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何度か書いておりますが、関東有数の大河川の脇に住んでおります。 っで、29日の話しなんですが、たまたま「なんだそれ?」と思う看板をみました。 国道の橋の工事中、ごく近所の対岸側の河川敷で、最近まで閉鎖されてた場所があります。 子供の頃から遊んでいた場所なのですが、閉鎖期間中に設置されていた看板には、「この付近では、水没車の発生や、地勢への影響等もあり、近所から苦情も寄せられて居る為。」とありました。 「工事するからじゃなくて?」とは思った物の、現場は、確かに、4駆連中がアタックコースにしていたり、過去には水上バイクの無免許運転問題もあった場所です。 私自身もクロカン系の4駆に乗っていた頃には、一度くらいは走ってみた事があります。 ここ数年、うちの近所の土手では、防災絡みのスーパー土手計画なども進んでおり、何故か同時にサイクリングロードの設置なんかも進んでいます。 「河川敷は、みんなが自由に入れる場所。」と思っている私的には、都内じゃあるまいし、こんな田舎で、土手の上をそっくり舗装してサイクリングコースにし、それと引き換えに、2輪も4輪も通交禁止にしてしまう今のやり方も気にいらないのですが、「苦情が寄せられてます。」となっちゃあ、まぁ、閉鎖も「やむ無しか。」とも思っていました。 っで、この日、たまたま食後に軽い昼寝をしようと、橋下の日陰を狙って土手に入り、件の場所に行ってみると・・・、柵が無くなり、開放されてました。 新たな看板がたっており、書いてあったのは・・・。 「モトクロス行為禁止!地勢への影響や、水没車の発生等により閉鎖していましたが、従来通り開放致します。但し、モトクロス等により、地勢への影響や苦情が発生した場合、再度の閉鎖も検討します。」との事。 いやいや・・・、 小学生の頃からこの辺に住んでるけど、ここがこうなったのは、ほぼ2輪のせいじゃないって・・・。 閉鎖中の看板に、これ見よがしに「水没車!」ってのせてた写真だって4輪だったじゃん・・・。 だいたい、封鎖前の20年くらい前から、ここは、今と同じ状況だったけど・・・。 ちなみに、ここは県境の大河川ですので、こっち岸は行政や警察の管轄が違うのですが・・・。 こっち岸では、この橋の掛け替えと土手の補強工事に伴い、川原が数百メートルほど、すっかり更地にされました。 この辺りは、子供の頃はチャリで、若い頃は借物のオフ車で、最近ではDTやTLでお散歩していた地域です。 タヌキやイタチやキジなんかが隠れてる場所だったんですけどね。 その辺の地勢影響はどうなってるんだろう? っま、そもそも閉鎖に「う〜ん?」なのに、なんか犯人がすり変わってるってのを見て・・・。 「な〜んだそれ?」とズッコケタ次第。 まぁ、最初にココに分け入った乗り物は、確かに、2輪だと思うけど・・・。 なんか、テキトーに仕事してないかい? |
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夏休みも残り2日。ETC深夜割引を利用したいので、実質、今日が帰宅の日になります。 今日は、海沿いを南下してみようと決めました。 昨日も、すっかり無計画行動でしたが・・・、この日も、やっぱり、行きあたりばったりです。 国道45号線を主体に、海沿いを南下。 日が暮れたら高速を目指し、深夜に帰宅のつもりで走りはじめます。 結局、ギリギリ石巻まで日のあるうちにたどり着き、途中の街や三陸鉄道なんかも見てみました。 報道で見た、街中まで流れ着いた船の大きさに驚いたり、なんにも無い場所にポツンと駅・・・。 走ってみた印象を少し・・・。 地域差もありますが、街であった場所の瓦礫は片付いている印象です。 たぶん、瓦礫を一箇所に集める作業は進んだんでしょう。 季節柄、あたりの風景は雑草の勢いが強く、一見すると、ただの原っぱの中の道を走っているような気分になります。 ところが、ナビに目をやると、ドキリとする事が何度もありました。 原っぱのような風景の道路脇にかつてあった物は、役所や警察署、鉄道の駅・・・、 かなり大きな街が根こそぎなくなっています・・・。 なるべくアチコチの街で、お土産を買ったり、お昼を食べたりしながら帰ってきました。 コンビニとGS。これはかなり頑張っています。 付近には「宿泊施設が無いか?」とも思いますが、この二つがあるので、テント泊や車中泊の旅をするには、もう問題ありません。 機会があれば、行ってみるのが良いのかもしれませんよ。 よくTVで放送されていた、仮設商店街なんかも沢山ありました。 これが元の場所にあったりするんだけど・・・、例えば、駅前商店街だった場所が、街ごとなくなってて、当然、駅も無い・・・。 そこの仮設商店街に、普通にクリーニング店や理容室までが入ってたりします。 海沿いの街道に街があったのかもしれないところに、仮設食堂が再開してるけど、その周りには、それ以外は、何も無い・・・。 元の場所に、あえて作ったのは、たぶん復興を願ってって意味もあると思います。 そこそこ賑わっていましたが、現在は、たぶんギリギリ津波被害を受けなかった周辺の方や、離れたところにある仮設住宅から、支援に意味で、わざわざ買い出しに来てるんじゃないかと思います。 でもこのままじゃ、そんな長くは持たない・・・。 観光で外から行ってみるのは、小さな手助けにしかならないかもしれないけど、将来に向けては、悪い手じゃない気がします。 不謹慎と思わず、物見胡散してもイイんじゃないかな。各地で、皆さん、明るく迎えてくれましたよ。 私自身はボランティアにも参加してないし、何もしてません。 めったな事では行ける距離でもありませんが、「また来た方がいいみたい・・・。」と思った次第。 原発問題や電力対策も大事だけど・・・、早くしないと、東北の海沿いに街が無くなっちゃう気もします・・・。 また行こうっと♪ やっぱり、夏の東北は好きだったりしますしね♪ |
