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最近、朝と夕方の「お散歩ワンコ通過タイム」はマーキュンだけみんなと別にしている。セキュリティースクランブルで興奮したマーキュンが、他の子を襲わないようにするためである。このところ、ワカチーよりもホー君が襲われることが多くなり、時にはヒラリー様まで被害にあうこともあった。
セキュリティースクランブルは1日を通して何度もあるんだけど、特にこの「お散歩ワンコ通過タイム」がもっとも危険だ。マーキュンは普段はおっとりしていて、他の子にからかわれて逃げ回っているくせに、この時ばかりは人が変わった・・・というか、犬が変わったようになるのだ。
それでも、他の子に襲い掛かろうとする瞬間に「ＮＯ！」と言えば、サッと止めるところがマーキュンらしい。猛烈に興奮しているようでも、意外と冷静なんだよね。この辺はつっちゃんと違うところだ。
で、どうやって仕分けているかというと、リビングと玄関の間のベビーゲートを閉めて、マーキュンは玄関側、その他はリビングという具合にわけるのである。マーキュンと一緒にいても大丈夫なのはローズとパーちゃん、つっちゃんで、この３頭は滅多にマーキュンに襲われることはない。
絶対別にしなくちゃいけないヒラリー様、ワカチー、ホー君はリビングか、裏庭にだしている。ヴィーは・・・２階にいるから大丈夫ってことね。
マーキュンが吠えている時、もちろん他の子も吠えているんだけど、それにはちゃんとルールがあるようだ。つまり、マーキュンより前に出て吠えてはいけないという「掟」だ。マーキュンと一緒に激しく吠えるパーちゃんは、マーキュンよりかなり後ろで走り回って吠えている。同じく、ローズやつっちゃんも後ろから援護射撃。道路沿いのフェンス越しに吠えているのはマーキュンだけで、他の連中は距離を置いて庭の後方から吠えている。全部の犬が、フェンス越しに吠えまくるわけではない。
面白いのはつっちゃんとワカチー。なぜかこの二人、外でみんなが吠えている時、わざわざ室内に戻ってきて、窓ガラス越しに吠えているのだ。私としてはありがたいことなんだけどさ。多分、マーキュンやパーちゃんに襲われないように、安全な場所に非難してから吠えているんだろうね。なかなか賢いつっちゃん。ワカチーはただつっちゃんのコバンザメしているだけって感じかな。
でさ、ヴィー太郎ちゃんなんてもっと笑える。奴は２階に駆け上がり、２階の窓から吠えているんだもん。おまえ、ハト時計かよ！
で、マーキュンがいないときはどうなのか？？というと、この場合に先頭きって勇ましく吠えまくるのはつっちゃん。その勢いたるや、マーキュン以上だ。そして、そのつっちゃんの横でこれまた威勢がいいのはヴィー太郎ちゃん。そしてワカチー・・・・困った奴ら・・・・。
☆マーキュンが裏庭にいる間、大ハッスルの二人。お願いだから、カラスを追いかけないで欲しい・・・。
☆セキュリティーに張り切る皆さん。みんな尻尾が巻き上がってます。
だけど・・・一人だけ緊張感がない奴が？！
☆みんなが興奮して走り回っているのを、わけが分からず遊びと勘違いしているワカチー。
「ねぇ、みんな遊ばないの〜〜？」
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