行団が切り開いていたりと、普段は通れないスペシャルな好道があります。 少し、気になる状況も出てきました。昨日の雨は上がりましたが、今日も、イマイチ天候が怪しい・・・。 せっかくの、好道も・・・。 雨が降り始めると、いつもは誰も走っていない道が含まれるだけに「アドベンチャー」な雰囲気になりそう・・・。 ルートも、小手調べステージが終わり、移動区間にもダートが増え始めました。 ・・・、空模様が気になります。
地元の方達が用意してくれた休憩ポイントで、スイカなどを食べていると、パラパラと降り始まりました。 出発と同時に、通り雨的なドシャ降りへ変化・・・。 給油ポイントに辿り着いた頃には、すっかりこんな状況です。 こんな状況の中でも、普段も車が走ってそうな林道は、まだ良いのです。 特に問題なのはセクション部分・・・。 ただでさえ、突破出来ないのに、ウェットコンディション・・・、困った気配がプンプンに・・・。 何度か書きましたが、ヒームカBは、1日でスタート地点まで戻るクラスです。 昼食の時点で、海へ向かうクラシックやヒームカと別れ、七時雨山荘へ向かいます。 この辺りから、移動区間も、段々とアドベンチャー度を増してきました。 下り始めた道は、どー見ても登山道レベル。しかも、登山だとしても、人が一列でしか通れないようなクラス。 TL125が今履いているフロントタイヤは、周りのバイクよりワンランク細く、滑りやすい下りでは、チト不安でもあります。 道は、事前に「一箇所、ちょっとキツイ所があります。ダメそうな場合は、ロープが用意してあるんで、無理をせず協力してロープで降ろして下さい。」とアナウンスのあった場所に到達しました。 なるほど・・・、こりゃ怖い場所だ・・・。 もし、降りた先が広いならアタックしますが、登山道レベルの道なので、降りた先に逃げ場がありません。この勾配で行った先も狭いとなると、かなり勇気が要ります。 フト「ここで骨折とかしたらどーすんだ?黒部なら、背負子かヘリになっちゃうけど・・・。」なんて考えも頭をよぎります。 っで、用意されているロープに目をやると・・・、ちょっと細引なイメージ・・・。 迷っていると、XL500Sさんアタック開始。そして転倒・・・。 上から見下ろしていると、バイクに背負い投げされながら、真っ逆さまに向こう側落ちていってしまったように見えて、かなり胆を冷やしました。 実際は、真っ逆さまにはならなかったけど、引っ掛かってバイクに乗っかられてしまい、それはそれで、ダメージを喰らってしまったらしい・・・。 もーダメ。完全に勇気が消し飛びました。(笑) なにより、ここでケガをしたら、競技運営にだって関わります。 すっかりロープで降ろすつもりになって、「すんませ〜ん、降ろして下さ〜い。」と手を挙げたら、「は〜い♪」と実行団の一人が答えてくれました。 っで、TL125を受け取ると、ちょっと2・3人で話し合い・・・、ロープをかけずに跨がりました・・・。 「わわっ、(フロントの)グリップねっ、グリップねっ!」っと叫びながら・・・、あらら、クリアしてしまいました。 ・・・、だ〜から、ウチのバイクは「グリップねっ」なんだってば・・・、乗り手の方の腕も「ねっ」なんだけどね。(笑) ともあれ、流石は実行団、グッジョブ♪ いよいよ、セクションの残りも少なく無くなってきました。 相変わらず、転倒と停止を繰り返す私メ。 「バタバタ足付きながら作戦で・・・。」とも思いますが、これがそもそも、かなり難しい・・・。 バイクの上に立ったフォームから、「ヤバイっ」と思って足の付ける体勢に降りるまでに、ひっくり返ったり停まったりしちゃう・・・。 バイクが非力って事もありますが、良い加減でアクセルを開けて、パワーで、立て直すって事も出来ません。 やっぱ、練習が足りなかったなぁ・・・。 そんななか、真っすぐなセクションにたどり着きました。 少し石もゴロゴロしていますし、勾配はありますが、ヒルクライムセクションな雰囲気。 ひょっとしてチャンスかも・・・。 フト、ファーストセクションの状況が思い出されました。 ファーストセクションの失敗は、最後の一曲がりを意識しすぎて、アクセルを開けきれなかった事が要因です。 ここのセクションは・・・、高さもあるし、行った先で停まれるのかと言う心配はありますが、とにかく真っすぐです。 度胸を決め、バイクを信じて、アクセルを開けて行く事にしました。 「失速して、途中で落ちて来る方がよっぽど怖い・・・。」それしか考えない事とし、短い助走から、登坂開始! 結果は・・初クリア♪ これが全員での初クリアになり、チームメイトから祝福を受けます。クールなNさんまで、自分のクリアより喜んでくれた感じです。 よ〜し、ちょっと元気が出てきたぞ♪ 折れそうだった気持ちが、復活の兆しをみせます。 ・・・、単純な私メです。(笑) セクショントライを続け、最初のセクションがあった奥山中へ戻ってきました。 いよいよ最終セクションに来たか、と気が引き締まります。 元々トライアル場であるらしきこの場所は、所々にU字溝が埋められていたり、丸太があったりと、いろいろなレベルのセクションが作れるようになっています。 今度のセクションは、ファーストセクションと違い、トライアルセクションらしい作りになっていました。 大タイヤを越え、小さなステアケース。ロックセクションの中で左回りに戻り、直角に曲がる道を入り口を塞ぐように丸太が・・・、丸太を越えてすぐに、最後の土手登り・・・。
こちらは競技後のこのセクションの姿。 コースを作るテープが撤去されていますので、イマイチ迫力がありませんが、この大タイヤ、高さとしては30cm以上あります。 これを、バイクで越える事を想像して貰えると・・・、少しは伝わるかしらん? ここのセクションにはビミョ−にエスケープルートが設定されています。 私を含め、多くのみなさんが選んだルートは、タイヤの脇の通り抜け、小ステアケースとロックセクションは無難にクリア。 丸太は越えずに脇の小さな隙間を狙いながら加速し、土手を駆け登ってしまう作戦。 いかにも王道なルートの他に、こんなエスケープルートがあるって事は・・・、つまり「トライアルセクションっぽいでしょ♪ちゃんとエスケープルートも作ってあるよ〜。さあどうする?」って作りのセクションって事です。 私の場合、バタバタと足を付きながら安全ルートを進みますが・・・、土手を登れずやっつけられちゃいました。 しかも、セクションが終わった後に降りてくるつまらない坂道でも、何故かの転倒・・・。(笑) Kさん、ここで魅せます。 大タイヤに果敢にアタック。ステアケースを越えてロックセクションをクリア、豪快に丸太を乗り越えて、そのまま土手を一気に登りきります。 王道ルート突破♪お見事! 後は七時雨山荘へ戻るだけ・・・。 「終わっちゃったね〜、よし、幻の第14セクション!」とのKさんの掛け声で、Kさん・Nさんが揃い踏みで、階段状に障害物が設置されている土手を真っ直ぐ駆け上がって行きました。 「よ〜し♪」と続く気になった私メは、あっさり一個目の階段で弾かれて、おっとっととなりながらエスケープルートをクリア。(笑) 最後と思った第13セクション・・・、しかし! つづく |
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