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翌朝目を覚まし、食事と風呂を済ませ、「さて、どうすっかな〜♪」と考えていました。 イーハトーブトライアルは終わりましたが、まだ夏休み中です。 まだまだお休みも3日もあります。なんて贅沢なんでしょう♪ ・・・無計画とも言います。(笑) 最高峰のクラシックは、初日は海を目指していました。 私も、初日の海側のゴール、普代村を目指してみる事にしました。 お世話になった宿のお母さんにお礼を言い、出発。 今度は車で、「勝手にヒームカC」です。(笑)
まずは、七時雨山荘付近へ。 道路脇に何かがありました。 車を止めて引き返してみると・・・、北上川の最北点の湧水点でした。 岩手県を突っ切り、宮城県で海へと出る大河川です。 湧水点から見渡す景色はこんな風。 今日は良い天気ですな♪ 昨日だけでは周り切れなかった場所もあるので、寄り道しながら海を目指す事にします。
この辺りは、競技中は牧場内を走ったコースです。 牧場の周りを走ってみました。 TL125で牧場内に入って行った入り口を発見。 この先には、最初に「良いなぁ〜♪」と思わせてくれた景色があります。 残念ながら、競技用に解放されている為、 4輪車は進入不可・・・。 昨日と今日、イロイロ走り回っているうちに、 少し方向感覚と言うか、距離感と言うか・・・、なんか、土地勘みたいな物がついて来た感じもします。 ウロウロしてたら、ちょっと気になる蕎麦屋さんを発見♪ 最初、キノコ蕎麦を頼んだんですが、「採りに行ってないのよ。」との答え。 野菜天蕎麦を注文しました。 言葉の言い回しでは、時期が早いと言う言い方ではなかったので、 イロイロあって、去年の秋はキノコ採りに行ってないのかも・・・。 ともあれ、美味しく頂き、再出発しました。 なんとなく身について来た土地勘を行かし、葛巻町辺りでは少し探検もしてみました。 この辺の道は、ある種、生活道路でもあるはずなので、行き止まりはあまりないはず。 「こっちが抜けられそう。」と、方向感覚を頼りに林道へ入ってみます。 とても渓相が良い場所が沢山ありました。 竿を出してくれようかとかなり迷いましたが、時間の問題もあるので、今回はパス。 いつか、釣りにも来てみたいですね〜。 山々の雰囲気も変わりはじめ、やがて、道は海へと近づいて行きます。 普代村は、津波の被害もあったと聞いています。 街の中には、今も痕跡があちらこちらに・・・。 いよいよ海に着き、今度は、ゴールを探してウロウロしてみます。 もちろん、ゴールゲートそのものは撤去済ですから、暫定である物を探す事にしました。 宿となった施設の周りを探していたら、昨日の痕跡も見つけました。 駐車場の片隅に、仮に立ち上げた蛇口の沢山付いた水道管。 その下だけ、何故か泥がいっぱい・・・、どうやらバイクの洗い場として用意された物のようです。 初日はあの天気でしたからね〜、きっとみなさん、沢山泥遊びしてたどり着いたのでしょう。(笑)
そして・・・発見!これです♪ この大会は、北緯40度線に沿ってルート設定されています。 こいつは、北緯40度の村である事をしめすモニュメント。 「勝手にヒームカC」も、 これにて、勝手にゴールイン♪ 元々、車中泊体制で来ていますので、 後は、地元の商店で買い出しをして、宿泊施設に併設されているオートキャンプ場へ宿泊。 多少、蚊にやられながら、いっぱいやりつつ、普代村の夜は更ける・・・。
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改めてになりますが、このツートラのクラス分けは・・・。 同じ七時雨山荘スタートでも、ルートや難易度で幾つかに分かれています。 高度な方から、クラシック・ヒームカ・ヒームカBの順。 クラシックは、初日は海を目指して走り、翌日は海から七時雨山荘を目指す2日間の競技。セクション間の移動にもオフロードが多くなります。 次がヒームカ。同じく海を目指しますが、こちらはワンデイトライアル。1日で競技が終了。 一番ゆるいのが、私達がエントリーした、ヒームカB。 ヒームカと同じくワンデイトライアルですが、時々、クラシッククラスと交差しながら途中まで走り、昼食後、別ルートに分かれて、七時雨山荘へ戻ります。 では、題名のヒームカCとは? はい、あまりに風景が良いので、競技でいっぱいいっぱいなって走りきってしまった事がもったいない気分になり、ツートラのツーだけやってみる事にしました。題して「勝手にヒームカC」(笑) だって見て下さい、↓この景色・・・、もったいないでしょ♪
朝食時に、宿へ連泊をお願いし、バイクを降ろしはじめました。 最後のセクションが泥んこセクションだったので、泥落としの為にも、走っておくのは悪くありません。 ナビが半充電で長期駆動が難しい事もあり、ひとまずはナビオフでスタート。 この為、XL500Sさんの車と、時々、先頭を代わって貰ったりしながら、道を進みます。 スタート地点だった七時雨山荘を通過。峠道へ突入・・・。 パンク修理ポイントを通過しますが、もはや頼りになったチームメイトも、実行団(コラコラ、実行団を頼りにするのはルール違反♪)の姿もありません。なんとなく、兵どものなんとやら・・・。 非力なTL125だって、一応はバイクですから、下りなんかは、そこそこ、イイ気分で峠を走って行きます。 ですが、少し標高が上がった場所で登り坂にかかると、やっぱり「がんばれ〜。」な雰囲気にもなります。 っま、このバイクの場合は、これでもカワイイと思えるからイイんだけどね♪ 峠を走っていて、気がついた事が少々・・・。 標高が上がってくると、XL500Sさんの車と、TL125の動力性能がほぼ同じになります。 前を走っていてすっかりぶっちぎったつもりでいても、止まって待つと、予想外にすぐに車が現れたり、後ろを走っていても、ちっともノロノロ走ってる気がしない・・・。 バイク車載中の軽の1BOXと互角って、アンタ・・・、タハハ。 勝手にヒームカCでは、逆周りルートを選択しました。 昨日、ファイナルセクションと勘違いしてアタックしたセクションも、今はロープも無い状態。 私達のアタックの後も、何台かチャレンジしたんでしょう。難所だった登り坂が、いくらか掘られてる感じもします。 競技中も給油ポイントだったGSでガソリンを入れると、店員さんに声をかけられました。 「トライアルの方ですか?」「はい、でもウチのクラスは昨日だけで終了です。」 聞けば、ちょうど選手がそろそろ給油に来るところだそうです。 どうやら海まで行ったクラシッククラスが、折り返して戻って来ているようです。 なるほど、走り出してみると、ちょくちょくと実行団のバイクや車とすれ違います。 TL125はゼッケンが付いたままなので、余計な心配(なんかトラブルか?逆走してる?)をかけないよう、手を振りながらすれ違います。
ある駐車場まで来て、バイクを停めました。 「次はどっちに行く?」 と相談していると、見通した先の道路を、次々にバイクが渡っていきます。 海まで走った方達が戻って来ました。 コースの沿道へ向かい、バイクを降りて、しばし手を振ってお出迎え・・・。 再び走り出し、標高をあげます。 競技中は、土砂降りの雨を突破してたどり着いた昼食ポイントに着きました。 ヒームカBの折り返し点です。 昼食はまたまたカレー。なんか競技中に食ったらやたらと美味かったもんで♪ 昼食後、XL500Sと分かれました。 私の方は、今日も七時雨山荘へと引き返します。 ナビの電源を入れて、登ってきたルートとは、別のルートで下りる事にしました。 「確か、大会の時は、こっちから来た気がする・・・。」と選んだルートは・・・、しまった、ダートです。 今度は、実行団も居なければ、チームメイトもいません。下り言うこともあり、ここは慎重走行。 なんとかダートを走りきり、舗装路へ出ました。ここからは冒険せず、基本的にナビに従って走ります。 舗装路でのTL125の走りは、非力である為、周りも車とのペースが、ビミョーな関係になります。 決して自分から抜けるほど速くも走れないのですが、この辺りのマナーでは、遅い車に追いつくと、けっこう、先を譲ってくれます。 こちらも、後ろに車が追いついてきた時には、軽く合図して前に出しながら走っていました。 飛ばしている訳でもなく、TL125と自分に、ちょうど良いペースで快適に走る事が出来ます。 しばらく走ってると、1台の車が後ろに付きました。 う〜ん、距離感が微妙・・・、少し距離を取ってついてきます。 抜くほど先を急いでいるようにも見えませんが、それでも、追いついてきた車両です。 っま、こっちも急ぐ訳でも無し、道を譲ってみました。 車が近づいてきて・・・、窓が開きました??? 「トライアルの方ですか〜。」 ・・・、どっかのGSでも聞いたセリフ。(笑) 向うも実行団ベストは着ておらず、こっちも参加者ベストを着ておらずですが、どうやら少しルートを外れた場所を走っている、古びたトライアルバイクを見かけて・・・、関係者の方が声をかけてくれたようです。 並走しながら、「大丈夫で〜す!競技は昨日までで、今はツーリング中で〜す♪」と声を返して、前に出て貰いました。 道は、ナビを頼りに、順調に進みます。 古いスタイルのトラ車のTL125ですから、ガソリンタンクの容量には自信有り。 軽量化の為に、タンク容量をも犠牲にした近代トライアル車に比べ、ワンタンクで走れる航続距離だけは、おそらくエントリー車中の最強クラス♪ それでも、そろそろガソリンの残量が気になり始めました。 なんとか給油せずに、宿までたどり着きたいところ・・・。 ナビで全体の位置関係が見えますので、推奨ルートが、低い山を回り込む、かなり遠回りである事も分かりました。 「山越えすれば届きそう・・・。」とショートカットルートを探しはじめます。 キョロキョロしていると、遠くに国道を外れ、たんぼ道に入って行くトライアル車が・・・。 「シメタ!実行団のショートカットルート発見♪」と、同じ道を曲がります。 段々と引き離されて行きますが、ナビは目的地の方向表示もするタイプですので、そうそうルートも間違っていない事も分かります。 道がオフロードへ入った為、埃であったりタイヤ跡であったりを頼りに、キョロキョロしながら更に追跡。 周りを探りながら走る私の目に、馴染み深いものが飛び込んできました。 「ありゃ・・・、コースマーカー。」 競技中に何度も見た、ルート案内のシールです。 競技が終った箇所から外されるのですが、これがあるって事は、とっくにゴールしていると思ったクラシッククラスは、まだ走ってるって事です。 しかも、もしトライアルセクションが途中に設定されていれば、クラシッククラスのセクションを突破しないと、通れないルートなのかも・・・。 「ぎえ〜、クラシッククラス後半のトライアルセクションなんて、押して歩いたって突破出来ないかも!」とビビリます。 競技中の車輌にも追いつかれました。 最早、打つ手無し・・・。もう、戻る事も出来ません・・・。 追いつかれる分には道を譲って前に出せばイイけど、引き返そうもんなら、競技車輌と正面衝突の可能性大です。 「行くしかない・・・。」と祈る気持ちで前進・・・。 「お〜、助かった〜。」 久々に舗装路へ出ると、ほぼ七時雨山荘の近所でした。 私達がアタックした、七時雨山荘内の二つのセクション。 クラシッククラスでも使われていました。 ・・・、ぐっと高度にアレンジされて。(笑) しばらく観戦し、会場をウロウロしていたら、参加者の方に声をかけられました。 「昔、持ってたんですよね〜。これで海まで?」 「イエイエ、ヒームカBなんで、昨日までです〜。」 などと会話を交わし、会場を後にしました。 宿までの一本道へ出たところで、ナビのバッテリーが力尽きました。 宿に着いたところで、ちょうどガスもリザーブ寸前。 ぴったりゴールってところかな? 昨日と同じく、盛り沢山のおかずで、瓶ビールを一本。 一人酒って事もあり、バタンキュー・・・。この日も、楽しい一日でありました♪ そして、夏休みは、まだ続くのであった・・・。 |
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七時雨山荘まで戻ってきました。あれ?・・・、みんなセクションにアタックしてる・・・。 なんと、後二つセクションが残っていました。(笑) ほぼ、いいとこ無しの闘いを繰り広げていた私メ。 ここはなんとか突破したいところ・・・、じっくりと下見します。 一つ目のセクション・・・。 入り口から出口に向かって歩くと気がつきませんが、逆向きに歩いて見ると・・・、ここの作りは、大きく二つのルートがあるように見えました。 一つが正面突破の山越えのルート。 入り口から入った所に橋が掛かっているのですが、そこからそそり立つ壁を駆け上がり、ショートカット的に一気にクリアするルート。頂上が狭いので、踏み外すと真っ逆さま・・・。 ですがこのルート、マシンパワーと勇気と、真っすぐ正確の登るテクニックがあれば、難易度はさほど高くないようにも思えます。 もう一つは左へ迂回するルート。 橋を渡ってクランク状に曲がり、ちょっとした岩場を越えて一登りするルート。 こちらの場合、左に迂回する事と、岩場から登りまでの良いルートに乗せる事が難しそうで、上手く一本道に進入する事が出来れば、後はバイクに任せて一気に走り抜けてしまえそうです。 正面突破ルートは、縦方向のテクニックが要求されるが、技術を身につけている方なら、一発でクリアの可能性大。 左ルートは、基礎的なターンのテクニックが出来て、正確に一本道を通れれば、クリアの可能性大です。 もちろん、左ルートを選択しました・・・。 橋を渡り、なんとか回り込みます。「ちょっと浅いっ。」と思いながら、もう立て直す事も出来ず、「開ければイケルか?ままよ!」と岩場に突入。 「ガキッ!」 トラップ発動・・・。岩にアンダーガードが乗り、フロントを先の岩に押さえ込まれてガッチリ停止。 っげ、実はバイクのサイズにぴったりの配置だ・・・。 「停まっちゃうか。あっ停まっちゃった・・・。」って展開を繰り返してきた私にとっては、逆に気持ち良いくらい一気に停止・・・。 一瞬の間・・・。 すぐ横でスコアをカウントしてくれていた実行団の方と目が合いました。 「・・・、停止?」と聞くと、残念そうに・・・少し微笑み(笑)ながら「はい。」との答え。 「ですよね〜。」と答えてセクション離脱。(笑) 本当に最後のセクションへ到着。大会本部前の・・・泥んこセクション?(笑) 小川の向こう岸を走行し、鋭角的に曲がって川を斜めに渡り、こちら側で再度鋭角ターン、一段高い所へ登って終了。 何人かの方がアタックするのを見ていました。一番のポイントは、川渡りの泥んこセクションをスタックしないで渡り切れるかと言う所のようです。 見たところ、このセクションにも二つのルートがありました。 少し大回りして、川を斜めに渡るルートと、手前で鋭角的にターンして、出来るだけ短い距離で、川を渡るルート。 ほとんどの方が大回りルートでトライしていました。 大回りルートなら、川を渡り始めるまでは足つき無しで行き易く、手前のルートはターン部分が掘れているので、かなりバイクが引っ掛かり易い状況。 手前ルートは、おそらく足を付かないで川に辿り着く事が、かなり難しいと思われます。 川渡りの部分では、大回りルートでは長い距離で渡らなければならない分、スタックのリスクが高く、手前ルートは短い距離なので、リスクは小さいイメージ・・・。 一見、大回りルートの方が簡単そうで、たぶん、最初のバイクが通った時には、クリアし易かったんだと思います。 今は・・・、田んぼのように耕されてしまっていますので、川渡り部分がかなりきつそうです。 少数派ですが、私は、手前ルートでトライする事にしました。 イロイロなバイクがスタックしているのをみて、非力なTL125で、川を渡るのは無理だろうと判断しました。 手前ルートなら、川渡りも短いし、通っているバイクが少ない分、路面状況が良さそうです。 私では足つき必至のルートですが、ターンで引っかかって停まってしまわなければ、スタックリスクが低い分、停止リスクは下がるはず・・・。 なんとか、最後くらい突破したかったんで、カケに出ました。 はなから、足つき覚悟でトライします。 前半部分は、一応トライアルらしき雰囲気で走り、すかさず足つき体制に移行して、手前ルートへバイクの鼻先を突っ込みます。 やっぱりバイクが引っかかりました。アクセルを開け、「このこのこの〜。」とあがきます。 視界の隅で、ジャッジが、手を挙げるかどうか、微妙な動きをしています。 周りから「まだ動いてる!」なんて声が上がってるような・・・、本人は必死でよく分かりません。 この手の声援は、迷ってるジャッジに手を上げさせない為に、ひじょ−効果的・・・。(感謝!) 引っかかったまま、もがきます。確かにギリギリタイヤは停まってませんが、見た目的にはほとんどアウト・・・。 本人は夢中なので時間が分かりませんが・・・、数秒後、バイクが抜けました〜。 「行け〜。」 本当なら、川底の泥の状況やら、泥だらけのタイヤで登らなければいけない芝の斜面のグリップ力に合わせて、アクセルコントロールしなければならないのですが、推力を失ったらアウト・・・。もーコントロールなんぞ出来ません。 パワーかけ過ぎでリアタイヤがスリップし、かなり不安定なっているバイクを、倒れないようにバタバタ足で支えつつ・・・。 よっしゃあ〜、突破♪ 最後の最後のセクションは、走り切る事が出来ました♪
そしてゴール。 トライアルは個人競技ですが、この大会が楽しいかとうかは、なによりチームの雰囲気が大事だと感じています。 折れそうな心を鼓舞してくれた、Kさん、Nさん、そしてXL500Sさん。 ありがとうございました!!
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チト余談です。 ここの日記スペース、1投稿/日と、1投稿/3画像の規制があります。 今まで、3画像に規制で1日の記事を複数に分けた事はあるんだけど・・・。 初めて、文章量(最大文字数)の規制に引っ掛かりました〜。 っと言う訳で、日付はズレますが、気を取り直して、つづき、行きま〜す♪ ファーストセクションを終え、次のセクションを目指して出発・・・。 ここでも、やっぱりTL125は全開・・・。(笑) 全開続きではありますが、それはそれ、登りではどんどんスピードが落ちちゃうTL125ですから、キョロキョロする余裕も生まれてきました。 気分は必死で全開ですが、「どーやったって、これ以上は速く走らん・・。」なんて思ったタイミングで、景色が目に入り始めます。 目に入ってくる景色は、流石に気持ち良い物ばかり・・・。 一気に走りきってしまうのが、もったいなくなる様なルートです。
道路から外れ、牧草地を走ります。そして辿り着いたセクションは、その牧場の一角・・・。 気持ちの良いルート設定、実行団、やっぱりグッジョブ♪ 「実行団、グッジョブ♪」は、トライアルセクションでも発揮されます。 この大会のルールでは、最大原点は5点です。 転倒はNG・・・、もうひとつ、停止も最大減点の5点になります。 簡単そうに見えるセクションもあるのに、必ずちょっとだけトラップがあり、 私は、必ずそのトラップの、どれか一つに引っかかります。 クリアどころか転倒と停止を繰り返し・・・、どうにも突破する事ができません。 転倒を繰り返してうちに、だんだんどうにもならない気にもなってきました・・・。 とにかく、リアタイヤがグリップしない印象・・・。 「しまった〜、やっぱリアタイヤも新品にしとくんだった。」と思っても後の祭り・・・。 とは言うものの、この後に及んで腕の向上は有り得る訳もなく・・・。 バイクの方になんとかなって貰わないと、クリアなんぞ、夢のまた夢で・・・、心が折れそう。 なんせ、一個もセクションを走りきる事も出来ません・・・。(涙) とにかく、気持ちを切り替える必要があります。 最初の給油ポイントで、リアサスのプリロードを緩めて、これを信じる事にしました。 その後もいくつかのセクションにアタックし・・・、5点連発なれど、少し良くなった感じです。 相変わらずほとんどが転倒だけど、停止が混ざり始めました♪ ここまで走ってみた印象だと、移動の「ツー」な部分に、地元の協力や実行団の努力で利用出来ている、普段は通れない道が多数存在するようです。 私有地である牧場内を開放していたり、廃道なってしまっていたらしき道を実行団が切り開いていたりと、普段は通れないスペシャルな好道があります。 少し、気になる状況も出てきました。昨日の雨は上がりましたが、今日も、イマイチ天候が怪しい・・・。 せっかくの、好道も・・・。 雨が降り始めると、いつもは誰も走っていない道が含まれるだけに「アドベンチャー」な雰囲気になりそう・・・。 ルートも、小手調べステージが終わり、移動区間にもダートが増え始めました。 ・・・、空模様が気になります。
地元の方達が用意してくれた休憩ポイントで、スイカなどを食べていると、パラパラと降り始まりました。 出発と同時に、通り雨的なドシャ降りへ変化・・・。 給油ポイントに辿り着いた頃には、すっかりこんな状況です。 こんな状況の中でも、普段も車が走ってそうな林道は、まだ良いのです。 特に問題なのはセクション部分・・・。 ただでさえ、突破出来ないのに、ウェットコンディション・・・、困った気配がプンプンに・・・。 何度か書きましたが、ヒームカBは、1日でスタート地点まで戻るクラスです。 昼食の時点で、海へ向かうクラシックやヒームカと別れ、七時雨山荘へ向かいます。 この辺りから、移動区間も、段々とアドベンチャー度を増してきました。 下り始めた道は、どー見ても登山道レベル。しかも、登山だとしても、人が一列でしか通れないようなクラス。 TL125が今履いているフロントタイヤは、周りのバイクよりワンランク細く、滑りやすい下りでは、チト不安でもあります。 道は、事前に「一箇所、ちょっとキツイ所があります。ダメそうな場合は、ロープが用意してあるんで、無理をせず協力してロープで降ろして下さい。」とアナウンスのあった場所に到達しました。 なるほど・・・、こりゃ怖い場所だ・・・。 もし、降りた先が広いならアタックしますが、登山道レベルの道なので、降りた先に逃げ場がありません。この勾配で行った先も狭いとなると、かなり勇気が要ります。 フト「ここで骨折とかしたらどーすんだ?黒部なら、背負子かヘリになっちゃうけど・・・。」なんて考えも頭をよぎります。 っで、用意されているロープに目をやると・・・、ちょっと細引なイメージ・・・。 迷っていると、XL500Sさんアタック開始。そして転倒・・・。 上から見下ろしていると、バイクに背負い投げされながら、真っ逆さまに向こう側落ちていってしまったように見えて、かなり胆を冷やしました。 実際は、真っ逆さまにはならなかったけど、引っ掛かってバイクに乗っかられてしまい、それはそれで、ダメージを喰らってしまったらしい・・・。 もーダメ。完全に勇気が消し飛びました。(笑) なにより、ここでケガをしたら、競技運営にだって関わります。 すっかりロープで降ろすつもりになって、「すんませ〜ん、降ろして下さ〜い。」と手を挙げたら、「は〜い♪」と実行団の一人が答えてくれました。 っで、TL125を受け取ると、ちょっと2・3人で話し合い・・・、ロープをかけずに跨がりました・・・。 「わわっ、(フロントの)グリップねっ、グリップねっ!」っと叫びながら・・・、あらら、クリアしてしまいました。 ・・・、だ〜から、ウチのバイクは「グリップねっ」なんだってば・・・、乗り手の方の腕も「ねっ」なんだけどね。(笑) ともあれ、流石は実行団、グッジョブ♪ いよいよ、セクションの残りも少なく無くなってきました。 相変わらず、転倒と停止を繰り返す私メ。 「バタバタ足付きながら作戦で・・・。」とも思いますが、これがそもそも、かなり難しい・・・。 バイクの上に立ったフォームから、「ヤバイっ」と思って足の付ける体勢に降りるまでに、ひっくり返ったり停まったりしちゃう・・・。 バイクが非力って事もありますが、良い加減でアクセルを開けて、パワーで、立て直すって事も出来ません。 やっぱ、練習が足りなかったなぁ・・・。 そんななか、真っすぐなセクションにたどり着きました。 少し石もゴロゴロしていますし、勾配はありますが、ヒルクライムセクションな雰囲気。 ひょっとしてチャンスかも・・・。 フト、ファーストセクションの状況が思い出されました。 ファーストセクションの失敗は、最後の一曲がりを意識しすぎて、アクセルを開けきれなかった事が要因です。 ここのセクションは・・・、高さもあるし、行った先で停まれるのかと言う心配はありますが、とにかく真っすぐです。 度胸を決め、バイクを信じて、アクセルを開けて行く事にしました。 「失速して、途中で落ちて来る方がよっぽど怖い・・・。」それしか考えない事とし、短い助走から、登坂開始! 結果は・・初クリア♪ これが全員での初クリアになり、チームメイトから祝福を受けます。クールなNさんまで、自分のクリアより喜んでくれた感じです。 よ〜し、ちょっと元気が出てきたぞ♪ 折れそうだった気持ちが、復活の兆しをみせます。 ・・・、単純な私メです。(笑) セクショントライを続け、最初のセクションがあった奥山中へ戻ってきました。 いよいよ最終セクションに来たか、と気が引き締まります。 元々トライアル場であるらしきこの場所は、所々にU字溝が埋められていたり、丸太があったりと、いろいろなレベルのセクションが作れるようになっています。 今度のセクションは、ファーストセクションと違い、トライアルセクションらしい作りになっていました。 大タイヤを越え、小さなステアケース。ロックセクションの中で左回りに戻り、直角に曲がる道を入り口を塞ぐように丸太が・・・、丸太を越えてすぐに、最後の土手登り・・・。
こちらは競技後のこのセクションの姿。 コースを作るテープが撤去されていますので、イマイチ迫力がありませんが、この大タイヤ、高さとしては30cm以上あります。 これを、バイクで越える事を想像して貰えると・・・、少しは伝わるかしらん? ここのセクションにはビミョ−にエスケープルートが設定されています。 私を含め、多くのみなさんが選んだルートは、タイヤの脇の通り抜け、小ステアケースとロックセクションは無難にクリア。 丸太は越えずに脇の小さな隙間を狙いながら加速し、土手を駆け登ってしまう作戦。 いかにも王道なルートの他に、こんなエスケープルートがあるって事は・・・、つまり「トライアルセクションっぽいでしょ♪ちゃんとエスケープルートも作ってあるよ〜。さあどうする?」って作りのセクションって事です。 私の場合、バタバタと足を付きながら安全ルートを進みますが・・・、土手を登れずやっつけられちゃいました。 しかも、セクションが終わった後に降りてくるつまらない坂道でも、何故かの転倒・・・。(笑) Kさん、ここで魅せます。 大タイヤに果敢にアタック。ステアケースを越えてロックセクションをクリア、豪快に丸太を乗り越えて、そのまま土手を一気に登りきります。 王道ルート突破♪お見事! 後は七時雨山荘へ戻るだけ・・・。 「終わっちゃったね〜、よし、幻の第14セクション!」とのKさんの掛け声で、Kさん・Nさんが揃い踏みで、階段状に障害物が設置されている土手を真っ直ぐ駆け上がって行きました。 「よ〜し♪」と続く気になった私メは、あっさり一個目の階段で弾かれて、おっとっととなりながらエスケープルートをクリア。(笑) 最後と思った第13セクション・・・、しかし! つづく |
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翌朝は、会場のアナウンスで目を覚ましました。 私達のエントリーしているクラスはヒームカB。レベルとしては、一番ゆるいクラスになります。 スケジュールとしては、記念撮影の後、クラシッククラスの1チーム目からスタートします。 私達がエントリーしたヒームカBは、ほぼ最終スタートのクラスなので、目が覚めてからスタートまでは、かなり時間がありました。 ちなみに、クラス分けはこんな感じ・・・。 最も移動距離の長いのが、クラシッククラス。スタートの七時雨山荘から、海のある普代村を目指し、一泊して翌日は再び七時雨山荘へと戻ります。 クラシッククラスの「ツー」な部分を辿り、初日だけトライアルセクションにアタックしながら海まで行くのが、ヒームカ。 ヒームカBも、クラシッククラスと似たルートの、「ツー」な部分を辿るのですが、半日だけ同行し、昼食後に反転。七時雨山荘へ戻るルートとなります。 トライアルセクションも、クラッシククラスの物を部分的に使ったり、あるいは、併設でヒームカB用に作ってあったりと、ゆるめコース設定だったりします。 さて、スタートまでは時間もあるので、会場内をウロウロ・・・。 最後のチームメイトのKさんを発見しました。 またまた、「すみませ〜ん。シロートなので、ご迷惑をかけないように頑張ります。」と弱気なご挨拶・・・。(笑) この方は50代。すごいのは、なんと宮崎からのエントリー。
クラシッククラスのスタートも終わり、やがて、私達のスタート順が回ってきました。 生まれて始めてのスタート台からの発進。 台の最後がいきなり段差なんだけど・・・、既に、軽くビビってたりします。(笑) チームメイトと伴に、4台揃ってスタート。 ちなみに、これはクラシッククラスのスタート光景。こんな風に、1チーム毎にスタートします。 スタートから数キロ。ルートは最初の峠に入りました。 あらら・・・、なんか前を走っているXL500Sさんのバイクの挙動が変です・・・。 パンクでした・・・。 が〜ん、恐れていた事が・・・、実は事前のメールやり取りで、「パンクしたら、リタイアの危機。」と言うやり取りがあったんです。 私も事前にチューブ交換してみましたし、XL500Sさんは過去にエンデューロー体験があるので、交換そのものは何度もやった事があるようです。 ・・・っが、二人の結論は、「交換してるうちに、バックマーカーに追いつかれちゃう。」でした。 この大会では、各クラスの最終チームの出発後、1時間したら、実行団のバックマーカーが走り始めます。 ルールとしては、これに追いつかれたチームはリタイアです。 つまり・・・、事前の印象では、私達では、1時間以内にチューブ交換が終わる見込みがなく、「パンク=修理してるうちにリタイア必至。」との結論だったのです。 その対策に、簡易パンク修理剤を用意しておいたくらい・・・。 「どうする?」と途方に暮れていると、ここでNさんが力強い一言。 「チューブ交換しよう。中途半端に治して、もう一回止まったらアウトだし。」 この一言で4人が一気に動きはじめます。・・・っと、言っても交換作業その物は、ほぼNさん任せ・・・。 道具を準備したり、バイクを持ち上げたり、チューブを片付けたり・・・、Nさんの手際に感心しつつ、周りで右往左往するだけの40代2名・・・。 完全に、ベテランの動きに負けております。(笑) やがて、実行団の軽トラがやってきました。「チューブ持ってる?じゃあ直りそうだね。」と作業を見守っています。 更に・・・、恐れていたものが・・・、実行団のトライアルバイクです。 「ひょっとして、バックマーカーですか?」と聞くと答えはYes。 「でも、まだ全体のバックマーカーが後ろにいるから、大丈夫かな・・・。」との事。 ありがたや〜。 この後も、何度か実行団の方にトラブル場面で遭遇する事となりますが、みなさん、きちんと見守っていて下さいました。 もちろん、直接修理を手伝ったりはしません。(これはリタイア扱い。) っが、さりげなく「こんなところは大丈夫かな。」とかけてくれるアドバイスの言葉が的確。 終始、安心して走る事が出来ました。 修理完了!再び、走りはじめます。これで順番は全チームの最後尾・・・。 NさんのTYS125に引っ張られるように飛ばします・・・。 っと言っても、ウチの旧型125が混ざってますからたかがしれていますが、それでもTL125をこんなに速く走らせた事はありません。 TL125、アクセル全開!・・・でも、登り坂では、どんどんスピードが落ちちゃうけどね。(笑) 対してTYS125は、同じ4st125ccなのに、ぐいぐい前に出て行く感じ・・・、やっぱ、スゴイモンです・・・。 最初のセクションにたどり着きました。 このセクションは、実行団の方が「真っ直ぐ作りたかったんだけどね〜、あそこまで行ったら蛇が出たんで、曲がっちゃった。」と冗談を言う程簡単なセクション。 多少、でこぼこした道をほぼ真っすぐ登り、最後にちょこっと曲がって、後は一気に一坂登るだけのコースです。 いわば、小手調べセクション・・・、実行団のセクション設定、グッジョブ♪ ・・・、とは言う物のやっぱりろくに練習もせずに参戦は、むぼーでしたかね。(笑) 緊張感もあるんですが、こんな「真っすぐ登れ!」的なセクションも、満足にクリア出来ません。 一つ目セクションは、転倒でスタート・・・。う〜ん、まずは緊張感から脱しないと・・・。 つづく |
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深夜に走り始め、現地にたどり着きました。 私の前に到着したのは、どうやら一組のみ。準一番乗り状態♪ おそらく普段は牧草地であろう場所が、キャンプサイトになっていました。
一面牧草地で、フッカフッカ〜♪ は、良かったのですが、良く見ると平らな場所がほとんどありません。 上手いこと二台分のスペースを確保して、とりあえずタープを設置。 よいしょよいしょとTL125を降ろして、車載形態から走行形態への変形も完了。 これでひとまず作業完了です♪ 後は・・・、う〜ん暇だ・・・。(笑) 時折やってくるエントラント達と、 「となり空いてる〜?」 「ゴメンなさ〜い、連れが来ま〜す。」 「あいよ〜。」 なんてやりながら時間が流れます。 やがて、XL500Sさんが到着。 よ〜し、これで話し相手が出来たぞ♪ あーじゃのこーじゃのと、例によってユルユルな会話を交わす二人・・・。 キャンプサイトとしては、メッタに無いくらいの好条件。 しかも天気快晴♪
っとなれば、私メなどは・・・。 「やっぱ、車検前に飲んじゃうのは、いくらなんでもマズイよねぇ・・・。」 などと言い出す始末。喉が渇きます・・・。 時折、不安になって 「えっと・・・、バイク、大丈夫なんだっけ?」 「たぶん・・・。」 ってな雰囲気の会話になるのは、初出場の私メゆえのご愛敬。(笑) 到着時には快晴だった空模様・・・、徐々に怪しい雰囲気になってきました。 前日車検が始まる頃には雷ギミの激しい降りに・・・。 当初、「日除けくらいはあった方が良いかも・・・、基地(パドック)っぽくなるし♪」 くらいの気持ち設置したタープですが、思わぬ大活躍♪ 意を決して(濡れるの覚悟で)、車検に向かう方達も出てくる中・・・。 なんせ、とりあえずは濡れないで済んでるモンだから、 ユルユルチームは動く気配を見せません。 考えてみれば、さっさと車検を済ませて飲みはじめちゃえばイイのにねぇ・・・。(笑) 小降りになり始めた頃、「今だ。」とXL500Sさんが動きはじめます。 出遅れた私メ・・・、アタフタと準備をして、後から車検へ向かいます。 この辺は、他の競技に参加して車検を受けたことのあるXL500Sさんと、 観戦ばっかりで、仲間が車検を受けているのを見ただけの私メとの差が出ます。 この差は、車検の場でも発動・・・。 ツートラの場合は、車体が競技で安全である事はもちろんですが、 「きっちり公道を走れる車体だよね?」って事が重点の車検だと思っていました。 この想像は、一応、合ってます。例えばホーン・・・。 私メの不安は、古い6V車のTL125のホーンが、 エンジン停止状態でもちゃんと鳴るかどうかという点だったりしてました。 TL125は、なんせ古い設計の6V車なので、エンジン停止時なんかは、この辺がかなり怪しげで、けっこう気まぐれです。 「ホーンも鳴らないバイクは、走っちゃダメ。」となるのかとドキドキ・・・。 前で車検を受けている方達を見て、 「おっ、電装系のチェックの時は、エンジンもかけてイイらしい・・・、それなら大丈夫。ホッ・・・。」 などと思っていたくらい・・・。 ところが実際は、電装系の前の車体チェック段階で何かを言われました。 「なんですって?」と聞き返すと、「スイングアーム、ガタついてるよ。」との事。 やばっ、想定外・・・。 「なに〜、スイングアーム直せって言われたら、なんとかできるんだっけ?軸受け周りの部品なんか持って無いぞ・・・。え〜っと、え〜っと・・・。」 と頭の中がグルグルしはじめたら、 すかさず横からXL500Sさんが 「締めときま〜す。」 との一言でクリア。 電装系のチェックも済ませ、無事車検完了。 後でXL500Sさんから聞いた話では、時々、リア周りがガタついてるって指摘は有るそうです。 だからと言ってどうにも出来ないので、すぐに「締めときま〜す。」と言ってしまう事が大事らしい・・・。 っま、確かに即座に壊れる物では無いし、締め込む事が、唯一の出来る対策である訳で・・・、なるほど〜。 逆に私メが心配していた電装系・・・。 国産車ってだけで、ほぼ問題無い雰囲気でした。 周りはほとんど外車で、しかも基本は準コンペマシン。 バッテリーレス設計が当たり前で、 それに無理矢理保安部品を付けて輸入したようなバイクばかりです。 アクセルを開けないとホーンが鳴らなそうな車体でも、車検はなんとかクリアしてました・・・。 チェックでは、たとえ古い6V車であっても、 最初から国内(公道)を走るように作ってある国産車なら、ランプ切れでも起こしてない限り問題ない感じ。 公道を使う競技である為、むしろ、ちゃんとナンバーが取ってある、確実に自賠責に入ってるバイクである事の方が重要そうな雰囲気でした・・・。 タハハ、っま、こんなモンか。(笑) すったもんだで、車検を済ませ、タープへ戻りました。 さりげなく車検の受付状況を見ていたXL500Sさん。 「一緒のグループの804の方、車検済んでたね。」と一言・・・。 チームメイト探しで、しばし会場をうろちょろしてみる事にしました。 ソロエントリーのNさんを発見し、 「ゴメンナサイ!思いっきりシロートです・・・。くれぐれもよろしくお願いします!」 とご挨拶・・・。 タープスペースを教えると「あそこね。後で行くよ。」との言葉・・・。 60代(!)のクールな印象の方でしたが、どうやら手慣れてそうな感じ・・・。 一安心してタープスペースへと引き上げ、一杯始めました。 しばらくしてんNさんもタープスペースへ合流。 割とメイン会場に近いスペースだったので、通りがかる方も多かったのですが・・・、 アチラコチラから声がかかり、Nさん、非常にお知り合いの多い方でした。類は友を呼ぶ?(笑) お知り合いには、かなりイロイロとやってそうな方もいらっしゃいました♪ バイクで遊んでいれば、そのうち、どこかでお会いしそうな気配・・・。 メイン会場の安比高原では、前夜祭なども行われて賑やからしいのですが・・・、 私達はすっかり腰を落ち着けててしまっており、移動もメンドーなので、そのまま、ダラダラとタベりながら飲んでおりました。 そこに突然、蕎麦のふるまいの案内放送が・・・。
「な〜んだ、こっちでも少しはイベントちっくな事をするのね〜♪」と嬉々として行ってみると・・・、イベントと言うより、お餅やら葡萄やらメロンやら・・・、本気でふるまいしてました。 これだけ沢山の食べ物を用意してるんだから、しっかりアピールして盛り上げちゃえばイイのに。もったいない。(笑) お腹も一杯になり・・・、 なんとも素朴な、それはそれでイイ雰囲気でしたけどね♪ エントリー年齢層が高いせいか、イベントに付き物のバカ騒ぎする方もなく・・・。 静かで、ゆったり時間を過ごせました。 |
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いよいよ今週末・・・、ツートラ参加です。
準備を進めております。 ヴァンちゃんなどは、旅人モードになってこんな感じ。 久々のルーフラック搭載の勇姿♪ タイヤも、使い切ってしまおうと考えていたスタッドレスから、夏タイヤに履き替え完了。 手前ミソながら、 この姿は、なかなかカッコよろし♪ ・・・でもね、こんな事やってる場合じゃないのです。 例えば・・・、ゼッケンプレートなんかは作ってる最中。 例えば・・・、肝心のバイクの方は、あと一押し修理が必要。 って、今週末でっせ、旦那!(笑)
今、足を引っぱてる作業はコレ。 風化影響でバラバラになりつつあるプラスチック部品のFRP化。 もうちょっとで出来そうだと思うと、ついそっちに手が出ちゃう・・・。 ・・・いやいや、そんな事してる場合じゃないって。 とりあえず、本当にダメな場所だけ仮処置して、走れる様にしなさいって! ちなみに私メ、典型的な「夏休みの宿題は最後まで溜めちゃう」タイプ・・・。 目の前に興味が引く物を見つけると、すぐにそっちに食い付いちゃって、やらなきゃイケない事を忘れちゃうタイプです。 結局、アチイを言い訳にして、バイクの車載用装備を充実する作業に没頭し、練習もせずの有様になってるなぁ・・・。 っま、ヴァンちゃんの準備完了で、行く為の準備だけは出来たか♪ ・・・しかも、ノーテンキ。明日は忙しくなりそうです。(笑) |
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「これがあると便利だな〜。」と思ってたアイテム。 ラチェット式のメガネレンチです。 工具は、なんとなくB級品は不安でね・・・。 せめて、JISマークが付いていて欲しいんですよ。ナメちゃった経験も多々ありますし・・・。 この手のラチェット・・・。 ちょっと有名な工具メーカーは、内外問わず、手を出して居ないようにも見えてたんです。 たぶん、作っていても、目玉が飛び出そうなくらい高そうな予感・・・。 それでもやっぱり便利そうなので、 いよいよ、安い物を買って試してみるかと探してみたら・・・。 TONEが作ってた♪ JISマークは付いていないけど(ひょっとして規格が決まってない?)、一応国産メーカー。 たぶん、TONEなら、ネジの規格はキチッと作ってあるはハズ。 ラチェット機構も、モツ自信があっての投入と信じたい・・・。 お値段もB級工具とそんなに変わらないので・・・、 嬉しくなって、いっぱい買ってきちゃった♪ ・・・、ってなノーガキこいてるけど・・・。 私メ、ココで嬉しくなっていっぱい買っちゃうあたりが、おバカさんなのかも。(笑) |
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バイクの実害としてはこんな感じ・・・。 これは修正後なのでシフト可能になってますが、あらぬ方向に曲がってしまった物を、数人がかりで直した姿。 しかもツーリング帰りで、ウチまであと4キロってところで・・・、脱落。(苦笑) この画像では兆候は見えませんが、どうも軸になってるボルトが折れたかゆるんだかして、脱落したみたいです。 とりあえず、リンケージごと外して、チェンジシャフトの受け金具を、直接蹴っ飛ばしてシフトしながら帰り着きました。 ・・・昔のトラ車か?(笑) シフトペダルは、メーカー欠品部品・・・。 体はねぇ、霊験あらたかな御札(湿布♪)で元気になるけど、部品はねぇ・・・。頭イタイ・・・。 |
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久々に、公道でコケました〜。何年ぶりだろう? トライアル参戦に向けての装備チェックもあったんで、 着てるのが、完全装備だったので、人の方は問題なし。打ち身少々・・・。 バイクの方も、シフトペダルがスネてしまった程度です。 ・・・ウチまであと4キロのところで取れちゃったけど・・・。 湿布はって、はよ寝よ〜っと! |
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え〜、大河川の近所にも住んでおりますが、 同時に、北の方まで続いている、ヒトケタ台の国道の近所にも住んでおります。 一応は関東圏なので、それなりの交通量です。 時折、「おっ?」と思うエンジン音が聞こえてくる事もあります。 その時々で、二輪であったり四輪であったり・・・、2stであったり4stであったり・・・。 マルチやらシングルやら、NAやらそうでないのやら・・・。 時には「なんじゃ、そりゃ〜?」と手が止まり、思わず見に行きたくなるようなエンジン音もあったりします。 たいていの場合、見に行きたくなる時の音は、そう思った頃には遠くへ行っちゃってて、 「早く遠くに行って・・・。」って思う音ほど、いつまでも近くに居るモンなんですけどね。(笑) フト、思うに・・・、 知らない間に、とんでもないモンの音も聞いてそうな気もするなぁ〜。 ・・・、以上、雑談でした♪ |
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